死神に戦闘技術と知識を叩き込まれた少女オリビアが、王国軍の志願兵として戦場に身を投じる軍記ファンタジーシリーズ。舞台は大陸規模の戦争が続くファーネスト王国とアースベルト帝国を中心とした諸国で、軍の編成や同盟、各戦線の攻防が物語を動かす。中心人物は、漆黒の剣を携えたオリビアと、彼女を取り巻く王国軍・帝国軍の将たち。戦場での戦闘、軍の指揮、死神の行方を追う個人的な目的が並行し、物語は戦線の拡大とともに国家間の対立、周辺勢力の参戦、黒幕の存在へと広がっていく。後半では亡者や屍人軍も絡み、戦争の構図がさらに複雑になる。7巻は上下巻構成で、物語の区切りが分かれている。続編・外伝の情報はこの入力では明示されていない。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- オリビアの圧倒的な戦闘力がそのまま爽快感につながっている。
- 無邪気さや食べ物好き、常識のズレが強さ一辺倒にならない魅力になっている。
- 戦場での活躍だけでなく、部下や仲間との掛け合いが読みどころになっている。
- 戦記としての戦況変化や各国の思惑が少しずつ広がっていく構成が追いやすい。
- 伏線や家名、死神ゼットの背景など、先の展開を気にさせる要素が散りばめられている。
こんな人におすすめ
- 主人公最強系の無双展開を気持ちよく読みたい人。
- 戦記・軍記ものの雰囲気とキャラの可愛さを両方楽しみたい人。
- オリビア、クラウディア、アシュトンの関係性や会話を重視する人。
- 複雑すぎない戦況整理でテンポよく読み進めたい人。
- 伏線や国同士の動きが今後どうつながるかを追いたい人。
人を選ぶポイント
- オリビアが強すぎて、敵との張り合いが薄く感じられる場面がある。
- 戦いの勝ち筋が見えやすく、驚きより爽快感寄りの展開が続く。
- 戦記としてはやや薄味に感じる人もいる。
- 主要キャラ以外の掘り下げは巻によって差がある。
- 作品の核にある死神設定は、現時点ではまだ活かし切れていない印象がある。
テンポ・読後感
- 戦闘はテンポが速く、劣勢から一気に押し返す流れが多い。
- 章ごとに戦場や国の動きが切り替わり、展開は軽快。
- シリアスな戦争描写の合間に、オリビアの天然さが緩衝材として働く。
- 緊張感と可愛さ、痛快さが同居した読み味になっている。
- 巻を追うごとに戦場の規模や不穏さが広がっていく。
キャラクターへの評価
- オリビアは最強なのに抜けていて、可愛いと怖いが同居する。
- クラウディアは忠義心が強く、オリビアを支える存在として好感が高い。
- アシュトンは策士として頼れるうえ、オリビアとの会話が人気。
- オットーは厳しい上官として印象に残り、オリビアが苦手な相手としても目立つ。
- フェリックスや各国の有能な将帥が、戦記パートの見応えを支えている。
巻一覧
この巻のあらすじ
銀の髪をなびかせ、漆黒の瞳を宿した少女は戦場を疾駆する。漆黒の剣を携え、無邪気な笑みを湛えながら数多の敵を屠る少女の名はオリビア。 幅広い知識と戦闘技術を、自らを死神と称する存在に叩き込まれた少女であった。 オリビアが15歳を迎える日、死神は忽然と姿を消す。手掛かりを求め、オリビアは王国軍の志願兵として戦火へと身を投じていくことを決意したのだった。 時は光陰歴九九八年。王国は大陸に覇を唱える帝国に対し、苦戦を余儀なくされていた。 次第に苛烈さを増す戦場で、常識知らずの無垢な少女は王国軍 “最強の駒”として、英雄の道を歩み出す――!
この巻のあらすじ
最強の少女vs紅の騎士団!!
死神から授かった漆黒の剣を手に戦場を駆け、ファーネスト王国の南方戦線へと勝利をもたらした銀髪の少女・オリビア。 久方ぶりの勝利に浮かれる王国だったが、間を置かずして舞い込んだのは、北方戦線を維持していた第三軍、第四軍が壊滅したとの報だった。 状況を打破すべく、オリビアを有する第七軍は制圧された地域奪還の命を受け、北方戦線へと進軍を開始する。 一方、帝国軍の指揮を執るのは、帝国三将が一人にして紅の騎士団を率いるローゼンマリー。 濃霧が覆う渓谷で、戦いの火蓋が切られようとしていたーー! 王国軍“最強の駒"として、常識知らずの無垢な少女が戦場を駆ける、第二幕!
この巻のあらすじ
北方戦線にて、ローゼンマリー率いる紅の騎士団を退けたオリビアたち。 一方、中央戦線を孤軍で支えていた王国第二軍は、帝国の元帥率いる天陽の騎士団の参戦により、窮地へと追い込まれていた。 戦線の崩壊を予見した王国は、常勝将軍として名を馳せたコルネリアス元帥率いる第一軍で迎え撃つ決断を下す。 さらに、オリビアも別働隊を率い、第二軍救援のため行軍を開始する! そんな中、二国を監視し、機を窺っていた存在も遂に始動。大陸を巡る戦況はさらに混迷を深めていく。 各国の思惑が錯綜する中、戦を制するのは――? 王国軍“最強の駒”として、常識知らずの無垢な少女が戦場を駆ける、第三幕!
この巻のあらすじ
新設軍、始動!
中央戦線でアースベルト帝国軍と対峙し、窮地に陥るファーネスト王国第二軍。 王国は第一軍、さらにはオリビアが率いる別働隊の救援によって帝国軍を退けることに成功していた。 しかし、未だ劣勢を覆せずにいる王国を追い詰めるかの如く、南の雄・サザーランド都市国家連合が動き出したとの凶報が届くーー。 その折、先の戦功によってオリビアは少将への昇進を果たす。 加えて任ぜられたのは、新兵揃いの第八軍総司令官。そんな第八軍の初陣は、王国の南部に迫る脅威、サザーランド都市国家連合の迎撃任務でーー!? 王国軍“最強の駒”として、常識知らずの無垢な少女が戦場を駆ける、第四幕!
この巻のあらすじ
選べ。死神か、戦友かーー
ノーザン=ペルシラ軍を退け、国の再起に活路を見出したファーネスト王国は、脅威であるアースベルト帝国に対抗するため、メキア神国との同盟を結んだ。 第八軍の総司令官であるオリビアは、王国代表としてメキア神国の国主・ソフィティーアに招かれる。 表敬訪問と銘打ち、手厚い歓待を受けるオリビアたちだったが、ソフィティーアの狙いは圧倒的な武力を誇るオリビアを自国へ引き込むことだった。 オリビアの悲願とも言える死神の捜索を条件に交渉を試みるソフィティーア。 魅惑の条件を前に、心揺れるオリビアが下す決断はーー? 王国軍“最強の駒”として、常識知らずの無垢な少女が戦場を駆ける、第五幕!
この巻のあらすじ
最強(オリビア)vs 最強(フェリックス)
王国の命運を賭した、帝国に対する決死の反攻計画“暁の連獅子作戦”がついに発動する。 第二軍のブラッドを総大将とし、オリビア率いる第八軍、さらには同盟を結ぶメキア神国軍からなる王国第二連合軍は、帝都オルステッドに向けて進軍を開始。 虚を突いた作戦は功を奏し、目標とする帝都は目前に迫っていた。 しかし、帝国最強と謳われる“蒼の騎士団”を前に、戦況は刻一刻と敗北へと傾いていく……。 起死回生の一手として、“死神”オリビアは少数精鋭による玉砕覚悟の強襲作戦に臨む。 立ちはだかるは、帝国最強の将・フェリックス。 最強同士が激突する最終決戦の幕が上がるーー!
この巻のあらすじ
命を懸けろ、信念のために。
亡者の出現により、王国の命運を賭した“暁の連獅子作戦”は失敗となった。 オリビアは悲願であった死神・ゼットとの再会を果たす。 しかし、喜びもつかの間、ゼーニアとの決戦に向けての修行は佳境へと差し掛かっていた。 一方、未だ亡者の情報を掴めていないコルネリアス、パウルら率いる王国軍は、ローゼンマリー率いる紅、天陽の騎士団を相手に決死の陽動作戦を遂行していた。 戦況が敗北へと傾く中、疲弊した彼らの元にも亡者の手が差し迫るーー。 修行を終えたオリビアは、ゼットから戦争の黒幕を告げられた。 彼らを倒して戦争を終わらせるため、オリビアは漆黒の剣を手に王国軍へと舞い戻るーー。
この巻のあらすじ
新皇帝ダルメスが操る屍人軍にファーネスト王国は敗走を余儀なくされた。多大な犠牲を払いつつも撤退を完了した王国軍は、屍人に対抗すべく周辺国家と手を結び、ブラッドを総大将に連合軍を結成する。さらに、ダルメスの暗躍を知ったフェリックスも蒼の騎士団を率いて合流。ついに、反攻の火蓋が切られる――! 一方、全ての黒幕である死神ゼーニアに敗北を喫したオリビア。再会したゼットとの特訓で策を練り、ゼーニアとの死闘に挑む。――守るべきもののために。 数多の思惑が交錯する中、デュベディリカ大陸を巻き込んだ大戦は終幕へと向かう――。
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