“終末の厄災”から千年後の大陸ファラディースを舞台に、悪魔憑きの少年ソーマと少女悪魔メルヴィーユが各地を旅する物語。ソーマは故郷を滅ぼした兄トーマの行方を追い、悪魔学者の街、賢者の石を狙う少女、天使憑きの騎士、失伝機械群が引き上げられる湖などの事件に関わっていく。旅の途中で、教会と“箱船”の伝承、聖都をめぐる動きが重なり、個別の騒動が世界の行方へつながっていく。悪魔召喚や悪魔憑き、天使憑き、ロスト・アーティファクト、教皇の予見といった要素が並び、兄探しの旅が宗教勢力の対立と結びつく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 王道の復讐バトルファンタジーとして、少年の旅と因縁の対決がわかりやすく追える。
- ソーマとメルヴィーユの掛け合いが軽妙で、相棒感や距離感の変化が読みどころになる。
- ファムやロウなど脇役も立ち位置がはっきりしていて、キャラの動きで物語を引っ張る。
- 世界観の土台がしっかりしており、悪魔・天使・失伝機械群の要素が物語の厚みを出している。
- 3巻完結でも伏線をまとめ切る構成が評価され、最後まで読み切った満足感が残る。
こんな人におすすめ
- 王道ファンタジーやバトルものを、テンポよく読みたい人。
- 主人公とヒロインの掛け合い、相棒関係を楽しみたい人。
- 世界設定や謎解き要素を少しずつ拾いながら読むのが好きな人。
- 3巻前後でまとまる作品でも、密度や完結感を重視する人。
- 多少駆け足でも、最後まで形にした終わり方を受け止められる人。
人を選ぶポイント
- 物語の進みがかなり速く、終盤は情報量が多くて駆け足に感じやすい。
- 連載継続を前提にしたような構成があり、巻数の短さを惜しむ声が目立つ。
- 主要人物の掘り下げに偏りが出る巻があり、出番の少ないキャラもいる。
- 独自色よりも王道の安定感が前に出るため、強い新鮮味を求めると物足りない。
- 途中巻では事件の比重が大きく、物語全体の見通しがつかみにくい場面がある。
テンポ・読後感
- 全体はテンポが良く、会話と移動と戦闘が軽快につながる。
- 序盤はやや地味でも、キャラが揃うほど勢いが出て読みやすくなる。
- バトルは熱量があり、終盤に向けて一気に盛り上がる構成が多い。
- 断章やあらすじの補助で、間が空いても入り直しやすい作り。
- 3巻目は特に収束感が強く、濃密だが慌ただしい印象も残る。
キャラクターへの評価
- ソーマはクールだが根は優しく、見捨てきれない性格が好感を集める。
- メルヴィーユは積極的で可愛く、ヒロインとしての存在感が強い。
- ファムは旅に賑やかさを足す一方、巻によっては活躍の濃淡が出る。
- ロウやトーマは過去や立場の描写で印象が変わり、敵味方の輪郭が立つ。
- 脇役も含めてキャラ配置が王道で、関係性の見せ方が読みどころになる。
巻一覧
この巻のあらすじ
“終末の厄災”より千年──悪魔と魔法と失伝機械群が支配する大陸ファラディース。少年ソーマは、美しき少女悪魔メルヴィーユと契約し、共に世界を旅していた。悪魔を召喚し、故郷を滅ぼした実の兄を探して。 旅の途中、二人は高名な悪魔学者が住む街デルナに立ち寄る。異国のメイドと、父のような悪魔学者。そこで二人は、街を揺るがす大事件に巻きこまれてしまう。 悪魔憑きの少年ソーマと、少女悪魔メル。その旅が“世界の命運”を握ることを、二人はまだ知らない──。
この巻のあらすじ
少女悪魔メルと悪魔憑きの少年ソーマは、仇であるソーマの兄を探し、世界を旅している。賢者の石を狙う少女ファムも加わり、旅はより賑やかに。 旅の最中、ソーマの前に“天使”憑きの騎士が立ちはだかる。長剣を駆使する騎士に苦戦し川に落ちたソーマだったが、その間に騎士とファムの行方が知れなくなってしまう。ファムを探すソーマたちがたどり着いたのは、失伝機械群(ロスト・アーティファクト)の引き上げで賑わうクレオン湖だった。 悪魔と魔法と失伝機械群が支配する大陸を舞台にした、デーモニックアクション第2弾!
この巻のあらすじ
ソーマとメルがファムにいざなわれ訪れた“箱船の守り人(ネフィリム)”のアジト。しかしそこは、何者かに壊滅させられた後だった。襲撃者は、世界を守るはずの教会。その事実を知ったとき、ソーマは信じてきた教会の闇を暴く決意をする。一方聖都では、教皇ディアドラが世界の滅亡を予見。箱船が人々を救うとし、民衆を街へと集めていた。 果たして古の伝説“箱船”は、人々を救うのか、それとも滅ぼすのか。人と悪魔との最後の戦い。そしてソーマとトーマ、因縁の兄弟の邂逅。すべては教会の総本山、聖都で決着する――!!
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