私立三空学園のクラスごと異世界へ召喚された高校生たちが、邪竜の侵攻に対抗するため霊具や聖剣を手に戦う異世界転移ファンタジーです。中心となるのは、目立たない普通の生徒・瀬上雪斗と、生徒会副会長の藤原海維、現役アイドルの宮永芽依の三人。召喚先ではフィスデイル王国を拠点に、魔物を生む『魔神の巣』や邪竜の配下との戦いが続き、王国間の救援や内部の裏切り者の捜索、祖父の足跡をたどる動きも重なります。物語は、召喚されたクラスメイトたちの戦いと、王国側の事情、霊具や神降ろしの技法の検証を軸に広がっていきます。5巻までの範囲では、異世界での戦闘と調査、仲間の増減、各地への遠征が連続して描かれます。続編・外伝・短編の情報はありません。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- クラスごと異世界転移の王道設定で入りやすい。
- 主人公が最強一辺倒ではなく、現実感のある成長が軸になる。
- W主人公的な構成や、敵側の人物像に目が向く。
- 召喚された側の温度差や葛藤が物語の芯になっている。
- 先の展開や次巻への引きが気になる構成。
こんな人におすすめ
- 王道の異世界召喚ものを読みたい人。
- 最強無双より、苦戦や喪失を含む重めの展開が好みの人。
- クラス転移ものの中でも、主人公以外の視点や敵側の描写を楽しみたい人。
- 若い登場人物の悩みや等身大の葛藤に乗れる人。
- 先が気になるシリーズものを追いたい人。
人を選ぶポイント
- 文章が淡々としていて、盛り上がりに欠けると感じやすい。
- 展開がありきたり、単調、平凡と受け取られやすい。
- 主人公側のキャラが薄く、魅力が弱いと感じる声がある。
- クラス内の対立や反発が少なく、召喚ものらしい緊張感を期待すると物足りない。
- 口絵や構成面でネタバレ感、テンポの悪さを気にする読者がいる。
テンポ・読後感
- 王道寄りで、序盤は大きな驚きよりも状況説明と積み上げが中心。
- 全体に落ち着いた、あるいは淡々とした読み味。
- 戦闘や事件は重さがあり、骨太さや緊張感を感じる場面がある。
- 巻を追うごとに波乱や危機が増し、空気は重くなっていく。
- テンポは巻によって差があり、やや遅いと感じる読者もいる。
キャラクターへの評価
- 主人公は最強型ではなく、悩みながら進む等身大の印象。
- クラスメイト同士のいがみ合いが少なく、まとまりは比較的穏やか。
- そのぶん主人公勢の存在感が薄い、地味だと見られやすい。
- 敵側や信奉者側の人物のほうが印象に残る。
- 葛藤や裏切り、選択の重さが人物像を際立たせている。
巻一覧
この巻のあらすじ
私立三空学園高等部一年A組、瀬上雪斗。
ごくごく普通の目立たない彼にはクラスで憧れを抱く生徒が二人いる。
生徒会副会長で成績優秀、大企業の御曹司の藤原海維。
もう一人は現役アイドルとしても活動している宮永芽依。
雪斗は二人と同じクラスであることがささやかな自慢だった。
特筆すべきことがないながらも、平和な日常が愛おしい。
そんな生活が突然変わってしまったのは、二学期の期末試験を前にした、ある寒い日だった。
突然、教室が光に包まれたかと思うと、瞬く間にクラスメイト全員が異世界転移してしまったのだ。
召喚者の説明では邪竜に世界が征服されようとしていて雪斗達に助けを求めてのことだという。
クラスメイト達は目の前の状況を信じられず、混乱の中で話をすることもできなかった。
そんな中、真っ先に動き出したのが海維と芽依、そして雪斗。
美少女剣士と共に、三人の異世界を救うための闘いが始まる!
陽山 純樹(ヒヤマジュンキ):東海地方在住。著書に「賢者の剣」(ヒーロー文庫)。
霜月 えいと(シモツキエイト):イラストレーター。
『クール・エール』(プライムノベルス)、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』など、多数のライトノベルの挿絵を中心に活躍中。
この巻のあらすじ
名門高校1年A組。ある日突然、理不尽にもクラス丸ごと異世界に召喚されてしまう。それでもなお世界を滅ぼそうとする邪竜と戦うために武器ーー霊具を手にして戦う来訪者ユキト達。魔物を生み出す『魔神の巣』を破壊した彼らに、新たな作戦が始まることとなった。それはフィスデイル王国の南東にあるシャディ王国の救援。魔物を率いる邪竜の配下、信奉者はシャディ王国の元将軍であり、国の内部を多く知る人物だったことで窮地に追い込まれていた。フィスデイル王国は救援のため、王の護衛である騎士エルトや、王国の重臣にして竜族のリュシルを向かわせることにした。さらに聖剣を持つカイや仲間であるメイも戦列に加わり、ユキトは仲間と共にシャディ王国へ遠征することに。そしてシャディ王国内の戦いの中で、霊具を手に最前線で戦う王女、ナディと出会うのだが……。
この巻のあらすじ
多くの犠牲を伴いながら、進んでいく邪竜との戦い。シャディ王国での戦いを終えた後、ユキト達の下へとある冒険者がやってきた。その人物はユキトの宿敵である信奉者ザインの弟、ダイン=エルトマ。彼は兄が邪竜の配下になったことを知り、また故郷を兄によって滅ぼされたため、ザインを打倒するべくユキト達の所を訪れた。邪竜の力を得る前の情報があれば、ザインを追跡できる霊具を作成できる。よってユキト達は因縁の相手、ザインを追うための霊具を作成し、討伐することを次の目標と定めた。そしてユキトは仲間やフィスデイル王国の騎士、セシルと共に追跡霊具を作成するため、ザインの故郷へと向かうのだがーーーー。
この巻のあらすじ
ベルファ王国での戦いで宿敵ザインを倒すことに成功したユキト。仲間たちと共にフィスデイル王国へと帰還し、カイと今後のことを話し合う。一方、フィスデイル王国では、重臣であったグレン大臣が邪竜と通じる裏切り者であったと発覚したが、グレンは行方をくらましてしまう。彼の残した言葉により判明したのは、ユキトの祖父もまた、この世界を訪れていたという事実。その事実からユキトは足跡を知りたいと願い、カイは祖父の仲間であった竜族の男性と引き合わせると告げる。そしてカイは、グレンや残る信奉者を捜索しつつ、仲間のレベルアップを図ると表明するのだった。
この巻のあらすじ
大臣であったグレンと、邪竜を倒す役目を担う聖剣使いカイーー二人は人類を裏切り、フィスデイル王国に大きな影を落とした。そして彼らと相対したジャレム平原の戦いの後、ユキト達来訪者や王国の人達は二人の穴埋めをすべく奔走した。落ち着きを取り戻したのは一ヶ月後。その間、姿を消したカイの捜索や邪竜の動向などを探っていたが成果は上がらず、また動きもなく停滞していた。ユキトは天神であることを公表したリュシルと共に、次の戦いに備えカイとの戦いに勝利した技法『神降ろし』の鍛錬を進めていた。相棒であるディルと共に能力を使うため検証を進めていた時、ある提案を受けるのだがーーーーーー。
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