奥黒比呂が、かつて異世界アレーティアで《軍神》として国を救い、記憶を失って現代へ戻ったのち、1000年後の同じ世界へ再び召喚される物語。舞台は、彼の過去の戦いが神話として語られる帝国と周辺諸国で、皇位継承や国境戦争、魔族の侵攻が交錯する。中心人物は比呂と、千年前の盟友の血と意志を継ぐ皇女リズ。比呂は失われた記憶と過去の因縁を抱えつつ戦局を動かし、リズは彼の背を追いながら成長していく。物語は大陸規模の戦争と政治工作を軸に進み、各国の思惑や旧友・旧敵の再登場を通じて広がっていく。シリーズは本編完結まで続き、比呂とリズを中心に大陸情勢が段階的に変化していく。続編・外伝・短編の情報は確認できない。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 比呂の戦闘力と軍略が両方とも突出していて、敵を押し切る展開が痛快。
- リズの成長が大きく、序盤の支え役から並び立つ存在へ変わっていく流れが熱い。
- 国同士の戦争、策謀、過去の因縁が少しずつつながっていく構成が見どころ。
- 章ごとの山場がはっきりしていて、読み進める手応えがある。
- イラストやキャラの見せ場が印象に残りやすい。
こんな人におすすめ
- 俺TUEEE系の無双展開を気持ちよく読みたい人。
- 戦闘だけでなく軍略や政治の駆け引きも楽しみたい人。
- リズの成長やヒロインの存在感を重視する人。
- 細かな理屈より勢いと爽快感を優先したい人。
- 長編で因縁の回収や積み上げを追いたい人。
人を選ぶポイント
- 主人公が強すぎて、周囲の動きがやや薄く感じられる。
- 説明をかなり省くため、世界観の細部は掴みにくい。
- 展開が順調に進みすぎて、緊張感が弱い巻もある。
- 伏線や謎を深く掘るより、勢い重視の作り。
- 巻によっては区切り方が強く、続き待ちのもどかしさが残る。
テンポ・読後感
- テンポは速めで、戦況や勢力図が次々動く。
- 無双と策謀が交互に来て、読後感はかなり爽快。
- 中盤以降は因縁や過去話が増え、物語の厚みが出る。
- シリアス寄りでも、比呂とリズの関係が軽さと熱さを両立している。
- 終盤に向けて一気に収束していく流れが強い。
キャラクターへの評価
- 比呂は圧倒的な強さと冷静さが目立ち、頼もしさと危うさが同居する。
- リズは健気な支え役から、実力でも存在感でも前に出るようになる。
- アウラは軍人らしい見せ場があり、知略面でも印象を残す。
- クラウディアや黒辰王は、味方か敵か読みにくい立ち位置が面白い。
- 脇役も含めて関係性の変化が大きく、キャラ同士の距離感が見どころ。
巻一覧
この巻のあらすじ
奥黒比呂(おうぐろ ひろ)はかつてアレーティアという異世界に召喚され、《軍神(マルス)》として仲間と共に国を救い、周辺諸国を征服することで一大帝国を築きあげた。 その後、比呂は全てを捨てる覚悟を決め、記憶を失う代償に現代へと帰還する。 日々幸せを謳歌していた比呂だったが、なんの因果か再び異世界に喚び戻されてしまう。 ――そこは、1000年後のアレーティアで!? 過去の栄光が『神話』となった世界で、『双黒の英雄王』と呼ばれた少年の新たな『神話伝説』が幕を開ける!
この巻のあらすじ
“果てなき絶望(デスペレイション)"は戦場で仇敵の魔族と対峙する!! 平和な元の世界から異世界に転移し、《軍神》の記憶を取り戻した奧黒比呂。 彼は第六皇女のリズより、皇帝から王都へ招聘の手紙を受け取る。 第二皇帝の末裔と名乗った比呂を待ち受けていたのは、予想を遥かに超えた待遇、第四皇子として王位継承権を得ることだった。 功績を上げれば王位継承権を昇格すると告げられた比呂は、戦果を挙げるため、リヒタイン公国との国境線で覇を挙げよと戦線への参加を命じられる。 だが、戦場にはリヒタイン公国軍だけではなく、第三の勢力の存在が――!? 再び《軍神》の力が解放される異世界“神話"ファンタジー、第2巻!
この巻のあらすじ
リヒタイン公国との戦いを制した奥黒比呂は、国王より功績を讃えられるとともに新たな任務を命じられる。その内容は“紫銀姫”と呼ばれるレベリング王国の王女・クラウディアの成人の儀へ出席するという穏やかなものだった。何事もなく終わるはずだったレベリング王国での祝宴。しかし、王太子のクーデターによって王国全土を巻き込んだ戦いへと発展してしまう。クラウディアの手を借りて王都を脱出した比呂は反撃の機会を窮うが、孤立無援の二人にはわずかな戦力しか残されておらずー!?再臨した“軍神”にさらなる試練が襲いかかる!激変の第3巻、開幕ー!
この巻のあらすじ
第六皇女・リズの敗退、《軍神乙女》アウラの孤立――。その知らせを聞いた比呂は急ぎ帝都へ帰還する。しかし、皇帝から拝したのは「アウラを見捨てよ」という無慈悲な下命だった。《軍神》に届きうる才を失う痛手を避けるべく、比呂は僅かな兵を率いて出立を決める。行き先は戦場のフェルゼン属州ではなく、裏で糸を引くドラール大公国――。一方、敗北し囚われの身となったリズは、グランツ大帝国に復讐を誓う亡国の皇女・スカアハと対面を果たす。怒りを露わにする彼女が携えた槍の名は《氷帝》――《炎帝》と相反する属性を持つ氷槍で!? 果たしてリズは比呂と再会することができるのか……!? 激動の第4巻、開幕!
この巻のあらすじ
フェルゼン属州でリズとアウラを救い出した比呂は、皇帝の召喚状を受けて大帝都への帰路を行く。 自分の考えで歩き始めたリズを見て、グランツ大帝国『千年の大計』の再現に確信を得た比呂はついに行動を開始する。――すなわち、他の王位継承者を失脚させ、リズを玉座につける計画の始動を。 次に踊る舞台は大帝都。第一皇子シュトベルと再びの邂逅を果たしたのもつかの間、北方の第二皇子セレネも姿を現し、ますます空気が張り詰めていく。皇帝との謁見にて、突如シュトベルは皇位継承権の放棄を宣言する。事態に騒然となる謁見の間。そして転がるグランツ大帝国皇帝の――――死体。
この巻のあらすじ
シュトベルの暗躍を食い止めることができなかった比呂とリズ。帝国内の混乱を避けるため、グランツ大帝国皇帝の死は隠された。しかし畳みかけるかのように帝都へ届く、六ツ国の侵攻とシュタイセン共和国による国境線への軍配備の知らせ。南方の防衛をリズたちに任せ、比呂は六つ国の軍勢十五万を食い止めるべく、僅か二万の兵を率いて西方へと向かう。第二皇子セレネやレベリング王国女王クラウディアと密約を交わし戦場へ向かう比呂だったが、かつての盟友《黒天五将》の末裔と刃を交えることになり……!? 再臨した《軍神》が帝国の未来を想い選ぶ道とは。衝撃の第6巻、開幕……!!
この巻のあらすじ
《軍神》の死。その知らせはグランツ大帝国を駆け巡り、民は嘆き、悲しみ、そして怒りに震えた。比呂を喪ったリズ達の心の傷もまた深く、しかし六つ国との戦が彼女たちに悲しみに暮れることを許さなかった。一方、六つ国軍は取り逃がした《軍神》への対処を巡って2つに割れ、弟を殺されたルカは憎悪のままに虐殺を開始する。六つ国が侵攻を再開し、対応に追われる帝国のもとへ救援に現れたのは、レベリング王国女王クラウディア。そして彼女の傍らには仮面の男――《黒辰王》の姿があった。 《軍神》を喪った世界は、新たな局面を迎える。震撼の第7巻、開幕……!
この巻のあらすじ
比呂とリズ、2人の道が分かたれてから2年の月日が流れた――。 皇帝や《軍神》を喪った傷は根深く、権勢に綻びを見せ始めるグランツ大帝国。その中枢では、強く、美しく成長したリズが、ローザ達に支えられながら力を振るっていた。そしてリズは南方からの要請を受け、隣国であるシュタイセン共和国の新たな指導者を巡る争いに身を投じる。一方、《黒辰王(スルト)》としてバウム小国に身を置く比呂もまた、ある思惑からシュタイセン共和国へと赴くのだった。 群雄割拠の大陸を舞台に、リズの「王道」と比呂の「覇道」が絡み合い、新たな時代を紡ぎ出す! 怒涛の第8巻、開幕……!!
この巻のあらすじ
かつてはグランツ大帝国に並ぶほどの権勢を誇りながら、度重なる戦火に焼かれ、六ツ国に支配されるに至った悲劇の地――フェルゼン。喪われたフェルゼン王家唯一の生き残りにして《氷帝》の使い手であるスカアハは、盟友であるリズ達と共にいよいよフェルゼン奪還に臨む。悲願である祖国復興に燃えるスカアハの瞳――しかしその奥には、あまりにも悲痛な覚悟と焦燥があった。 一方、ある思惑からフェルゼン奪還に協力する《黒辰王》。スカアハやローザとの対面を果たす中、成長したリズの姿には異常なほどの動揺を見せ……? 戦場に雷鳴轟き、大陸はさらなる激動の時代へ! 第9巻、開幕……!!
この巻のあらすじ
激化する六ツ国との戦争の中、敵の支配下にあるフェルゼンの新王都サンディナルに迫るリズ達。しかし、シュトベルとの決着の果てに“氷帝”を失ったスカアハは深い眠りから覚めずにいた。一方、アングイスの女王ルシアと密かに接触した“黒辰王”は、彼女と約定を交わして六ツ国の中枢へとその手を伸ばしていく。大陸の歴史が大きく動く中、その裏で暗躍してきた“黒死郷”は新たな動きを見せ、さらなる深淵に潜む“無貌王”の影が像を結び始める。千年にも及ぶ憎悪を湛え襲い来る復讐者を相手に比呂はー!?混迷極める大陸を切り開く第10巻、開幕…!!
すべての巻を見る(全13巻)
この巻のあらすじ
《無貌王》、復活!
北方の壁が崩壊し、帝国に迫りくる魔族の軍勢。 立ち向かう第二皇子セレネを、「無貌王」の脅威が襲う。 一方、六ツ国では、ついに対峙したリズと比呂の激戦が繰り広げられていた。 炎帝以外の精霊剣五帝を従える比呂を相手に苦戦を強いられるリズだったが……!?
この巻のあらすじ
“精霊壁"崩壊……!
初代皇帝アルティウスの遺骸を乗っ取り、ついに復活を果たした《無貌王》。 仇敵と対峙する比呂の胸中には、千年前に“黒椿姫"--先代《黒辰王》と交わした約束がよぎる。 一方、“精霊壁"崩壊の報はリズ達にも届き、大帝都へと迫る“化物"の軍勢と比呂の動向を憂慮するリズだったが、グランツ大帝国の混乱に乗じようとするヴァニル三国の対処に向かうのだった。 ローザ、スカアハ、ヴァイスといった仲間達がリズの元に集う中、アウラはリズのために智謀を巡らしていてーー!? “軍神乙女"が戦禍の中で想いを繋ぐ第12巻、開幕!!
この巻のあらすじ
奥黒比呂はかつてアレーティアという異世界に召喚され、《軍神》として仲間と共に国を救い、周辺諸国を征服することで一大帝国を築きあげた。 一度は元の世界に帰還した比呂だったが千年後のアレーティアに舞い戻り、千年前の盟友アルティウスの血と意志を継ぐ皇女リズと運命の出会いを果たす。 リズを導く比呂と、彼の背を追い成長を重ねるリズ。 仲間達に助けられながら数々の試練を超えたリズは、《無貌王》との決戦でついに比呂と並び立つのだった。 一方、千年前より続く比呂の“計画”は最終段階を迎え――。 “軍神”と“紅髪皇女”が駆け抜けた新たな、そして最後の『神話伝説』、ついに完結!!
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