覇壊の宴
- 著者
- 日昌晶
- イラスト
- やまさきもへじ
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 2000-2001
- 巻数
- 2巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで / BOOK☆WALKER: 1巻まで
会社で左遷されたサラリーマン鈴木が、異世界のような新世界へ送られ、戦争や陰謀、魔物の脅威に巻き込まれながら生き延びようとするファンタジーシリーズです。舞台は血の匂いが漂う政治的に不安定な異界で、ドラゴンやエルフ、武装組織が入り混じります。中心人物は、冒険者というより会社員感覚を引きずる鈴木で、相棒や周囲の人物とのやり取りを通じて事件に関わっていきます。物語は、左遷先での生存と任務、そして新世界の権力関係や対立の中で起こる出来事を軸に進みます。シリーズ全体では、異世界の政治状況と鈴木の立場が変化しながら、危険な依頼や騒動に巻き込まれる構図が続きます。続編では、半年後の新世界での別件や新たな任務が描かれます。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 現実社会とファンタジーが交差する設定がある。
- 断片的な描写から世界の背景を想像させる作り。
- 都合のいい展開に寄らない、厳しめの手触り。
- 一般人の視点で異世界に入る構図が目立つ。
こんな人におすすめ
- ぬるい活躍やご都合主義の少ない異世界ものを読みたい人。
- 断片情報から世界観を補完する読み方が好きな人。
- 明るい逆転劇より、現実的な不条理を味わいたい人。
- アンチテーゼ的な異世界作品に興味がある人。
人を選ぶポイント
- 展開を詰め込みすぎに感じやすい。
- 主人公が活躍しないまま進むため、爽快感は薄い。
- 盛り上がりやカタルシスを求めると物足りない。
- キャラクターの扱いがあっさりして見える場面がある。
テンポ・読後感
- 断片をつなぐように進み、全体像は読み手が補う感触。
- 情け容赦ない描写が続き、重く乾いた空気が強い。
- 事件の派手な逆転より、停滞や不条理が前に出る。
- 余韻はあるが、すっきりした読後感にはなりにくい。
キャラクターへの評価
- 主人公は頼りなさが強く、能力面で目立ちにくい。
- 脇役も人数は絞られているが、掘り下げは薄め。
- 主要人物の背景は断片的に示される程度。
- エルフ娘など一部の扱いに物足りなさが残る。
巻一覧
この巻のあらすじ
「た、たすけてぇ~!」鈴木は声にならない悲鳴を上げていた。目前には人血と涎が滴るドラゴンの牙が迫っている。なんでこんなことになってしまったのだろう。会社の上司に嫌われ左遷されてやってきた“新世界”。ファンタジー小説そのままのようなこの異界で、冒険への期待がなかった訳じゃあない。でも理想と現実は大違い。戦争で人は沢山死ぬし、ドラゴンに喰われそうになるしと、ろくでもないことばかりが起きる。エルフのメイドは可愛いけど、これで月給15万円じゃやってられないよ~。血の匂いに満ち、陰謀渦巻くファンタジー世界で、平凡なサラリーマン鈴木君は生き延びることが出来るか!?第11回ファンタジア長編小説大賞準入選!期待の新鋭による、サスペンスフルな腰抜けファンタジー登場。
この巻のあらすじ
「どえぇぇぇぇぇ~」あれから半年、鈴木は新世界でまたも悲鳴をあげていた。目の前では様々な武器を構えた男達が彼を睨み付けている。そもそもの間違いは会社の落とし紙をちょっと拝借しようとしたことだった。人事部長に見つかって左遷され、新世界でペガサスを探すという謎の仕事をやらされる羽目に。相棒の深澄くんは可愛いけど一緒にいると疲れる性格だし、おまけに武闘派環境保護団体“ネイチャーエンジェルス”に密猟の疑いで捕まって殺されそうになるしと、これじゃ特別手当でももらわないとやってられないよ~!政治的混迷を深める新世界で繰り広げられる事件に、またも巻き込まれてしまった平凡サラリーマン鈴木の運命は?ハードな舞台設定とへなちょこな主人公が絶妙のハーモニーを奏でる、話題の腰抜け戦記ファンタジー第2弾。
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