戦国時代の日本へ時空を超えて飛来した宇宙輸送船『カナガワ』と、そのクルーたちを中心に進む歴史改変シリーズ。織田家の家臣として動く光輝たちは、火器や物資、輸送力を背景に、合戦だけでなく領地の統合、普請、婚姻、政局への対応に関わっていく。物語は伊勢志摩や関東での勢力拡大から、天下統一後の朝鮮出兵、信長死後の権力移動、織田幕府と津田家の対立へと広がり、戦国史の大きな転換点をたどる構成になっている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 未来の技術や物資を戦国に持ち込み、銭と火力で状況を押し切る発想が新鮮。
- 内政、交易、外交、軍事がつながって進み、勢力拡大の手触りがわかりやすい。
- 史実の人物や合戦を大胆に組み替えるので、歴史IFとしての見どころが多い。
- ほっこりした空気と容赦ない戦の落差があり、軽さと緊張感の両方を楽しめる。
- 細かい調査や小ネタ、食文化や流通への目配りが読みどころになっている。
こんな人におすすめ
- 戦国IFや歴史改変を、難しく考えずにテンポ重視で読みたい人。
- 内政チート、資源運用、兵站の工夫に面白さを感じる人。
- 史実の有名武将が別の動きをする展開を楽しみたい人。
- シリアス一辺倒より、少し脱力感のある読み口を好む人。
- WEB発の長編を完結まで追いたい人。
人を選ぶポイント
- 合戦の勝敗が火力優位でまとまりやすく、戦闘の変化はやや単調。
- 勢力争いや政治の細部は流し読みしやすく、重厚さは控えめ。
- 展開が飛ぶ箇所があり、場面転換で読みにくさを感じることがある。
- 史実どおりの流れを期待すると、かなり大胆な改変に戸惑う。
- 盛り上がりより安定感を重視した作りで、派手な山場は少なめ。
テンポ・読後感
- 全体は軽快でサクサク進み、読み口はかなり軽い。
- 未来技術の投入で展開が早く、安心して見ていける。
- 戦は容赦ないが、空気はどこかとぼけていて重苦しさは薄い。
- ところどころで話が飛ぶため、勢いはあるが滑らかさはやや不安定。
- 終盤まで含めて、派手さよりも着実に進むタイプの印象。
キャラクターへの評価
- 主人公は飄々としていて、無茶な状況でも淡々と乗り切る印象。
- 付き添う妻が有能で、技術面や軍事面で存在感が強い。
- 信長はカリスマと無茶振りの両面で印象に残る。
- 伊達政宗や細川幽斎など、史実の人物が強い個性を持って動かされる。
- 周囲の武将は脳筋寄りに描かれ、主人公側の異質さが際立つ。
巻一覧
この巻のあらすじ
『八男って、それはないでしょう!』のY.A最新作が登場! 時は戦国、一隻の宇宙船が時空を超えて日本へ飛来する。織田家家臣となった宇宙輸送船『カナガワ』のクルーたちの明日はどっちだ!
この巻のあらすじ
伊勢志摩の統一に成功した光輝は、信長の妹お市を娶り、実質織田家のナンバー2に成り上がっていた。一方、清輝にも待望の嫁ができ、時は永禄八年五月、俗にいう永禄の変を経て、足利義輝亡き後のゴタゴタが始まる。
この巻のあらすじ
天下統一を進める信長の前に、遂に『風林火山』の旗印が立ち塞がる。常勝の新地軍をもってしても一筋縄ではいかず……。戦とグルメと時々信長! 甲斐、関東に舞台を移し、光輝たちの奮闘が始まる!
この巻のあらすじ
津田家による関東経営が順調に進む中、足利義助の暗躍により上杉景虎が関東へ出兵。光輝は返り討ちにするも、意図せず領土が増えてしまい結局多忙化は進む一方。着々と平定は進み、ついに天下統一となるのだが……。
この巻のあらすじ
天下統一を果たし、順風満帆の信長。だが、進むも地獄退くも地獄となってしまった朝鮮出兵で頭をかかえるはめに。そして「人間五十年」を通り過ぎたその身は、徐々に老衰の波に飲まれていくのだった……。
この巻のあらすじ
織田信長が世を去り、その嫡男信忠が跡を継ぐことで歴史は再び紡がれていく。 葬儀後、信長の遺書を通じ、神社仏閣の増改築事業を信忠の手柄とすべく、光輝は淡々とその使命を全うしていく。 どうしても手の回らないところは、個人的な嫌悪を度外視して細川幽斎に協力を仰ぐ光輝。 だが、当の幽斎の光輝嫌いはどうにもならない域に達しており、仕事はするものの一人悪態をつき続けるのであった。 そして思いもよらぬ信忠の急死、さらには織田幕府と津田家との関係に決定的な溝が生まれるや、光輝の落胆と幽斎の憎悪は戦へと姿を変え、両者を決戦の地、関ヶ原へと誘うのであった。
この巻のあらすじ
遂に、織田幕府軍と津田軍による関ヶ原の戦いが始まった。 勝算を持って挑む細川幽斎は攻勢を強め、兵数では劣るが火器と物資が桁違いにある光輝たちは守りに徹していた。 いずれ津田軍は補給切れを起こす、それこそが幽斎の勝機であったが、さすがに物量の桁が違いすぎた。 そしてその事実を知ることもなく、津田軍に包囲され織田幕府軍は敗走へと突き進むのだった……。 戦国の世を駆け抜けた光輝たちの、波乱に満ちた日々もいよいよ大詰め! 一人また一人と逝く戦友たちを送りながら、寄る年波に身を委ねる光輝の夢に現れた者とは……!?
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