警察庁長官宅に住み込むメイド・若槻葵が、家事をこなしながら事件捜査にも関わる現代アクションシリーズ。表向きはメイド、実態は特命を帯びた刑事として、警察組織や地方の権力構造、暗殺計画、身内を巻き込む事件に向き合う。各巻は単発事件と連続する黒幕側の動きが並行し、葵の周囲には執事の朝倉、海堂家の人々、黒須姉妹、木ノ上や貴美香などの人物が広がっていく。後半では捜査の枠を越え、組織内の対立や因縁の整理へと軸が移る。最終巻では、葵が自分の立場を揺さぶる相手との対決に踏み込む。外伝・短編の明示はなく、本編9巻で構成される。メイドとしての生活と刑事としての任務が同居するため、日常場面と事件場面が同じ舞台で交差する。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- メイドと刑事を掛け合わせた突き抜けた設定が強い。
- 勧善懲悪の王道展開がわかりやすく、スカッと読める。
- 短編でも長編でも、事件解決までの流れが読みやすい。
- ふざけたノリと硬派なアクションの両立が印象に残る。
- ドラマ版から入って原作を読む流れでも楽しみやすい。
こんな人におすすめ
- スケバン刑事系の王道活劇が好きな人。
- 勢いのある勧善懲悪ものを気軽に読みたい人。
- メイド要素のある変化球ヒロインに惹かれる人。
- 深夜ドラマっぽい軽快さと小説の読みやすさを求める人。
- 短編連作と長編の両方を楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- 設定の勢いが強く、細部の説明不足が気になる場合がある。
- ドラマ版と原作で印象がかなり違う部分がある。
- 作品全体のノリが合わないと好みが分かれやすい。
- 終盤の展開は意外性が強く、受け止め方が割れやすい。
- 物語によっては主人公の出番や活躍の濃さに差がある。
テンポ・読後感
- テンポは速く、さくさく読み進めやすい。
- 短編は小気味よく、長編は緊迫感と盛り上がりが強い。
- 事件のたびに様式美のある決め台詞や流れが効いている。
- 軽妙さの中に、追い詰められる重さも混ざる。
- 全体としては明るく痛快だが、終盤はややシリアス寄りになる。
キャラクターへの評価
- 葵は一本筋が通っていて、誇り高い主人公として受け止められている。
- メイドとしての品位と、刑事としての強さの両方が魅力になっている。
- ご主人様は脇に回る回でも存在感があり、好印象を残す。
- ルカや朝倉老人など、脇役の個性が物語の幅を広げている。
- 敵役はムカつくほど悪辣で、成敗のカタルシスを強めている。
巻一覧
この巻のあらすじ
警察庁長官・海堂俊昭宅の住み込みメイド若槻葵。普段はメイドとしてご主人様の世話を焼き、家を維持する17歳の女の子だ。だが、ひとたび犯罪が起きると、そのメガネの奥に隠された正義の魂が燃え上がり、特殊合金製のクイックルワイパーがうなりをあげる!! 国家特種メイド若槻葵、またの名をメイド刑事(デカ)若槻葵参上! 「悪党ども、冥途が待ってるぜ!」 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
この巻のあらすじ
「葵、見合いをしてくれ」 いつものように朝食を運んでいった葵を、海堂のとんでもない一言が迎えた。もと大名家の花嫁候補が3人、立て続けに不審な死を遂げた事件の調査。そのための見合いと知って安堵した葵だったが、今度は見合いに必要な作法や和服の着こなしを特訓させられるハメに。もちろん待ち受けているのは意地悪な母と姉! 泊まり込んだ葵を襲う謎の影と、事件の裏にひそむ人の弱さとは!? そして葵の取った選択とは!? かりそめの披露宴で、葵の怒りが爆発する! 警察庁特命刑事若槻葵──人呼んでメイド刑事。華麗にドレスアップして再び参上! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
この巻のあらすじ
「これが伝説の二代目総長? 冗談きついっすよ。ただの眼鏡っ子のメイドじゃないすか。こんなの、アキバに行けばいくらでも――」 静かな朝のひととき、いつものように玄関を掃除していた葵に、そんな声がぶつけられた。声の主は小柄な女の子。曜子のチームでも扱いかねたほどの跳ねっ返りだ。ところがその娘=ルカは、なんと朝倉老人の孫だというではないか! 巨大なスーパーボールを片手に暴れまくる爆裂娘ルカ。海堂家の平和はどうなる!? そして、潜入したお屋敷に居座る、なぞの白メイド=黒須貴美香。木ノ上ともつながる彼女の狙いは? 小さな女の子を踏みにじる悪を葵は倒せるのか! 新キャラ登場でますますヒートアップのメイド刑事。 「悪党ども、冥途が待ってるぜ!」 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
この巻のあらすじ
意識を取り戻した葵の目の前には姉尾県警・神原警部補の死体が横たわっていた。そして彼女の手には血まみれの出刃包丁が……。「この社会で最も大事なものは“秩序”だ。弱い者、道を外れた者は、すなわち負け犬。そいつらを守る義務を、私は感じていない」 葵の脳裏に、姉尾県警・桜木本部長の台詞が傲岸な響きとともに甦る。葵は、はめられたのだ! 日本で最も犯罪発生率が低い奇跡の県、姉尾。だがその実体は、桜木が権力と恐怖で住民を縛り、不穏分子は『黄金の剣』と名乗る暗殺集団に排除させるという歪んだ独裁社会であった……。メイド刑事若槻葵、絶体絶命のピンチ! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
この巻のあらすじ
最近ルカの様子がどうもおかしい。食欲もなく、始終ぼんやり。そして、ふかいふかいため息……。これってもしかして、初恋!? 色恋沙汰にはまったく疎い葵と、超孫バカの朝倉老、そしてなぜかニキータも巻き込んでルカの初恋成就大作戦がスタート! 初デートの遊園地、はたしてルカは憧れの先輩をゲットできるのか!? もちろんいつもの硬派なメイド刑事も健在だ! 善良な市民を騙す悪徳リフォーム業者の裏に潜む巨悪とは!? そして突然の海堂家TV取材に隠された海堂暗殺計画とは!? そしていよいよ黒幕、木ノ上と貴美香にも新たな動きが……! 「悪党ども、冥途が待ってるぜ!」 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
この巻のあらすじ
世界をまたにかけて暗躍する謎のスナイパー・ビューティ鵜飼。彼女に堂本国務大臣暗殺を依頼した木ノ上は、大臣暗殺と同時にある邪悪な計画をも企てていた。一方、葵は木ノ上の思惑通り、堂本大臣警護のためにその保養先である篠井県のペンションまで同行することになる。だが風光明媚であるはずの温泉地には、さらに貴美香によって狡猾かつ緻密な罠が蜘蛛の巣のように張り巡らされていた……。「木ノ上。これは、あなたの血よ。あなたはわたくしたちに、血を捧げるの」 「悪党ども、冥途が待ってるぜ!」 さくら夫人の秘められた過去が明らかになる「炎を呼ぶ料理対決」も併せて収録。こちらも見逃せない! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
この巻のあらすじ
その夜、海堂の部屋に呼び出された葵は、ある屋敷で起きた殺人事件の捜査を命じられる。それも翌朝を迎える前に、警視庁にも内密に犯人を突き止めろ、という大難問。とまどう葵に、海堂が出した指示は、執事の朝倉を探偵として送り込む、というとんでもないものだった。だが当の朝倉老人は、「名探偵には、助手がつきものですからな」と余裕綽々。 執事探偵朝倉がミステリーマニアの犯した犯罪を暴く、「マニアック? 殺人事件 朝倉老人の華麗な推理」をはじめ、幼い頃の海堂が伺える「負けるな大家族!黒須姉妹再び」 そして黒須姉妹最後の一人が登場する「オフェリアよ眠れ……最凶の敵出現!」の3本を収録。 絶好調シリーズ第7弾! 「悪党ども、冥途が待ってるぜ!」 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
この巻のあらすじ
「すぐにあんたたちを抹殺してもいいんだけど、こっちも少しは遊びたいわけ。だ・か・らぁ、とびっきりチープな事件を用意してみちゃった」 海堂邸に送りつけられたDVDに映っていたのは、狂気を湛えた笑みを浮かべる黒須三姉妹“最凶”の女・善香だった。狼女による連続殺人事件。およそ現実のものと思えない猟奇殺人事件だったが、葵は単身怪しいと目される一ノ瀬邸へメイドとして潜入することになる。そこで見た「狼の呪い」の真実とは……!? 奥飛騨忍群の少女が海堂の命を狙いメイドとして近づく「悲しき定め! 奥飛騨忍群の逆襲」他全3編を収録! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
この巻のあらすじ
「メイド刑事、若槻葵はいなくなりました」 眼鏡をはずし、髪を一振りしながら、葵はきっぱりと宣言する。 「やめろ、葵ちゃん!」 「うっせーんだよ、おっさん! ここまでされて黙ってたんじゃ、あたしが人間じゃなくなっちまうんだ。みんなが苦しんでるんだよ!」 梶の制止を振り切り、葵は駆け出した。ただ「面白いから」という理由で大切な人々を傷つけ、そして殺した、善香と決着をつけるために! 『メイド刑事が冥途に旅立つ最後のバトル、せいぜい盛り上げてよねー、きゃはははは』 善香の哄笑が闇に響き渡る……メイド刑事、クライマックスの最終巻! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
-
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 2 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4
