第二次世界大戦を米国とほぼ対等な条件で講和して終えた日本が、戦後不況ののち西日本帝国と東日本共和国に分かれた世界を舞台にした架空戦記シリーズ。西暦20XX年、太平洋に宇宙から謎の物体が落下し、東西両国の緊張が高まる。帝国海軍少尉・葉狩真一を中心に、海軍と政府の判断、銚子沖で起きた爆撃機と民間旅客機をめぐる事態、西東京の帝都側で進む思惑が重なり、太平洋で何が起きているのかという疑問と、東西日本が開戦へ向かうかどうかが並行して描かれる。国家が必要とする頭脳と個人の立場のずれも置かれ、軍事、政治、海上・航空の要素が同じ線上で動く。もともとのデビュー作を加筆修正した合本版として再構成されている版である。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 近未来の戦記ものとして、巨大兵器や軍事要素のスケール感を楽しめる。
- 兵器・戦術・組織の動きが見どころになりやすい。
- シリーズの世界観や設定を追う面白さがある。
- ハード寄りのSFやミリタリー要素が好きな読者に刺さりやすい。
こんな人におすすめ
- 戦記・ミリタリー・兵器描写が好きな人。
- 近未来SFや大規模な戦闘設定を読みたい人。
- 設定や世界観をじっくり追うタイプの作品が合う人。
- 物語の勢いよりも、構造や舞台の厚みを重視する人。
人を選ぶポイント
- レビュー数が極端に少なく、細かな評価傾向は読み取りにくい。
- 1件は星評価のみで、具体的な感想は確認できない。
- キャラ重視や恋愛要素を期待すると印象がずれやすい。
- 軽い読み味より、硬めの作風が苦手だと入りにくい。
テンポ・読後感
- 物語は軽快さよりも重厚さが前に出やすい。
- 戦闘や作戦の流れを追う場面で緊張感が出やすい。
- 先を急ぐタイプというより、設定を積み上げて読ませる印象。
- 全体としてシリアス寄りで、硬質な手触りがある。
キャラクターへの評価
- 人物よりも陣営や組織の動きが印象に残りやすい。
- 主人公の活躍を追う楽しさと、群像劇的な見え方が両立しやすい。
- 感情描写より、任務や立場の違いが人物像を形づくる。
- キャラの掛け合いより、役割や配置の面白さが前に出やすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
手に汗握る怪獣仮想戦記! 第二次世界大戦を米国とほぼ対等な条件で講和して終戦を迎えた日本。 しかし戦後の大不況が原因で、やがて国は西日本帝国と東日本共和国の二つに分裂してしまう。 そして時は流れて西暦20XX年-- 宇宙から太平洋に落下した謎の物体が原因で、東西日本の間の緊張が一気に高まっていく。 一体、太平洋では何が起こっているのか? また両国は開戦してしまうのか!? 夏見正隆のデビュー作シリーズが加筆修正の上、ノベルズ合本として大復活!!
この巻のあらすじ
全編クライマックスの怪獣仮想戦記! 銚子沖で東日本共和国の爆撃機が、西日本帝国の民間旅客機を人質にして監視線(ピケットライン)越えを目論んだため、 東西日本の間の緊張が一気に高まるという大変な事態となっている一方で、 六本木の<掟>を無視して命の危機に晒されている憐れな男が西日本の帝都西東京にいた。 その優秀な頭脳を国家から必要とされているにもかかわらず、ルックス的には女の子からまったく必要とされていない 帝国海軍少尉・葉狩真一(29歳)である。 果たして彼の運命は--!?
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