視界を他人に見せる超能力を持つ真田宗太と、盲目の少女・立花ひなたを中心に進む恋愛シリーズ。宗太の能力は、見えているものを共有するという形で関係に入り込み、二人の距離や会話の仕方に影響する。出会いから同居、交際、周囲の介入へと関係が変化し、旅行、海、露天風呂などの日常場面も挟みながら物語が続く。生活の近さと超能力の使い方が並んで描かれ、二人のやり取りがシリーズの軸になる。恋愛の進行と謎の提示が交互に置かれ、日常の延長にある出来事から物語の外枠が少しずつ見えてくる。後半では「アルテミスコード」の謎や「銀の箱舟」が前面に出て、もう一人の「かぐや姫」へと話が広がる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 超能力者が迫害され、能力を隠して生きる人々の立場が、ありふれた能力ものとの差別化になっている。
- 宗太とひなたの同居・学校生活を軸にした、初々しく甘酸っぱい恋愛模様。
- 軽快なギャグとキャラ同士のやり取りが、暗い事件描写とのコントラストを生。
- ムーンチャイルドへの偏見や理不尽な扱いに、憤りや共感を呼ぶ社会性。
- 二人の能力がセットで初めて活きる設定や、戦闘シーンへの好評。
こんな人におすすめ
- 恋愛要素とシリアスな事件が交錯する作品が好きな読者。
- 能力者ものや差別・迫害をテーマにしたダーク寄りのファンタジーに興味がある人。
- 鴨志田一の青春劇が好きだが、後期作より重いトーンも受け入れられる人。
- カップルのすれ違いから関係深化までのじれったさを楽しめる人。
人を選ぶポイント
- 表紙やあらすじから想像しにくいほど、グロテスクでエグい事件描写が多い。
- 差別、人体実験、爆破テロなど、後味の悪さややるせなさを感じる展開がある。
- モブから主要キャラまで容赦ない死が描かれる。
- 青ブタやさくら荘入門の読者には、作者の初期作として覚悟が必要。
- 終盤の着地や伏線回収に、物足りなさ・唐突さを感じる評価がある。
テンポ・読後感
- 日常の甘い恋愛イベントと、裏で進む謎・事件が交錯する二層構造。
- 表紙詐欺と言われるほど、ラブコメ色より社会派シリアスの比重が高い巻もある。
- すべてを救えない苦さと、それでも前を向く選択が問いかける独特の余韻。
- 中盤以降、複数巻分の話を圧縮したような密度や、不明点が残る展開へのもどかしさ。
- 事件の連続で物語が深まり、善悪が単純ではない正義の味わいが増していく。
キャラクターへの評価
- 宗太は理屈っぽさと、ひなたを守る一点への一途さが同居期から徐々に立つ。
- 盲目のひなたは素直な好意と、宗太のために頑張る健気さで読者の支持を集める。
- 二人の初々しい距離感や同棲生活のやり取りが、作品の救いとして機能している。
- 千歳や箱舟メンバーなど、魅力的だが描ききれていないキャラへの惜しみがある。
- 差別の構造に翻弄される敵側人物にも、根の純粋さからくるやるせなさが描かれる。
巻一覧
この巻のあらすじ
“自分の見ているものを他人に見せることができる”という使い道のない超能力を持つ真田宗太。そんな彼が盲目の少女、立花ひなたと出会って……。
この巻のあらすじ
とある事情で盲目の美少女ひなたと一緒に住んでいる真田宗太。京先輩からよけいな入れ知恵をされた天然ぼけ少女ひなたが接近大作戦をしかけてきて……。
この巻のあらすじ
晴れて“おつきあい”が始まった宗太とひなた。しかしその愛の巣には早々に京が居座ってしまい……。旅行、海、露天風呂とイベント盛りだくさんです!
この巻のあらすじ
宗太とひなたの間に生まれたアルテミスコードの謎を解くため、2人は“ずっと手を繋いでいる”ことになる。それはつまり、寝るときも食事のときもお風呂のときも一緒ってことで――!?
この巻のあらすじ
ひなたやゆうひとともに「銀の箱舟」に身を寄せることになった宗太。そこで、宗太はもう1人の「かぐや姫」に出会い――? 物語はクライマックスへ!!
星評価・感想
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legacy-37 3 古き良きラノベ感
異能バトル学園ラノベで推理要素もあるライトノベル。
1巻目は無難に面白かったので期待。 -
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