魔族との戦争で追い詰められた異世界の人類が、大規模召喚魔法で現代日本国を呼び出してしまうところから始まるシリーズ。舞台は、城塞都市に追い込まれた異世界と、突然戦争に巻き込まれた日本国の二つ。自衛隊は魔族軍やドラゴンとの戦闘に臨み、日本政府は法的根拠も物資もないまま危機対応を迫られる。さらに、召喚した王国王女と日本国政府のあいだでは外交と利害をめぐる対立も進む。対魔族戦争、国家運営、異世界側の思惑が並行して展開し、物語は戦場だけでなく内閣発足や軍備再配備にも広がっていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 日本列島ごと異世界へ転移する発想が強烈で、導入のインパクトが大きい。
- 軍事だけでなく法、政治、謀略まで絡むため、単なる戦闘ものではない厚みがある。
- 自衛隊や日本側が一方的に無双せず、手強い相手との駆け引きが続く緊張感がある。
- 海戦や空戦の描写に熱さがあり、軍事シミュレーション寄りの読み味が楽しめる。
- 硬派でシビアな展開が続き、シン・ゴジラ的な真剣さを感じる作りになっている。
こんな人におすすめ
- 国ごと召喚や国家規模の異世界転移ものを新鮮に読みたい人。
- 戦闘だけでなく外交、内政、情報戦まで含めて楽しみたい人。
- 日本側が楽勝しない、重めで現実感のある展開を好む人。
- GATE系の題材でも、より硬派でシビアな作品を求める人。
- 明るいファンタジーより、緊迫感のある群像劇や戦記寄りが好きな人。
人を選ぶポイント
- 胸が重くなる場面や不快感のあるやり取りが多く、気軽な娯楽感は薄い。
- 登場人物の悪意や性格の悪さが前面に出るため、読後感はかなり重い。
- 主人公像がはっきりしにくく、視点の定まりにくさを感じやすい。
- すっきりした勧善懲悪や安心できる関係性は期待しにくい。
- 異世界人類の全体像がまだ見えにくく、情報の出し方に物足りなさが残る。
テンポ・読後感
- 休む間の少ない濃い展開が続き、戦闘と駆け引きが濁流のように進。
- 緊張感が高く、次に何が起きるかを考えながら読むタイプのテンポ。
- 明るさよりも重さと切迫感が勝ち、読後に疲労感が残りやすい。
- どんでん返しや複雑な事情が入り、単純な展開にはならない。
- 海を挟んだ戦いなど、局面ごとの熱さはしっかりある。
キャラクターへの評価
- 召喚主の王女は一筋縄ではいかない性格で、印象が強い。
- 日本側はリアル寄りに描かれ、軍や国家としての存在感がある。
- 魔族は脅威としての描写が強く、戦力面でも侮れない。
- 異世界人類は悪意や工作が目立ち、全体像がまだつかみにくい。
- 登場人物全体に癖が強く、好感よりも緊張や苛立ちを呼びやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
魔族相手の戦争で連戦連敗の異世界で人類は、逆転を賭けて大規模召喚魔法を完成させ、なんと、平和主義を掲げる日本国を召喚した! 状況が飲み込めないまま、人魔闘争に参戦することになった、現代の日本国。魔族軍vs自衛隊! 法的根拠も、戦略資源も、弾薬も、食料も、そして総力戦の覚悟もないまま人類滅亡前夜の異世界に放り出された日本国は、それでも絶望的状況の中で生き残りを賭けて戦う!
魔族相手の戦争で連戦連敗の異世界の人類。このままでは、ドラゴンの軍団により、世界は滅ぼされ、人類は絶滅してしまう。ひとつの城塞都市に追い詰められた彼らは、逆転を賭けて大規模召喚魔法を完成させる。そこで呼び出したのはなんと、平和主義を掲げる現代の日本国だった! 状況が飲み込めないまま人魔闘争に参戦することになった、現代の日本国。魔族軍vs自衛隊! 法的根拠も、戦略資源も、弾薬も、食料も、そして総力戦の覚悟もないまま人類滅亡前夜の異世界に放り出される。絶望的状況の中で、右往左往しながらも自衛隊は総力を挙げて、見たことも聞いたこともない怪物との戦いに挑むことになる。 一方、日本を召喚した正統ユーティリティ王国王女のヴィルガイナ・ユーティリティと日本国政府との間でも、種類の違う「戦争」が始まりつつあったのだ・・・。 自衛隊VS最強ドラゴン。異世界人の真の思惑。そして、いやおうなしに「有事」に突入してしまった日本国。これまでにない、異世界架空戦記、誕生。
この巻のあらすじ
魔族海兵上陸の衝撃から1ヶ月後、新内閣が発足した。魔族海兵上陸と国保病院内での交戦で地に落ちた内閣支持率を浮揚させるためにはこれしかなかったのだ。転移から約1カ月が経ち、日本の経済は崩壊しつつあり、さらに日本各地では不運な外国人観光客らによるデモも多発し、犯罪率は上昇の一途をたどり始めていた。こうした状況を乗り切るため、ともあれ新内閣は発足した。対正統ユーティリティ王国政策を転換し、対魔族戦争を継続することを主眼に置いて、軍備の再配備を進めていった。 一方、けなげに生きようとする日本国を尻目に、正統王女はその内に秘めた野望と牙をむき出しにしようとしていた……。
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