おにぎり処のごちそう三角
判定なし
基本情報
- 著者
- つるみ犬丸
- イラスト
- コゲどんぼ
- レーベル
- メディアワークス文庫
- 刊行年
- 2020-2021
- 巻数
- 2巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで
『おにぎり処のごちそう三角』は、喪失を抱えた料理人が、町の小さなおにぎり店と向き合い直すところから始まる物語です。舞台は御石荘の「おにぎり処バーベナ」で、住まいの近くにある店の台所、仕入れ、接客、売上の都合がそのまま話の流れを作ります。中心にいるのは、店を離れていた元料理人の秋宗と、若い店長の桜子です。食べることをきっかけに、店の空気や人の距離が少しずつ変わり、家族の事情や過去の記憶も物語に入り込んでいきます。料理そのものだけでなく、店を続けるための工夫や人のつながりが、シリーズ全体の骨組みになっています。続巻では、立て直しの途中に新たな条件が加わり、店の運営と関係づくりがさらに前へ進みます。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- イナコさんの表紙・挿絵のおにぎりが「美味しそう」と購入のきっかけになっている。
- ふんわり握った熱々のおにぎり描写が食欲をそそり、ツナマヨや梅干しなど具体レシピを真似したい読者が多い。
- 喪失や親子のすれ違いを抱えた三人が、おにぎり屋を軸に支え合うハートフルな再出発物語。
- 店の経営や進路など現実的な課題と、食べ物の温かさが同居する「家族の在り方」を考えさせる読み味。
- 気軽にさくっと読めつつ、人と人のつながりにじんわり感動する作品。
こんな人におすすめ
- おにぎりや日常料理の描写が好きで、読後にお腹が空く作品を求める人。
- 傷ついた大人と親子がゆっくり寄り添い合う、ほのぼの系ファミリーストーリーが好きな人。
- 重くなりすぎないライトノベルで気分転換したい人。
- 継続をかけた小さな店舗ビジネスや、子離れ・親子関係の葛藤にも興味がある人。
- 続きや関係の変化を見守りたい、読後感の長い温かい話が好きな人。
人を選ぶポイント
- 大きな悩みがサクッと片づく展開で、もったいない・消化不良と感じる読者もいる。
- 秋宗の「俺」口調が魚屋のようで最初は違和感があり、慣れるまで時間がかかる。
- ベタと感じる展開や、詰め込み・テンポの速さを気にする声がある。
- 桜子の父親の過干渉など親子問題が強く、圧を感じる描写に刺さる人もいる。
- 進学設定など現実離れした細部にツッコミが入ることがある。
テンポ・読後感
- 全体的に軽快で読みやすく、短時間で一気読みしやすい。
- 笑える小ネタやキュンとする場面が混ざる、ほっこり寄りの空気感。
- 店の危機や親子対立など、途中はハラハラする場面もある。
- ライトノベルらしく課題解決が早めで、読後は前向きな余韻が残りやすい。
- 二巻ではおにぎりのバリエーションがさらに増え、食の魅力が強まる。
キャラクターへの評価
- 妻を亡くし料理から離れた秋宗は、職人肌の色気と荒い口調が印象的で、おにぎりを通じて少しずつ前を向く。
- 不器用ながら店と夏樹を守ろうとする桜子に、過干渉な父親との確執が絡み、大人の自立が問われる。
- 小学生の夏樹は甘えと遠慮のあいだにいて、三人の関係をやわらかく彩る存在。
- 輝おじいちゃんなど周囲の人物も温かく、三人を外から支える読み心地をつくる。
- 秋宗と桜子の距離感は変化が緩やかで、読者のあいだでも今後の展開への期待ともどかしさが残る。
巻一覧
おにぎり処のごちそう三角 家族を結ぶ思い出の食卓
この巻のあらすじ
愛する妻に先立たれ、二人の思い出が詰まった店を畳んだ元料理人の秋宗。 傷心を癒やそうと料理から離れ、見知らぬ土地で一人暮らしを始めることに。 だけど、引っ越し先の御石荘に「おにぎり処 バーベナ」という看板が……。 最近になって経営者が年若い女性に変わったらしく、歪なおにぎりが並ぶこの店は潰れかけていて――? ひと口頬張れば笑顔になれる、三角の形に結ばれた幸せの物語――はらぺこの心でお召し上がりください。
おにぎり処のごちそう三角 2 宴を彩る門出のお品書き
この巻のあらすじ
元料理人・秋宗のおにぎりレシピのおかげもあって、潰れかけていたおにぎり処バーベナにも活気が戻ってきたところ。だが桜子店長の両親から、売り上げ大幅UPを達成できなければ店を潰すと言い渡されてしまいーー。
星評価・感想
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