地上に十二本ある聖剣の一振り、『呪いの聖剣』ダーインスレイヴを受け継いだ王子レイドールが、兄王子グラナードに疎まれて辺境へ追放されるところから始まる物語。舞台はザイン王国を中心に、帝国との戦い、王都での権力争い、聖剣保持者どうしの対立が重なる世界。レイドールは魔物の巣窟での生活を経て王国へ呼び戻され、表向きは国に従いながらも反逆を決める。王国の軍事行動、貴族の離反、諜報員の妨害が絡み、聖剣をめぐる争いと王位をめぐる対立が広がっていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 聖剣が軍事力と政治の両方に直結する設定が、戦記ものとしての軸になっている。
- 王族や聖剣の持ち主をめぐる立場の強さと扱いの難しさが、物語の見どころになっている。
- 5年の空白を挟んだ背景があり、過去に何があったのかを想像させる。
- 直球の戦闘や勢い重視の展開を楽しめる下地がある。
こんな人におすすめ
- 戦記ものや軍事・政治が絡むライトノベルを読みたい人。
- 立場の強さや権力関係が物語を動かす作品が好きな人。
- 駆け引きよりも、わかりやすい対立や戦闘の流れを追いたい人。
- 聖剣や王族といった王道要素に惹かれる人。
人を選ぶポイント
- 上品さや貴族らしい振る舞いを重視すると、主人公像が荒っぽく感じやすい。
- 腹の探り合いより目に見える衝突が前に出るため、政治劇の緻密さを期待するとずれがある。
- 戦闘中の会話や種明かしの多さが、緊張感を削ぐと受け取られやすい。
- 聖剣を持つ人物の扱いに説得力を求めると、設定面で引っかかりやすい。
テンポ・読後感
- 展開は手堅く、戦記としての骨格はわかりやすい。
- ただし会話の入り方や種明かしの見せ方で、熱さより冷めを感じやすい。
- 目に見える喧嘩が中心で、腹の探り合いの重さは薄め。
- 全体の空気は硬派寄りだが、人物の振る舞いで粗さが目立つ。
キャラクターへの評価
- 主人公は勝ち気で軽口が多く、三下っぽく見える場面がある。
- 王族としての品位や落ち着きが足りないと受け取られやすい。
- 聖剣の持ち主という立場に対して、周囲の反応や扱いに違和感が残る。
- 立ち回りの強さより、言動の荒さが印象に残りやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
生を受けたレイドールは地上に十二本あるとされる聖剣のうちの一本、『呪いの聖剣』ダーインスレイヴの所有者となる。しかし兄王子グラナードからは自らの王権を脅かす害敵として憎悪され、辺境の地に追放されてしまう。失意のうち、魔物の巣窟で貧しく過酷な生活を送っていたある日、王国へと呼び戻されー。他国の侵略から、自国を守れと強要するグラナードに、激しい怒りと嫌悪を抱いたレイドールは、表向きは従うも反逆を決意する!!つぎつぎと現れる聖剣の保持者、そして国民の裏切り。ふりかかる苦難を蹴散らし、レイドールは、復讐を果たすことができるのか!?これは多くの犠牲と引き換えに、鳳凰のごとく力強い翼を持つ英雄となる少年の物語!
この巻のあらすじ
地上に十二本あるうちの一本、『呪いの聖剣』の保持者となったザイン王国の王子レイドール。兄王グラナードから疎まれ、辺境に追放されていた彼は、聖剣クラウソラスを有する帝国軍を打ち破り、王国を勝利に導いた。そして、捕虜にした帝国皇女セイリアとともに王都に帰還した彼を待っていたのは、英雄と称える国民と、英雄の台頭を憎む兄の企みー。帝国に寝返った貴族『東部八家』の粛清の押し付けに、国王直轄の諜報員たちの妨害工作。レイドール率いる部隊は襲い来る謀略を返り討ちにすることはできるのか!?追放された王子の反逆から始まる聖剣争奪英雄譚、第二巻!
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