殺された翌日に蘇った少年・遥彦を軸に、同じ学校に通う後輩・三日月彼方への疑念と、「切り裂き魔」をめぐる事件が交差する学園伝奇シリーズ。遥彦は、なぜ自分が生き返ったのか、彼方は何者なのかを確かめようとするが、その背後には人ならざる者の影が入り込む。続く巻では体育祭の校内に人々の力を奪う羽虫が現れ、黒巫女・不知火杏奈や、他人に変身する力を持つ多智花千尋も加わって、学園内の異変が広がっていく。蘇生の理由、人物同士の関係、事件のつながりを追う構成で、学校という日常の場に超常要素が重なる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 不死身の主人公と「キリサキ」系ヒロインの殺伐な出会いから始まる、怪異バトルと学園ラブコメの融合。
- 三日月彼方の可愛さやデレ、デートでの本音などイチャイチャ描写への高評価。
- 2巻の蟲アヤカシ事件は発端から解決までの流れと伏線が読みやすい。
- 不知火のチョッカイや新キャラ追加など、ハーレム寄りの味付けが効いている。
- 頭を空っぽにして読める軽快さと、キャラデザイン・挿絵の可愛さ。
こんな人におすすめ
- 化物語系の現代怪異・ジンガイバトルが好きな読者。
- 殺しデレヒロインと主人公のイチャイチャを主役に読みたい人。
- 美少女キャラが増えるハーレム展開も許容できるラノベ読者。
- 深読みよりスラスラ完読できるテンポを求める人。
- ギャグ混じりの非日常学園ものを気軽に楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- 表紙・挿絵が地味で売りにくく、人前で読みにくい露出も指摘される。
- 殺害相手を許す主人公の動機が弱く、以降の判断も上滑りに感じる。
- 化物語などとの既視感が強く、目新しさや電撃レーベルとしての強さに欠ける。
- 殺害・人間性喪失など重い要素と全体の軽いトーンのギャップが据わりを悪くする。
テンポ・読後感
- バトル+ラブコメ+日常+お色気を混ぜた、読みやすい薄味のラノベ。
- 展開は先読みしやすく、シーン単位の緊張感や書き込みは物足りない。
- 1巻の設定紹介色から2巻でキャラが動き、パートごとの面白さに差が出る。
- テンプレを崩せず、違和感のなさゆえ設定を生かしきれていない印象。
- ラブコメパートの勢いは良いが、バトルは主人公能力の地味さで盛り上がりに欠ける。
キャラクターへの評価
- 三日月彼方は美貌・愛らしさと殺しデレが同居し、徐々にデレや嫉妬も見えるメインヒロイン。
- 遥彦は不死身と美少女ホイホイの収集力を持つが、お人好しすぎる許容と地味な能力が目立つ。
- 幼馴染・委員長・不知火など周囲女性が次々絡み、ハーレムルートを開拓しつつある。
- 女性キャラの造詣は一定評価だが、ワガママボディー系が多く同系作品との比較も出る。
- 切り裂き魔疑惑やアヤカシ憑依など、彼方の一途な思い込みと歪みが物語の核になる。
巻一覧
キリサキシンドローム
この巻のあらすじ
「あのぅ……昨日、俺を殺しませんでしたか?」 ある日突然殺され、翌日なぜか蘇っていた少年・遥彦。殺したのは同じ学校に通う後輩の少女・三日月彼方。彼女が最近巷で噂の 「切り裂き魔」 ではないかと推測した遥彦は、翌日の昇降口で恐る恐る三日月に声をかけたのだが……? 三日月彼方とは何者か? なぜ遥彦は蘇ったのか? 2つの謎の交錯点には 『人ならざる者』 の影が蠢く……
キリサキシンドローム II —イツハリアムネジア—
この巻のあらすじ
体育祭で盛り上がる遥彦たちの学校。しかしそこに現れたのは人々の力を奪う謎の羽虫の群れだった。黒巫女 ── 不知火杏奈曰く、蟲のアヤカシによるトラブルが最近頻発しているらしい。一連の事件の関係性を疑う遥彦たちだったが、そこに“他人に変身する”力を持った人物・多智花千尋が現れ、事態は混迷化し──? “キリサキ”に魅入られた少女と贈るルナティック・アクションシリーズ第2弾登場!!
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