幻想譚グリモアリス
- 著者
- 海冬レイジ
- イラスト
- 松竜
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 2008-2010
- 巻数
- 9巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで / BOOK☆WALKER: 1巻まで
桃原誓護を中心に、人界で暮らす高校生たちと冥府から来る教誨師たちが交錯する伝奇ファンタジー。誓護は妹を守ることを最優先に動き、謎めいた少女アコニットや、学園に潜伏する人物たち、冥府側の事情に巻き込まれていく。黒い霧、フラグメント、罪人を裁く役目、王宮や修道院といった要素が重なり、現代の学園生活と異界の対立が並行して進む。従者リコリスや腹心ドラセナ、折笠美赤、伊吹伶人らが事件に関わり、妹の保護、陣営間の対立、〈始源の書〉をめぐる動きへと話が広がっていく。舞台は学園だけでなく、修道院、菓子工場、王宮へ広がり、人物の関係と事件の規模が少しずつ拡大する。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- ミステリー寄りの空気から、異能バトルやファンタジー色を強めた流れが新鮮。
- 記憶喪失や時系列の入れ替えを使った構成が、読み解く楽しさにつながる。
- 主人公の頭の回転や駆け引き、捨て身の動きが見どころになっている。
- ヒロインや周辺キャラの掛け合い、ツンデレやデレ化の変化が読み味を支えている。
- 挿絵やキャラデザインの魅力で手に取った読者も多い。
こんな人におすすめ
- シリーズの流れを追いながら、設定や伏線のつながりを楽しみたい人。
- ミステリー要素とファンタジー要素の両方を読みたい人。
- 主人公とヒロインの掛け合い、救出劇、ラブコメ寄りのやり取りが好きな人。
- 時系列が前後する構成でも、雰囲気重視で読める人。
- 既刊を読んでいて、レーベル移籍後の変化も受け入れられる人。
人を選ぶポイント
- 時系列が前後するため、初見だと流れをつかみにくい。
- 既刊や前シリーズを読んでいる前提のつながりがあり、単巻完結感は弱い。
- 重要人物の存在感が薄く感じられる巻がある。
- バトルやクライマックスがあっさり進む印象で、じっくりした盛り上がりを求めると物足りない。
- 謎解きや設定の掘り下げが浅いと感じる読者もいる。
テンポ・読後感
- 細かく場面を切り替えてヒキを作るため、テンポは速い。
- 文章のリズムがよく、流れに乗ると一気読みしやすい。
- 怒涛の展開や急展開が多く、落ち着いた進行ではない。
- シリアスさと軽口、キャラ萌えの温度差が大きい。
- 終盤は駆け足気味で、余韻よりも勢いが残る。
キャラクターへの評価
- 主人公は頭が切れて頼れる一方、過信や無茶ぶりも目立つ。
- ヒロインはツンからデレへの変化がわかりやすく、可愛さが強い。
- いのりは物語を動かす存在だが、出番や発言の少なさが気にされやすい。
- アコニットは不憫さと可愛さが同時に語られやすく、救出対象として印象が強い。
- 脇役や新キャラも雰囲気づくりに効いていて、立ち位置の妙を楽しむ声がある。
巻一覧
この巻のあらすじ
桃原誓護は桃原グループの御曹司で、超がつくほどのシスコン高校生。平凡な日常を平凡に過ごしていた彼だったが、ある日彼は謎めいた美少女の夢を見る。黒い稲妻を身にまとう、紅い瞳の少女。彼女は一体何者なのか!?
この巻のあらすじ
刺客の目を欺くため女学生に扮し、留学生として学園に潜伏中のアコニット。不慣れな生活に、家でも学園でもツンケンしっぱなし。そんな時、彼女の従者リコリスが人界に現れ、腹心ドラセナの離反を告げるが……。
この巻のあらすじ
最愛の妹・いのりを敵に奪われ、激しく動揺する誓護。しかもアコニットが誓護抜きで冥府に戻り、囚われの身となってしまう!いのりの捜索を伊吹伶人と星に任せ、誓護はアコニット救出に向かう決心を固めるが……。
この巻のあらすじ
鈴蘭と千秋刀真らによって、最愛の妹・祈祝が拉致されてしまった。冥府に忍び寄る陰謀を感じながらも妹を奪還すべく、再び人界に舞い戻る誓護。神出鬼没の千秋を追い詰め、誓護はいのりを救い出すことができるのか?
この巻のあらすじ
大罪を犯せし者、人界の法にて裁かれざるとき、とこしえの深淵より其はきたるべし――。(何が何でも守ってみせるさ。僕が、必ず……)桃原グループの御曹司・桃原誓護は、妹・祈祝とともに両親の墓所で決意する。憎むべき叔父との対決、そして最愛の妹・いのりを命懸けで守ることを――。しかし、極度のシスコンでナルシストな美少年・誓護には、永遠に隠さねばならない秘密があった……。そんな誓護たちは、対決場所の修道院で不思議な黒い霧に包まれる。そこに突然、教誨師・アコニットと名乗る謎の少女が現れた!! いったいなぜ彼女は現れたのか? 彼女の正体は? そして誓護は、無事に妹との平和な暮らしを取り戻せるのか!? 海冬レイジが新たに紡ぎ出す、読み出したら止まらないスリリングなネオ幻想奇譚登場!
この巻のあらすじ
「ずいぶん楽しかったみたいだね、いのり~」桃原グループの御曹司・桃原誓護は、最愛の妹・祈祝のためにフルート教室を訪れていた。相変わらず妹を溺愛する誓護。そこを紹介してくれた誓護のクラスメイト・折笠美赤の眼差しもかなり冷たい……。とはいえ彼女のおかげでいのりを喜ばせることができて満足の誓護だったが、その美赤の前に新たな教誨師・ギシギシが現れた! 教誨師が現れたと言うことは、美赤は罪人!? そんなバカな!? 美赤の無実を確信する誓護は、彼女を護ってギシギシと対決する――。一方、教誨師・アコニットも『不自然に劣化したフラグメント』を調査するため、再び現世に姿を見せていた。しかし、誓護が美赤とともに行方不明に! アコニットは微かな手がかりを辿り、誓護の行方を捜すが…。冥府より遣わされし使徒が、絡んだ謎を一つに紡ぐ、スリリングな猛毒のネオ幻想奇譚第2弾!!
この巻のあらすじ
二月一四日バレンタインデー。誓護は妹の祈祝と一緒に、自宅でチョコレート作りを楽しんでいた。そのとき、ぴんぽーんと、チャイムが鳴り。「はいは~い……ってアコニット!?」アコニットは、冥府で人界の菓子<トリュフ>にすっかり心酔。<トリュフ>食べたさに、冥府には黙って人界へきてしまったのだ! 彼女は、近所にある菓子工場のバレンタイン・イベントへ連れて行くよう誓護にせがむ。そのわがままに付き合い、いのりとともに出かけた誓護。しかしそこで、アコニットは何者かに襲われる!! 空間が揺らぎ、フラグメントが発動する。絶対的な恐怖を呼び起こされ、狼狽するアコニットから漏出した稲妻が、菓子工場を破壊するが――。アコニットの過去の一端、そして冥府を覆う不穏な策動が見え始める、スリリングな猛毒のネオ幻想奇譚第3弾!!
この巻のあらすじ
アコニットが麗王となってから一か月、霊廟から使者が訪れる。現れたのは――なんとドラセナ!信頼していた側近の登場に、彼女は衝撃を受ける。一方、誓護も冥府の闘いを終わらせるべくある作戦を立てるが……。
この巻のあらすじ
アコニットを王座に着け戦乱を静めその上モテて大満足――のはずの誓護だが、妹との間に埋めがたい亀裂を生じさせてしまう!衝撃で王宮に引きこもる誓護。しかしその間にも、〈始源の書〉を持つ敵が蠢き始め……。
星評価・感想
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