追放された回復術士ラセルが、謎の美女シビラと出会って闇魔法を身につけ、魔王や魔神、邪教組織に関わる事件へ踏み込んでいく冒険ファンタジー。舞台は、職業と魔法、ダンジョン、女神や天界、帝国などが存在する世界で、各地の街や国を巡りながら物語が進む。中心人物は、【聖者】として扱われながら追放されたラセルと、彼を導くシビラ、仲間となるエミーやジャネットたち。物語の軸は、失った立場の先で自分の力の使い方を見つけ、魔王や魔神に関わる脅威へ向き合うことにある。シリーズ全体では、ダンジョン攻略から国家間の事情、天界や帝国の制度、闇ギルドの存在まで扱い、世界の広がりが段階的に増していく。7巻までの本編が続く。続編・外伝・短編の情報は本文上では確認できない。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 追放された聖者が、別の力を得て立ち上がる再起の流れがわかりやすい。
- ダンジョン攻略や魔王戦の手応えがあり、戦闘の見せ場が強い。
- 主人公とシビラの掛け合いが軽妙で、夫婦漫才っぽさが楽しい。
- エミーやジャネットなど幼馴染側の掘り下げもあり、パーティー間の関係変化が見どころ。
- 世界観や設定、教会や女神まわりの謎が少しずつ見えてくる構成が引き込。
こんな人におすすめ
- 追放もの、成り上がりもの、俺TUEEE系が好きな人。
- ダンジョン攻略や魔王討伐の王道ファンタジーを読みたい人。
- 主人公とヒロインの掛け合い、軽口の応酬を楽しみたい人。
- 幼馴染との関係修復や、元パーティー側の動きも気になる人。
- 設定や伏線を追いながら続巻まで読みたい人。
人を選ぶポイント
- 説明が多めで、展開によってはやや冗長に感じやすい。
- ざまぁや追放もののカタルシスを強く期待すると、物足りなさが残る場合がある。
- 主人公の強さは万能感一辺倒ではなく、派手な無双だけを求めると印象が違う。
- ヒロインやキャラの魅力の受け取り方に差があり、刺さらないと途中で止まりやすい。
- 物語の核心や一部の人物の正体はまだ伏せられていて、すぐに全部は回収されない。
テンポ・読後感
- テンポは概ね軽快だが、設定説明が入る場面では少し足が止まる。
- 戦闘は熱量があり、苦戦からの突破で爽快感を作るタイプ。
- シリアスな因縁や不穏さの合間に、会話の軽さが入り読み味は重すぎない。
- 巻を追うごとに謎が広がり、終盤で次巻への引きが強くなる。
- 王道の安心感と、少しひねった展開の両方がある。
キャラクターへの評価
- ラセルは追放後に伸びていく成長型で、精神面の立て直しも見どころ。
- シビラは知略と毒気、気さくさが同居していて、場を動かす存在感が強い。
- エミーは不器用さや責任感が目立ち、和解後の可愛さと健気さが印象に残る。
- ジャネットは有能さと危うさの落差が大きく、視点が集まると緊張感が出る。
- 元パーティー側は不穏さが強く、特に勇者まわりの空気の悪さが気にされやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
『--今日が主役(おれ)の、始まりの日だ』 宵闇の魔法で最強を掴むーー! コミックガルドにてコミカライズ決定!
最高クラスの職業(ジョブ)【聖者】であるラセルは、幼馴染みとパーティーを組んで旅をしていた。 しかしメンバー全員が回復魔法を覚えてしまうと、回復しかできない【聖者】はお荷物に……ラセルは追放されてしまう。 生まれ故郷に帰った矢先、魔物に襲われていた謎の美女・シビラを助けたラセルは、ダンジョンや職業に詳しいシビラと協力し、新たなダンジョンの攻略に。 攻略は順調に思えたが……人類最大の敵『魔王』と会敵して!? 最大の窮地を前に、自身に眠る無限の魔力とシビラの導きで、ラセルは最強の力を手にするーー! そして生まれる『黒鳶の聖者』--これが新しい主役(えいゆう)の名だ。
この巻のあらすじ
傲慢なる魔王に鉄槌を下せ!!
シビラと出会い、闇魔法を手にアドリアダンジョンの魔王を撃破したラセル。 エミーとの和解も果たし、三人は次の魔王を討伐すべく海の街セイリスへと向かった。 潮の香り漂う街を堪能した三人は、気持ちも新たにダンジョンへ。 【聖騎士】のエミーが加わり、順調かと思われた攻略だったが、三人の前に姿を現したセイリスの魔王は想像を超える狡猾さでラセル達を翻弄し……? そんな中、隣で戦うエミーの真意を知ったラセルは、自身の力をエミーに与えーー 「今度は俺が、お前を……お前自身の心から救ってみせるからな」 かつて追放された青年が有り余る魔力で最強に至る英雄譚、第二幕!
この巻のあらすじ
俺はーー初めて女神に逆らう。 邪教の陰謀を打ち砕けーー有り余る魔力で最強に至る英雄譚、第三幕!
セイリスダンジョンの魔王を討伐したラセル達は、救援依頼へ向かうフレデリカを手助けするため、新たな街・マデーラへ。 一行はそこで『赤い救済の会』に再び絡まれるーーも、シビラの機転で難なく切り抜ける。 だが、『赤会(あかかい)』の悪意はマデーラの街全体を蝕んでおり……? 魔物の急増と原因不明の流行病ーーそれらの解決に乗り出したラセル達が辿り着いたのは、『赤会』と繋がる新たな魔王と、魔王をはるかに上回る力を持つ『魔神』の存在。 挑もうものならば敗北は必至。 勝ち目のない戦いを前に取れる選択肢は、撤退か、それともーー。 有り余る魔力で最強に至る英雄譚、緊迫の第三幕!
この巻のあらすじ
邂逅せしは果てしなき邪悪。 それでもーー俺は、友を信じる。
『赤い救済の会』が呼び覚ました『魔神』を退け、故郷アドリアへと帰還したラセル達。 幼馴染みとパーティーを組んだ始まりの場所ーー待っていたのは、誰よりも聡く自信に満ちていたジャネットの、ひどく怯えた姿だった。 「ごめん……。僕はもう、折れてしまったんだ……」 その口から語られたのは、ラセル達すら気付かなかった悔恨と、ケイティという底知れぬ邪悪。 更に勇者ヴィンスの傍に現れた美女達にも謎が多く……。 その正体を探り、己を追放した友と向き合うため、ラセルはシビラと共に今の勇者パーティーの元へ赴くーー。 有り余る魔力で最強に至る英雄譚、再起の第四幕!
この巻のあらすじ
「俺はもう、逃げも隠れもしない」そして英雄が生まれる。
他人の経験値を吸い上げる凶悪な力を持つケイティを、ジャネットとのコンビネーションで退けたラセル。 その後一行は、治癒魔法で洗脳を解いたマーデリンと共に、女神達が住まう『天界』へと向かうことに。 天界と地上を繋ぐ王都『セントゴダート』には、ラセル達に職業を授けた太陽の女神・シャーロットがいるという。 ラセルはなぜ【聖者】に選ばれたのか。 パーティー追放と、シビラとの出会い。 旅路を振り返り、シャーロットとの対話を果たしたラセルは決意する。 ーー闇魔法の使い手として、もう逃げも隠れもしないと。 有り余る魔力で最強に至る英雄譚、覚悟と選択の第五幕。
この巻のあらすじ
潜む悪意と迫る脅威ーー。 対峙した先で聖者は過去を陵駕する。
天界からセントゴダートに戻ってきたラセル達。そこで待っていたのは、魔物が溢れ出る大きな谷ーー魔峡谷だった。 ギルドの指揮のもと迎撃の仕組みが整った頃、ラセルはエマの依頼で谷を挟んだ隣国、バート帝国の調査に向かうことに。 しかし、帝国へ入るには居住実績がある人物の同行が必要だという。 故郷アドリアに住むヴィクトリアが帝国出身だと判明し道は開けるが、同時に明かされたのは彼女に刻まれた傷と痛ましい記憶だったーー。 シャーロットという規律の存在しない帝国。 力に支配された国でラセルは聖者としての在り方を見つけ出す。 有り余る魔力で最強に至る英雄譚、救済の第六幕。
この巻のあらすじ
救いなき国で闇の聖者は光となる。
帝国城でケイティと対峙するラセル達。 ついに追いつめたかと思ったが、「親」について問われたことで孤児であるラセルは動揺し取り逃がしてしまう。 ラセルが頭を抱える一方、飄々としたシビラは別の目的があると動き出す。 それは帝国に存在する闇ギルドだというが、目的地に近づくほどに土地は荒廃し、物乞いの子供もいるような状況だった。 王国との差に戸惑いながらもたどり着いた闇ギルド「不可視」。そのリーダー・レティシアはヴィクトリアの幼馴染で……? 失い続けた者と取り戻した者。 救いなき国で聖者が見つける一つの真実とはーー。 有り余る魔力で最強に至る英雄譚、済世の第七幕。
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
-
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 2 -
ブクログ 3
