犬吠ミサキを中心に、音楽学院で起こる事件と、旋律に秘められた力をめぐる騒動を描く学園ファンタジーです。舞台は超お金持ちの音楽学院で、肖像画破損事件や学院封鎖など、学内の出来事が物語の起点になります。主人公のミサキは一般人の女子高生で、親友や転校生、学院の関係者たちと関わりながら、持っている「全ての願いを叶える」旋律の力に向き合います。物語は、学園内の事件から始まり、権力の動きや国をまたぐ思惑へと広がっていきます。シリーズ全体では、音楽と異能、学園内の人間関係が軸になり、ミサキと清十郎を中心に関係性と事件の両面が進んでいきます。全3巻でまとまっています。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- ミサキの勢いで押し切る、疾走感のある展開。
- 変わった設定や仕掛けがあり、先の展開を追いたくなる。
- 中盤以降に面白さが増し、後半で巻き返す構成。
- 男同士の反発と信頼の関係が印象に残る。
- 絵や雰囲気に惹かれて手に取る入口がある。
こんな人におすすめ
- 文章の癖や独特の比喩を気にしすぎず読める人。
- 多少の粗さより勢いや設定の面白さを重視する人。
- 乙女ゲー的な空気や少女向け寄りの感触も受け入れられる人。
- 主人公の強気さや猪突猛進ぶりを楽しめる人。
- ライトなコメディ感や変化球のラノベを探している人。
人を選ぶポイント
- 文章や説明がわかりづらく、読み進めにくい場面がある。
- キャラクターの行動や心情に違和感を覚える箇所がある。
- 前半は盛り上がりに欠け、印象が薄く感じやすい。
- 主人公の口調や騒がしさが合わないとストレスになりやすい。
- 絵の印象に比べて本文との相性が気になる人がいる。
テンポ・読後感
- 序盤は無難だが、中盤で迷走感のある展開に入る。
- 途中から勢いが出て、後半で読み応えが増す。
- 緊迫感よりも、軽さや変な勢いが前に出る。
- 全体としては疾走感がある一方、ダレを感じる場面もある。
- ほのぼの寄りのアクション感で、重厚さは薄め。
キャラクターへの評価
- ミサキは気が強く、猪突猛進で、うるさく感じる人と勢いが魅力に感じる人で分かれる。
- ヒーロー役は強い印象を残しにくいが、男二人の関係性は好意的に受け止められている。
- 登場人物の行動に不自然さや違和感を覚える声がある。
- 女友達ができる回や、主人公に新しい使い方が増える流れは好評。
- キャラの掘り下げ不足を気にする反応もある。
巻一覧
この巻のあらすじ
――犬吠ミサキに噛みつかれるな! 噛みつかれれば、寿命が縮む。――そんな不名誉な警句が囁かれるほど過激に元気な女子高生のミサキは、一般人ながら超お金持ち音楽学院に通っている。ある日、学院中の肖像画が破られる事件が起こり、ミサキの親友のキリカが疑われてしまう。けれどミサキはキリカが犯人だなんて信じられず単身解決に乗り出すのだが、逆に黒尽くめの怪しい少年に捕まってしまった!! どうやらミサキが持つあるものには、世界を揺るがす力が秘められているらしく……? ありふれた毎日が一発逆転する、ミサキのジェットコースター・ストーリー開幕!
この巻のあらすじ
発表会を目前にして、ミサキはスランプに陥っていた。ピアノを奏でる10本の指がまるで言うことをきかず、演奏ができない。おまけに、事件以来もう縁が切れたと思っていた清十郎が学院に転校してきてミサキを四六時中見張っているし、敵だか味方だかイマイチ分からない尾白先輩も変わらずまとわりついてくる。そんなミサキの演奏パートナーになったのは、無口な転校生の風祭いづな。無遠慮な男たちは放っておいて、いづなとの交流を深めようとするミサキだけれど……。ミサキが手に入れた「全ての願いを叶える」旋律の力が、またもや思わぬ事件を引き起こしてしまうのだった!
この巻のあらすじ
「全ての願いを叶える」旋律の力を使った陰謀を阻止したミサキと清十郎、そして麻人。そのまま清十郎はファネス音楽学院に残り、ちょっといびつながらも平和な生活が続くかのようにみえた。そんな時、飛び込んできた学校封鎖の知らせ。学院は国の手に渡り、ミサキたち生徒は退去しなければいけなくなったのだ。納得のいかないミサキたちは抵抗するけれど、その裏では国を超えたさらなる権力が動いていた……。そして暴走を始めるミサキの旋律。清十郎に課せられた最後の任務――「犬吠ミサキを、抹殺せよ」――。ミサキと清十郎の間に結ばれた絆が今、再びほどかれていく!
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