世界に一人だけの魔法工学師の後継者に選ばれた二堂仁が、自動人形の礼子とともに、魔導具やゴーレムの設計・修復・改良を進めながら各地を巡るシリーズ。研究所から農村、城塞都市、港町、王国の首都、ショウロ皇国の屋敷や沙漠の先の遺跡へと舞台が移り、露店販売や依頼対応、博覧会、旅の支度、王族や騎士とのやり取りも交わる。やがて統一党の動き、古代遺物の暴走、礼子と同型の自動人形、世界各地で起こる重力異常、宇宙進出まで題材が広がり、魔法工学を通して世界の仕組みを探っていく。さらにエルザやミーネの家族事情、婚約、先代魔法工学師アドリアナの記録など、人間関係と歴史の層も重なり、各地で積み上がる発明と調査が物語を連ねていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 現代知識と魔法工学を組み合わせて、道具や魔導具を作っていく発想が楽しい。
- 島や街の整備、住環境の改善、各地でのものづくりが積み重なっていく過程に見どころがある。
- 新しい土地ごとに出会いがあり、ヒロインや仲間との関係が少しずつ広がる。
- 連作短編っぽい読みやすさと、軽快に進む展開で気楽に読める。
- 蓬莱島や防衛戦力、軍備拡充など、スケールの大きい仕掛けも印象に残る。
こんな人におすすめ
- ものづくり系の異世界転生が好きな人。
- チートや最強設定を、発明や工作の面白さとして楽しみたい人。
- 旅先での出会いと拠点開発の両方を追いたい人。
- ほのぼの寄りでも、時々大きな展開が入る作品を読みたい人。
- 礼子やエルザなど、健気で可愛いキャラを楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- 展開が淡々としていて、大きな山場の少なさが気になる。
- 物作りの工程説明や理屈の描写がややあっさりしている。
- Web版に近い進み方で、新鮮味が薄く感じられる場面がある。
- 非常識な発明が当たり前になり、マンネリ感を覚える人もいる。
- 価格に対する満足度は巻によって差が出やすい。
テンポ・読後感
- 軽いテンポで読み進めやすく、全体はさくさく進。
- 事件や移動は多いが、空気は落ち着いていてほのぼの寄り。
- 旅、開発、交流が並行して進み、日常の積み重ね感が強い。
- 巻によっては一気に話が動き、スケールが急に大きくなる。
- かわいいキャラや便利な道具が出るたびに、安心感のある読後感が残る。
キャラクターへの評価
- ジンは自重しない発明家として見られ、頼もしさと規格外さが強い。
- 礼子は健気で可愛い存在として好感度が高い。
- エルザはヒロイン候補として意識され、関係の進展を楽しみにされている。
- ビーナやマルシアなど、各地で出会う技術系の少女たちが印象に残る。
- 周囲の人物は、ジンの非常識さに驚きつつも受け入れていく流れが目立つ。
巻一覧
この巻のあらすじ
世界にたった一人の存在、魔法工学師(マギクラフト・マイスター)。その後継者に選ばれたのが主人公・二堂仁だ。しかし、転生した研究所には豊富な資材こそあれ食料の類は皆無。1000年もの間、後継者を探していた自動人形(オートマタ)を修復することはできても、自らの腹を満たすことは不可能の仁であった。 やがて転移門(ワープゲート)を使い外出を試みた仁は、暴走により見知らぬ土地・カイナ村なる農村へと飛ばされてしまう。しばらくはこの地に留まり、発明を続けていく事にする仁。 一方、覚醒した自動人形は自ら転移門へとその身を投じ、主の捜索へと旅立つ。 仁と自動人形との再会や如何に? クラフト系漫遊記始動です!
この巻のあらすじ
世界にたった一人の魔法工学師(マギクラフト・マイスター)二堂仁の新たな冒険の地は、エゲレア王国の経済の中心、城塞都市ブルーランド。 今回の物語は、魔法工作士(マギクラフトマン)の少女ビーナの商品に仁がケチをつけてしまったことから始まる。 ひと悶着ののち仁は、病気の弟妹を治すべく資金作りをしているビーナに知恵を貸すこととなるが、生み出されるアイデアはやはり一足飛びで……。 舞台を都市部に移し、庶民に優しい価格帯の魔導具を露店販売! 第二幕はお待ちかねの商業パート!
この巻のあらすじ
魔法工学師の二堂仁は、エリアス王国南の玄関口である港町ポトロックへ。港に泊めてあった双胴船(カタマラン)に興味を持った仁は、そこで船の持ち主であるマルシアという少女に出会う。 彼女は五日後に開催される『ゴーレム艇競技』の為に魔法工作士(マギクラフトマン)を探していた。 仁がうっかり自己紹介で魔法工作士と名乗ったが運の尽き。マルシアは仁にチームを組んで欲しいと激しく迫る。そんな彼女に折れた仁は、仕方なく競技用のゴーレムを作ることとなる。 だが、それを快く思っていない者が影で怪しい動きを始めるのだった……。 きな臭さを纏った『ゴーレム艇競技』の行方は如何に!? はたして彼女は仁の協力を得てチャンスを掴めるのか!? 港町を舞台に仁なりの“造船”が今、始まる!
この巻のあらすじ
ゴーレム艇競技の優勝後、蓬莱島の開発をゆっくりと 進めていた仁。ジェットエンジンを完成させて飛行機の作成に成功した仁は、装備品、歯車、武器も開発。そしてついには陸海空の警備ゴーレム作成へとノンストップで突き進むのだった。 一通り開発を終えた仁は、 ラインハルトとの待ち合わせの港町ポトロックへ向かうが、待ち合わせ場所に現れたのはエルザだった。仁と礼子は忙しい従兄の代わりにやってきたエルザとともに、ラインハルトの待つエリアス王国の首都ボルジアを目指す。 立ち寄る町ごとに新しい表情を見せるエルザ、拗ねる礼子。 そして ゴーレムを率いた賊の襲撃 。 自重しない魔法工学師を乗せた馬車の珍道中が始まる! 歩くサプライズ! 待望の旅パート、開幕です!
この巻のあらすじ
自重を知らぬ魔法工学師(マギクラフト・マイスター)二堂仁を乗せた馬車は、ブルーランドに到着する。ラインハルトを蓬莱島のダミーである崑崙島に招き入れるため、仁は一旦島へ戻っていった。 一方ラインハルトは友人であるクズマ伯爵のもとへ出向き、そこでビーナという魔法工作士(マギクラフトマン)を紹介される。仁の話が出るや、会ってお礼が言いたいと、ラインハルトに懇願するビーナ。 そうして、急遽ビーナを加えた一行は崑崙島へ向かい、仁の発明に驚愕するのだった。 後日、クズマ伯爵からアーネスト王子の誕生日にあわせてゴーレム園遊会が開催されることを聞かされる。園遊会に出すゴーレムの制作依頼を受けた仁が作り上げるゴーレムとは!?
この巻のあらすじ
ゴーレム園遊会の騒動も収まり、城は平穏を取り戻しつつあった。 それとは裏腹に、クズマ伯爵のプロポーズや、エルザの嫉妬と、仁のまわりは妙に慌ただしい日が続く。 そのドタバタが解決する頃には、ショウロ皇国への出発が近づいていた。そんなある日、仁は旅の間ずっと練っていた「ゴーレムの腕をサスペンションにした馬車」の作成に取りかかる。 ある程度自重はしたが、隠しきれていないその馬車に乗り込み、一行は首都アスントをあとにするのだったーーが! 密かに仁たちへと迫る統一党の影! 調査した遺跡の中に礼子と設計を同じくする自動人形が!? そして、突如暴走と破壊を始める魔導大戦時の秘密兵器『ギガース』! 自重しない仁の漫遊記第六幕! 旅は徐々に熾烈さを増していく!
この巻のあらすじ
「に、兄さま、何、それ。私、初めて聞いた」 降って湧いた自身の婚約話に青ざめるエルザの手をとり、ミーネは仁たちの前から姿を消した。婚約話を持ちかけた兄フリッツを筆頭に、懸命に探す仁やラインハルトだが、土地勘のあるミーネの前では無力であった。 一方、逃避行を続けるエルザたちの前には、賊と統一党(ユニファイラー)が立ちはだかる。抵抗するミーネは深手を負って川に落ち、エルザは統一党に捕らわれの身となってしまう……。 そして、身内に手を出され、かつその仕打ちの酷さに仁の怒りは頂点に達する! 「エルザの乳母を傷付け……エルザを泣かせた。お前等は…………俺の敵だ!」 こうして、統一党へ向けた蓬莱島をあげての徹底報復の幕は切って落とされたのだったーー。 創作も報復も自重しない! 魔法工学師(マギクラフト・マイスター)仁の物語、第七幕の登場!
この巻のあらすじ
仁の逆鱗に触れてしまったが故に、統一党(ユニファイラー)の野望は阻止され、長い混乱の日々は終わりを告げた。 首謀者であったエレナは、仁の手によって修理、初期化され、懐古党(ノスタルギア)と改名された統一党の再編成を担当し、世の中に貢献できる集団・文明の守り手として第二の人生を歩むことに。 一方、エルザとミーネは、仁のはからいで崑崙島での生活を続け、少しずつだが母と子の関係を取り戻していく。 仁は、故郷を捨て根無し草になったエルザを思い、大手を振って故郷に帰れるようにしてやりたいと考える。 そんな決意を胸に、仁は今回の旅の終わりであるショウロ皇国へと足を踏み入れるのだった。 あのエルザが工学魔法の勉強? まさかの古代遺物暴走!? そしてエルザをショウロ皇国へ帰すためにとった仁の行動とは!? 物語のターニングポイント、ショウロ皇国編開幕!!
この巻のあらすじ
ショウロ皇国にて仁に『魔法工学師』の称号が与えられたとの知らせは、各国に広く知れ渡った。それは、公の場に姿を現すことを避けてきた仁にとって、大きな転機であり、エルザを守るという決意の表れでもあった。だが、大躍進を遂げたものの日常そのものが大きく変わるわけもなく、仁は蓬莱島と崑崙島を行き来し、エルザに魔法工学を教える日々を送っていた。 そんなある日、エルザがまたしても失踪する。誤って転移門に入り込んでしまったせいであったが、それが切っ掛けとなり、仁は懐かしい者たちとの再会を果たすことにーー。 ラインハルトとベルチェの結婚式に新婚旅行、『ゴーレム展覧会』でまさかの大惨事? そして、仁とエルザの進展にも注目な待望の第九幕!
この巻のあらすじ
エルザの家庭の事情を解決し、無事婚約するに至った仁は、ショウロ皇国の首都の東外れに屋敷を構える。屋敷を訪れたサキは『錬金術博覧会』でのアドバイスを仁に請い、見事優秀賞に輝き、女騎士グロリアは期待以上の名剣を手にした。 そんな千客万来の中、自動人形の『ティア』を直してほしいとクライン王国第三王女のリースヒェンが訪れる。仁にとっては手馴れたもので、小一時間で修復が完了するが、それが災厄のきっかけとなった。 ティアの記憶から、ショウロ皇国の西に広がる沙漠のその先に、遺跡があることがわかる。早速調査隊が組まれ出立するのだが、遺跡に到達したであろう日より、世界各地に謎の重力異常が発生するようになるのだった。はたして、事態の解決に乗り出した仁が見たものとはーー。 世界の仕組みが少しずつ明らかに! そしていよいよ仁が結婚!? 人生の節目となる第十幕!
すべての巻を見る(全14巻)
この巻のあらすじ
結婚後、技術提供や監修に明け暮れる仁は、第五列から『情報収集する謎の自動人形』の報告を受ける。そしてほぼ同時期に各地で暴れまわる金属製の怪物の話も耳にする。これは世界的な危機の前触れか。はたして……。
この巻のあらすじ
幾たびの危機を乗り越え、再び平穏を手にした仁とこの星の人類。だがその傷跡は大きく、多忙な仁の日々は変わらない。そんな中、宇宙進出に乗り出した仁たちにまたもや降りかかる大災害。未知への挑戦が始まる!
この巻のあらすじ
仁の帰還から三年の月日が流れた。世界はあの大災害を機に、一つにまとまろうと動き始める。その先駆けとして、謎に満ちたレナード王国への第一次使節団に仁が選ばれる。彼の地で仁を待ち受けるものとは……?
この巻のあらすじ
書斎の掃除をしていた仁と礼子は、本棚の奥の隠し戸棚を発見する。そこには先代魔法工学師アドリアナの日記が眠っていた……。ついに明かされる先代の生涯とその功績! 全編書き下ろしで贈る待望のアドリアナ編!
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