幼いころに聖女候補だったセレナは、いまは資産が尽きかけた伯爵家の令嬢として暮らしていた。そこへ持ち込まれたのが、第三王子ソルとの婚約話である。生活のために受けた婚約だったが、ソルは表向きの穏やかさとは別に、別人格のような「俺様ソル」の顔を持っていた。セレナはその奇妙な関係の中で、ナーバナ王国の聖女として扱われるようになり、王家の内情や継承をめぐる動きにも触れていく。個人的な婚約から始まった出来事が、聖女の役割、王子の事情、王国の将来へとつながっていく全2巻の物語。
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この巻のあらすじ
小さい頃に聖女候補だったオルレアン伯爵家の貧乏令嬢セレナ。 幸い(?)にも聖女に選ばれることなく、慎ましく生きてきたが、いよいよ資産が尽き……たところに舞い込んできたのが 第三王子ソル・トロワ・クラヴェル殿下との婚約話。
お金のための政略結婚による婚約者とはいえ、美しい顔立ちと優しい性格を持つソルに対する親愛の感情を持ち、仲良くやっていたはずのセレナだったがーー
「……今、なんとおっしゃいました?」 「だから、『ざまぁ』してほしいんだ」 「ソル殿下。『ざまぁ』してほしいだけでは、よく意味が分かりません!」
婚約破棄をしたいがために変なことを言い出した王子様だけど、それには深いわけがあるようでーー?
この巻のあらすじ
第三王子ソル・トロワ・クラヴェルと婚約し、 ナーバナ王国の聖女として認知されたセレナ・オルレアン。
しかし、どこまでも優しいソルの中には セレナが「俺様ソル」と呼ぶ、傲岸不遜なもう一人のソルがいた。
二人のソルに見守られ(?)ながら、聖女として成長していくセレナだが ソルの将来のため、俺様ソルは消えてしまうことに寂しい気持ちを持っていた。
一方、王位継承権をかけたレースにも動きがありーー!
ナーバナ王国の未来を担う、聖女と王子の物語、大団円の第2巻!
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