海鳥東月の『でたらめ』な事情は、クラスメイトの相談をきっかけに、謎のネコミミパーカー「でたらめちゃん」と海鳥東月が、嘘に関わる奇妙な出来事へ巻き込まれていく物語です。舞台は現代の学校生活と自宅、商店街や夏祭り、ショッピングモールなど身近な場所で、日常の延長に不可解な事象が差し込まれます。中心人物は海鳥東月とでたらめちゃん、奈良芳乃で、会話劇と共同作業を軸に関係が動きます。物語は「嘘殺し」をめぐる出来事を通して、周囲の人物や過去の事情が少しずつつながっていく構成です。全4巻で、学園・日常・非日常が混ざる形で展開します。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 嘘や願望をめぐる設定が独特で、言葉遊びや理屈の組み立てが新鮮。
- ぶっとんだキャラや思想の強い人物が次々出てきて、会話と掛け合いの勢いが強い。
- 日常の小ネタから異能バトルまで飛ぶ展開が、奇抜さとして楽しめる。
- ご当地ネタや食べ物、物の擬人化など、変な方向の発想が作品の味になっている。
- 先が読みにくい構成で、謎が少しずつつながる瞬間に引き込まれる。
こんな人におすすめ
- 変わったラノベ設定や、クセの強い作品を面白がれる人。
- 西尾維新系の言葉回しや、概念寄りの異能バトルが好きな人。
- キャラの掛け合い、シュールな笑い、カオスな空気感を楽しみたい人。
- 百合っぽい距離感や、関係性のねじれに惹かれる人。
- 多少の説明過多や荒さより、勢いと発想を重視する人。
人を選ぶポイント
- 設定や世界観の説明が多く、序盤は飲み込みにくい。
- 奇抜さが強すぎて、合わない人には疲労感が出やすい。
- 中盤以降に異能バトルへ寄るため、会話劇だけを期待するとズレる。
- 物語のまとまりや収束感に物足りなさを感じる巻がある。
- ぶっ飛んだノリやシュールさが苦手だと、挫折しやすい。
テンポ・読後感
- 序盤は強烈な掴みで一気に引き込。
- 中盤は謎や設定が重なり、会話主体でじわじわ進。
- 終盤で一気にバトルや真相寄りの流れへ切り替わる。
- 全体の空気は軽妙だが、ところどころ不穏さやシリアスが差し込。
- ふざけた発想と意外に真面目な感情描写が同居している。
キャラクターへの評価
- 東月はかなり異質で、自己評価の低さや不器用さが印象に残る。
- でたらめちゃんは見た目の可愛さと中身の危うさのギャップが強い。
- 泥帽子や周辺人物は思想が極端で、敵役としての濃さが際立つ。
- 変人だらけの中でも、東月がいちばんヤバいと受け取られている。
- キャラ同士の関係は歪さがありつつ、相棒感や絆の強さも感じられる。
巻一覧
この巻のあらすじ
「財布? 携帯? ぜんぜん違うよ。私が盗まれたのはーー鉛筆さ」仲良しのクラスの女子・奈良芳乃(ルビ:ならよしの)から突如、謎の相談を受けた海鳥東月(ルビ:うみどりとうげつ)。だがそれは奇妙奇天烈な事象の始まりに過ぎなかった。海鳥の自宅に現れた謎のネコミミパーカー『でたらめちゃん』。彼女によって引き起こされるトイレの貸し借り、裏切り、脅迫、掴み合いからの一転攻勢、そして全力の命乞い……全てを終えた後、でたらめちゃんは海鳥に告げてくる。「海鳥さん。私と一緒に、嘘を殺してくれませんか?」海鳥は訳も分からぬまま『嘘殺し』に協力することになり!? 第17回MF文庫Jライトノベル新人賞〈最優秀賞〉作は奇妙奇天烈! だけど青春ストーリー?
この巻のあらすじ
《こ、こちら海鳥東月さんのお電話で、間違いないでしょうか……?》五月三日、ゴールデンウィークのど真ん中。バイト帰りの海鳥の携帯に謎の非通知設定の電話がかかってくる。 「……え? あの、どちら様ですか?」戸惑う海鳥に対して、謎の少女は、予想外の正体を告げてきて? 一方その頃、天ぷらを作りつつ海鳥の帰宅を待つでたらめちゃんの身にも、思いもよらない魔の手が迫っていた……。土葬、食品スーパー、中華料理、幼女、金髪お嬢様。 海鳥は果たして、『彼女』と『彼女』と協力し、第二の嘘殺しを成功させることが出来るのか? 第17回MF文庫Jライトノベル新人賞〈最優秀〉作、奇妙奇天烈青春ストーリー第二弾!
この巻のあらすじ
「ちょっと感慨に耽っていただけ……私の部屋も、随分賑やかになったな〜って」 夏休み最初の日、海鳥の部屋で開催されたお好み焼きパーティー。しかしそれは、やはり奇妙奇天烈な事象の入り口に過ぎなかった。 焼きそばと白ごはんのおかげで、現状が相当ヤバいことに気づいた海鳥たちは、すぐさま対策を練り始める。それは具体的には、でたらめちゃんの動画配信と、夏祭りへの出店準備だった。 兵庫県、ご当地グルメ、里帰り、そうめんを啜るお嬢様、服をちゃんと脱がない筆記用具、海鳥と奈良のはじめての××……そして遂に現れる、『あの男』。 奇妙奇天烈青春ストーリー、いつの間にやら夏休みな、第三弾!
この巻のあらすじ
「ちなみに海鳥さん。私の元々の飼い主の話って、聞きたかったりします?」ある秋の日、なにやら様子のおかしいでたらめちゃんに、ショッピングモールに連れ出された海鳥東月。でたらめちゃんは海鳥に、どうしても伝えなければいけないことがあるのだという。が、そんな二人の元に、〈泥帽子の一派〉の魔の手はゆっくりと忍び寄っていて……? ネコミミ海鳥、『ぐりる・でたらめちゃん』、青森の小説家、もう一人の清涼院、同担拒否。そして明らかになる、十年前の真実。でたらめちゃんの秘密。果たしてその先に、彼女たちが見出した答えとは? 奇妙奇天烈ストーリー、クライマックス、第四弾!
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