人間が妖精を使役するハイランド王国を舞台に、母のあとを継いで銀砂糖師を目指す少女アンの歩みを描くシリーズ。砂糖菓子づくりの技術と、妖精との契約や身分差が物語の土台になっている。アンは戦士妖精シャルと行動をともにし、王都や工房、王城、各地の町を巡りながら、職人としての仕事、妖精との関係、王国の事情に向き合う。物語は職人としての成長と、妖精たちをめぐる制度や王国の変化を軸に広がっていく。全23巻で構成され、Collector's Editionと完結巻も含まれる。完結後には合本版と書き下ろし短編を収録した版もある。なお、最終巻はシリーズの締めくくりとして位置づけられている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 砂糖菓子づくりの工程や品評会、工房の仕事ぶりが細かく描かれ、ものづくりの手触りが強い。
- 妖精と人間の関係、銀砂糖の成り立ちをめぐる設定が独特で、世界観の神秘性が際立つ。
- アンのまっすぐさと粘り強さが物語の軸になり、逆境でも折れない姿が印象に残る。
- シャルとの距離感や感情の変化が丁寧で、恋愛要素の積み重ねを追う楽しさがある。
- 短編集や外伝も含めて、脇役の掘り下げや過去話が作品全体の厚みを増している。
こんな人におすすめ
- 仕事や成長物語として、主人公が努力で道を切り開く話を読みたい人。
- 妖精や砂糖菓子など、ファンタジー設定の細部を楽しみたい人。
- 恋愛の進展を急がず、じわじわ育つ関係を追いたい人。
- シリーズを通して人物関係や伏線の回収を味わいたい人。
- アニメから入って原作で心情描写を深く読みたい人。
人を選ぶポイント
- いじめ、嫌がらせ、軟禁、奴隷扱いなど、理不尽さや悪意がはっきり出る。
- 物語の中盤以降は政治や交渉、種族間の対立が増え、軽い読み味だけではない。
- 恋愛面は焦らしが強く、すぐに進展する展開を期待するとじれったい。
- シリーズが長く、巻ごとに新章や短編集を挟むため、流れを追うのに時間がかかる。
- 一部の巻は続きが気になるところで終わり、区切りの悪さを感じやすい。
テンポ・読後感
- 序盤は読みやすく、やわらかい雰囲気と少し切ない空気が同居する。
- 砂糖菓子づくりの場面は丁寧で、手仕事の高揚感がある。
- 物語が進むほど緊張感が増し、対立や決断の重さが前面に出る。
- アンとシャルのやり取りは甘さと焦れったさが強く、軽妙さもある。
- 外伝や短編集では、しんみりした余韻やほのぼのした後味が残る。
キャラクターへの評価
- アンは素直で芯が強く、損な役回りでも前に進む姿が好印象。
- シャルは当初のつんけんした印象から、感情が表に出るようになっていく変化が楽しい。
- ミスリルは頼もしさと愛らしさがあり、場面を支える存在として人気が高い。
- キャットやキース、ヒューなど脇役も個性が立ち、会話や関係性の面白さを生。
- ラファルは強い印象を残す存在で、物語の緊張感を一気に高める。
巻一覧
この巻のあらすじ
人間が妖精を使役する、ハイランド王国。母を亡くしたばかりの少女アンは、母のあとを継ぎ、銀砂糖師になることを決意。用心棒として口の悪い戦士妖精のシャルを雇い、銀砂糖師の称号を得るため王都へと旅立つが!?
この巻のあらすじ
ハイランド王国の冬。聖なる特別職・銀砂糖師を目指す少女アンは、宿代にも事欠く貧乏っぷり。そんなとき、フィラックスの町を治めるアルバーン公爵が、望み通りの砂糖菓子を作った者に破格の報酬を出すと知り!?
この巻のあらすじ
砂糖菓子品評会の季節がやってきた! 今年こそ銀砂糖師にと気合いを入れるアン。けれど砂糖林檎はまれに見る大凶作! 自分の分を確保するため、宿敵ジョナスが属する工房に下宿することになったアンだけど…!?
この巻のあらすじ
アンの夢を叶えるため、自らを売ったシャルを追い、アンはペイジ工房へと乗り込む。しかし砂糖菓子職人の大派閥であるはずのペイジ工房は、なんと没落寸前。工房を建て直せたら、シャルを返すと言われたアンは!?
この巻のあらすじ
新聖祭の砂糖菓子を作る、名誉ある仕事をすることになった銀砂糖師の少女アン。巨大な砂糖菓子の製作には広い場所が必要。そのため国教会から格安で城を借りることにしたアンだけど、その城はなんと幽霊城で!?
この巻のあらすじ
新聖祭に向け、砂糖菓子作りに余念のないアンたち。そんな時、ペイジ工房の優秀な職人・オーランドが襲われた。襲ったのは、銀砂糖師襲撃事件を起こしていた妖精のラファル。しかもアンがラファルにさらわれて!?
この巻のあらすじ
新工房を開こうと張り切る銀砂糖師アンに、王城から要請が届く。それは、一流の職人たちと共に仕事を引き受けろというもの。しかも依頼人は王妃様!! 王城で、王家が秘匿していた銀砂糖妖精ルルと出会ったアンは…
この巻のあらすじ
次代の銀砂糖妖精を、作る。王命に伴い、銀砂糖師アンにもう一つの命令が下る。それは、銀砂糖妖精の候補を探す大事な仕事。そのためには妖精商人レジナルドの協力が必須だが、彼は「狼」と呼ばれる要注意人物で…。
この巻のあらすじ
次代の銀砂糖妖精を育てるため、候補の選定が始まった。銀砂糖師アンは妖精たちの素質を見極めようとするけれど、片翼を取り上げられた妖精は人間を信じずに計画は中止寸前! 一方、ミスリルの様子もおかしくて……
この巻のあらすじ
寿命が近い湖水の妖精ミスリル。砂糖菓子で応急処置するも、猶予はない。銀砂糖師アンは彼を助けるため、瀕死の状態から甦った妖精ラファルをシャルと一緒に探すことに。だけど銀砂糖師の称号を返すことになって…!
すべての巻を見る(全23巻)
この巻のあらすじ
ラファルに剣で貫かれ、命を失いかけたアン。エリルの力で一命を取り留めるけれど、目覚めたアンは銀砂糖菓子を作る技術の全てを失っていた。絶望にうちひしがれるアンだけどーー!? 大人気シリーズ、待望の最新刊
この巻のあらすじ
銀砂糖師キャットとアンの出会いをはじめ、アンとシャルが歩んだ道の様々な軌跡。さらに、若き日のキャットとヒューの物語、幼いアンと母の思い出を描いた書き下ろしも収録。豪華ピンナップつきの珠玉の外伝集!!
この巻のあらすじ
銀砂糖がなくなろうとしている!? 銀砂糖師のアンは、国王陛下から直々に詳しい調査をせよとの命を受け、恋人となったシャルと共に「最初の砂糖林檎の木」へ向かおうとするが、最大のピンチが訪れてーー!?
この巻のあらすじ
ハイランド国王は「人間と妖精は対等である」と誓約することを決める。しかし公にする条件は、シャルが「最初の銀砂糖」を持ち帰る事だった。人間と妖精の、自らの運命を賭けた戦いがはじまる!!
この巻のあらすじ
ようやくアンが手にした一握りの銀砂糖は、妖精王以外は手にできない特別な物だった!! しかし、敵対するラファルに奪われてしまい!? アンが目指す、妖精と人間の未来の行方はーー? クライマックス直前巻!!
この巻のあらすじ
アンと共に生きる未来のため、ラファルの暴走を止めようとするシャル。一方、王国に幸福を招く砂糖菓子を完成させようとするアンだが、妖精王と通じているとしてコレット公爵に連行されてしまい!? 感動の完結巻!
この巻のあらすじ
銀砂糖師の未来のため尽力するヒューとキャットの絆、そして アンとシャルの幸せいっぱいの結婚式など、本編では語られなかったファン必読のエピソードが盛りだくさん! 完全書き下ろしで贈る、豪華外伝集!
この巻のあらすじ
森で小さな砂糖菓子店を営みながら、妖精のシャル、ミスリルと満ち足りた生活を送るアン。 ところが急遽、砂糖林檎収穫の交渉人として駆り出されることに! 女商人スカーレットが、今は亡きアンの母エマとしか交渉しないと主張しているらしい。 さらには、亡くなったはずのアンの父から母宛に「君に会いたい。交渉を引き受けてくれ」という謎の手紙まで届いて……!? 少女と妖精の王道ファンタジー、待望の新章スタート!
この巻のあらすじ
人間が妖精を使役する、ハイランド王国。少女アンは、亡き母のあとを継ぎ、聖なる砂糖菓子を作る特別な砂糖菓子職人ーー銀砂糖師になることを決意する。 用心棒に美形だが口の悪い戦士妖精のシャルを雇い、王都を目指して旅立つ。心を閉ざしたシャルと近付きたいと願いつつ、品評会に参加しようとするけれど……!? 角川ビーンズ文庫版1・2巻の合本に、書き下ろし短編「特別な日」やキャラクターラフなどを収録した完全版! ※角川ビーンズ文庫版の挿絵は未収録となります。
この巻のあらすじ
幸福をもたらす砂糖菓子の作り手・銀砂糖師を目指して、妖精のシャルと旅をする少女アン。 今年こそは品評会で認められて銀砂糖師になってみせる! と意気込むけれど、肝心の砂糖林檎が大凶作! 自分の分を確保するため、宿敵ジョナスが所属する砂糖菓子工房に下宿しつつ、砂糖菓子のモチーフを探すけれど……!? 角川ビーンズ文庫版3・4巻の合本に、書き下ろし短編「秘密」と「おまけの秘密」、キャラクターラフなどを収録した完全版、第二弾! ※角川ビーンズ文庫版の挿絵は未収録となります。
この巻のあらすじ
新聖祭の砂糖菓子を作る、大仕事を引き受けた銀砂糖師の少女アン。 巨大な砂糖菓子を製作するため国教会から格安で借りた城は、まさかの幽霊城!? さらに工房長の娘ブリジットが謎めいた美男子妖精を連れ帰ってくるなど波乱の連続で!? 角川ビーンズ文庫版5・6巻の合本に、書き下ろし短編「もしもーーの、おとぎ話」「続・もしもーーの、おとぎ話」「子爵と猫のないしょ話」の三本とキャラクターラフを収録した完全版、第三弾! ※角川ビーンズ文庫版の挿絵は未収録となります。
この巻のあらすじ
手紙の送り主と思われる男“ギルバート”を捕まえたアンたち。 ところが男は記憶喪失な上、彼が本当にアンの父なのか知るべく旅立った途端、アンが攫われてしまう! ーー連れ去られた先は、人と妖精が共生する美しい楽園。 ここでシャルやミスリルと暮らし、楽園を維持するための砂糖菓子を作って欲しいと頼まれ戸惑うアン。だがシャルは楽園自体を怪しんでいて……? 銀砂糖師の少女と妖精が紡ぐ心に染みるファンタジー!
一章 彼は何者か 二章 コッセルへ 三章 楽園 四章 消えかけているもの 五章 奇跡のからくり 六章 愛を食うこと 七章 求める旅路へ
この巻のあらすじ
アンの父と思われる記憶喪失の男ギルバートとともにコッセルの町を訪れたアンたち。 父が亡くなったとされる戦禍の爪痕が残る町で、アンは鎮魂祭の砂糖菓子を作る大役を引き受けることに! 町のことを調べる中で浮かび上がるかつての両親の姿は、"家族”の大切さを改めてアンに教えてくれて……? ーーずっとシャルやミスリルと幸せに暮らしたいから、この砂糖菓子に願いを込める。 少女と妖精の物語、ついに完結!
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