構造レビュー
星評価
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
編集部
たのしくて気を遣わないラフな関係にあこがれる……。社会に疲れた方々に向けた、癒し時々過激な短編連作。
概要
編集部
1話1話が短編で構成されており、短く読みやすい作品である。 『このライトノベルがすごい!2024』にて新作部門6位、文庫部門8位を達成。
こんな人におすすめ
編集部
社会に疲れた方におすすめです。 ちょっと過激で、癒されるそんな関係にどこかほっこりする内容となっているため、少し疲れた時の癒しを得る作品に非常に良いです。
内容・特徴
編集部
元恋人同士の少し変わった不思議な関係が描かれた日常ドラマとなります。 一番の特徴は、元恋人同士ではあるがそこに縺れはなく、お互いにある程度の好意と信頼があるのために、成り立つ内容です。 元恋人との再会し、一緒に飲みに行き、そして一夜を共にする。 しかしそれに後悔するも、現実を忘れてただ2人で楽しいことだけをするという関係を結ぶ作品になります。
著者情報
編集部
持崎湯葉(もちざき ゆば) 2014年に『現し彩なす』で第13回スーパーダッシュ小説新人賞優秀賞し、『モノノケグラデーション』というタイトルに変更しデビュー。 2023年には、本作で『このライトノベルがすごい!2024』の新作部門6位、文庫部門8位を達成する。
イラストレーター情報
編集部
どうしま イラストレーターであり、本作で初めてライトノベルのイラストを手掛けた。 『どうしま書房』というサイトを運営しており、様々なイラストを挙げている。
メディアミックス状況
編集部
コミカライズ版が現在1巻を発売している。
緊急性
編集部
緊急性についてはあまりないと思います。 理由として、このライトノベルがすごい!2024では上位を達成したが、その後既に完結しており、アニメ化もされてない。 さらには2025年版ではランキングにも入ってきていないため、急いで読む必要はないと思われます。
評価点
編集部
短編連作というテンポよく読みやすい作品であることが1番の評価点になります。 また、キャラが個性的で飽きさせないやり取りや、ほっこりするのんびりした関係も非常に良く、気軽に読めるところが良い点です。
【おすすめキャラクター】 冬・糸 この作品は、とにかくこの2人の関係がかなり重要であるため、どちらがおすすめであるか優劣をつけれないです。 2人の距離感や空気感が非常に良く、波長の合ったやり取りに魅力があるためこの2人をおすすめのキャラとします。
評価が分かれる点・問題点
編集部
恋人ではない曖昧な関係という部分に引っ掛かりを持つ人は、少し評価が分かれる場合があると思います。 2人の関係を説明するのが難しく、何とも言えないうえ、再度付き合うのか不明瞭であるため、ラブコメ作品を期待している方には裏切られた気持ちになってしまうこともあるでしょう。
総評
編集部
非常に読みやすく、気軽に読める良い作品です。 内容に関しても、癒されるまったりした内容なのに、たまに入る重厚な深い内容もあるため緩急のある非常に深い物語となります。 キャラの個性もしっかりしており、とても読みやすいため非常に良い作品です。
ストーリーの説明
編集部
大学生の頃付き合っていた冬と糸が、偶然にも再会し一緒に飲みに行くこととなる。 そしてその後、酔った勢いに吞まれて再び関係を持ってしまう。 後悔する冬だが、糸が「謝っちゃだめ」と諭される。 お互い社会に疲れており、2人だけの時だけ大学生の頃のようなただ楽しいことだけをする関係となる。
キャラクターの説明
編集部
山瀬冬(やませ ふゆ) 24歳 ブラックなゲーム会社で働いている3年目の社会人。 大学時代に糸と付き合っていたのだが、時間的や精神的な問題から別れてしまった。 糸の影響で独特な言葉遣いをすることがたまにある。 再会した糸とは恋人ではない不思議な関係となる。 皆瀬糸(みなせ いと) 24歳 建築会社で経理として働いているOL。 冬の元カノであり、今はフリーな状態。 独特な言葉を使いが特徴で、少し変わった雰囲気の持ち主。 低気圧に弱く、頭痛に悩まされている。
設定・世界観の説明
編集部
世界観に関してはごく普通の社会人であるが、キャラの関係が非常に拘られているものとなります。 冬と糸2人の関係が深く考えられており、キャラ設定にこだわれられています。 他にはないとても変わった作品設定です。
話題性の説明
編集部
受賞は特にされていないが、「このライトノベルがすごい!2024」にて上位に入っている作品であるため、他作品に比べれば注目されている作品になります。 しかし、アニメ化がされるといった実績がないため話題性は他作品よりかは少しあると思うが、上位ほどではないといった評価になります。
初心者向けの説明
編集部
かなりいい作品であり、1話ごとの短編連作であるため、初心者でも読みやすいものとなります。 しかし、内容は少し通常の恋愛作品と異なり、社会の荒波の中でその現実を忘れようとする作品であるため、少し初心者向けというのは難しいものです。
読後感のよさの説明
編集部
何か奥の方にあるシコリが取れるような、そんな気持ちになれる読後感となっています。 1話ごとは短編連作であり、1話ごとに楽しめるものではあるのだが、全体的に読んでみると気になるシコリができてき、最後まで読むことで少しスッとした感じになれるものとなります。
テンポの良さの説明
編集部
1話ごとの短編連作であるため、非常に読みやすいです。 また、内容の起伏もしっかりしており、所々に考えさせられる内容も含められ、ちゃんと答えも描かれているため非常に読み進めやすい非常に良い作品と言えます。
読みやすさの説明
編集部
前述のテンポの良さの通り、非常に読み進めやすいものとなっています。 また、短編連作の内容であるため、区切りを付けて読む面においても、読みやすいです。
他のおすすめ作品
巻一覧
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。
感想を投稿するにはログインしてください。
まだ感想はありません。
