郷土史研究部を名乗る部活動に入った高校生キタローが、先輩の稲葉白兎に振り回されながら、村の取材や合宿旅行を通じて不思議な事件に関わっていく怪異譚です。舞台は、隠れキリシタンの郷として村興しを進める地方の村と、その周辺の学校・部活動。中心人物は、行動力のあるウサギ先輩と、彼女に逆らえないキタローです。物語は、取材や移動の先で起こる怪異や伝承を手がかりに進み、日常の部活動と伝奇的な出来事が重なる形で展開します。現時点では1巻構成のため、シリーズ全体はこの関係性と怪異事件の積み重ねを軸にまとまっています。続編や外伝は確認できません。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 田舎の村、郷土史、民俗学、オカルトを絡めた題材が新鮮。
- 伝奇やホラー寄りの不穏さと、ライトノベル的な先輩後輩の掛け合いが同居。
- 白兎先輩の変人ぶり、可愛さ、行動力が強く印象に残る。
- キタローの能力や二人の関係に謎が多く、先が気になる構成。
- 絵柄や表紙の雰囲気に惹かれて読み始める入口の強さがある。
こんな人におすすめ
- 民俗学、怪談、伝奇、オカルトミステリーが好きな人。
- かわいい先輩キャラと振り回される後輩の関係を楽しみたい人。
- 田舎の閉鎖感や怪しい村の空気感を味わいたい人。
- ラノベらしい軽さの中に不穏さや後味の悪さも欲しい人。
- 既存の学園ラブコメより、少し変化球の作品を探している人。
人を選ぶポイント
- 序盤は説明不足に感じやすく、置いていかれる印象がある。
- 二人の能力や過去がかなりぼかされ、消化不良に残りやすい。
- 会話や展開がゆるく、途中までダラダラして見える部分がある。
- 文体の軽さと題材の重さが合わず、違和感を覚える人もいる。
- ラブコメ要素の比重や主人公の見せ場に物足りなさを感じやすい。
テンポ・読後感
- 序盤は静かでゆるめ、終盤に向けて不穏さが強まる流れ。
- 村に入ってから空気が変わり、じわじわ怖さが増すタイプ。
- 事件解決は異能だけで押し切らず、現実的な嫌さが残る。
- 軽妙なやりとりと、禍々しい題材の落差が印象を作る。
- すっきり爽快というより、謎と後味の悪さが残る読後感。
キャラクターへの評価
- 白兎先輩は、変人だけど可愛い、好奇心旺盛で引っ張る側の存在。
- キタローは普通っぽく見えて、能力や内面にまだ掘り下げの余地が大きい。
- 二人の掛け合いはテンポが良い一方、関係性の説明不足が気になりやすい。
- 先輩に振り回される構図が楽しく、コンビ感を評価する声が目立つ。
- 謎の少女や周辺人物も含め、キャラ配置に今後の広がりを期待する反応がある。
巻一覧
鬼畜の僕はウサギ先輩に勝てない
この巻のあらすじ
郷土史研究部とは名ばかりでウサギ先輩(本名:稲葉白兎)の女子高生らしからぬ趣味を実践するだけの部活動に強引に入部させられたキタロー(本名:鈴木太郎)。今回誘われたのも隠れキリシタンの郷として村興しを始めた村の取材という胡散臭いことこの上ない物だった。合宿旅行と聞けば、たまらなく魅力的な話なのだが、どうせロクなことにならない……。と、思いつつも先輩の笑顔と行動力には逆らえないキタローであった。不思議な事件に巻き込まれがちなウサギと鬼の怪異譚、始まります。
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