八年前の航空機事件を生き延びた少年・磯風奇跡と、並行世界から来た白髪の少女・潮乃女子猫を中心にした、世界の危機と恋愛条件が結びつく物語。舞台は現代の高校生活を基盤にしつつ、並行世界や地球滅亡の予測が持ち込まれる。磯風はかつて注目を集めたが、現在は普通の高校生として暮らしており、子猫は彼に「デレる」ことを求める。二人の関係づくりが、そのまま世界を救う手段として扱われるのが軸になる。シリーズは、二人の距離を少しずつ詰める過程と、危機への対応を中心に広がる。2巻では、再び迫る滅亡予測の中で学園行事を通じて関係を深める流れが示される。世界の存続と恋愛の成立が同じ課題として組み合わされている。世界の危機と恋愛条件が結びつく現代学園SFラブコメ。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- ボーイミーツガールとラブコメを軸に、SF・並行世界・部活ものの要素を詰め込んだ勢いがある。
- 主人公とヒロインの掛け合い、ツッコミの強さ、テンション高めの軽妙さが読みどころになっている。
- 濃いキャラが次々出てきて、サブキャラの立ち方や色物感を楽しめる。
- 文化祭や劇のようなイベント回では、関係性の変化や気持ちの確認がわかりやすく出る。
- イラストの印象が良く、表紙買い・タイトル買いの入口になりやすい。
こんな人におすすめ
- キャラの掛け合い重視で、細かい理屈より勢いを楽しみたい人。
- ラブコメにSFやメタネタ、パロディが混ざる作品が好きな人。
- ぶっ飛んだ設定や濃い登場人物を受け入れられる人。
- 1巻のカオスさより、2巻以降の読みやすさや関係性の進展を期待する人。
- 作品の粗さも含めて新人賞系ラノベの勢いを楽しめる人。
人を選ぶポイント
- 設定の詰め込みが多く、世界観や理屈の説明不足が気になりやすい。
- SF要素や並行世界の扱いが曖昧で、そこを重視すると引っかかりやすい。
- パロディやメタネタが多く、元ネタがわからないと乗りにくい。
- 心情描写や関係の積み上げが薄く感じられる場面がある。
- 展開が駆け足で、部活や日常の描写が物足りないと感じやすい。
テンポ・読後感
- 序盤は情報量が多く、カオスでごちゃついた印象が強い。
- 中盤以降はキャラ同士の掛け合いで進み、読みやすさが増す。
- テンポは速めで、勢いとノリで押し切るタイプ。
- シリアスとコメディが行き来し、軽さの中に少し熱さが混ざる。
- 1巻より2巻のほうが整理されて見やすい。
キャラクターへの評価
- 主人公はツッコミ役として立っていて、自虐やテンションの高さが印象に残る。
- ヒロインはデレ方がわかりにくい一方、強引さや一途さが目立つ。
- 子猫やタマのような新キャラは、ライバル性やぶっ飛び感で場をかき回す。
- 結婚相談部の面々は個性が強く、特殊な人材が集まる面白さがある。
- 一部の脇役はもっと出番がほしい、掘り下げがほしいと受け止められている。
巻一覧
この巻のあらすじ
第13回スーパーダッシュ小説新人賞特別賞!! 成就率(じょうじゅりつ)0.000000001%のラブコメ 八年前“最悪の奇跡”と呼ばれた航空機事件を乗り切った《奇跡の少年》磯風奇跡(いそかぜきせき)。一時(いっとき)、世界の注目を集めた彼だったが、時とともにその存在は忘れ去られ、二次元美少女が大好きな普通の高校生となっていた。ある時、白い髪と薄い紅の瞳を持つ少女・潮乃女子猫(しおのめこねこ)と邂逅する。並行世界から来た子猫は自分の世界を救ってほしいと磯風に頼み、驚くべき方法を発表する。 「磯風奇跡君。私にデレてくれないか?」「はい?」 子猫は自分と磯風が結婚する(デレる)ことによって世界が救われると話す。しかしその成就確率は0.000000001%だった。 果たして二人は無事誓いの言葉(フラグ)を立てる事が出来るのか!!
この巻のあらすじ
千億分の一の確率を制して地球を滅亡から救った磯風と子猫だったが、またも数年後に地球が滅ぶとの予測が! またイチから関係を深め合うことになった2人の距離は、学園祭で縮めることができるのか!?
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