本作は、宝寿国の都市・寿都を舞台に、作家志望で妄想癖のある文学少女・萩野あかりと、雲越家にいる少年ソラを中心に進む和風あやかし恋愛譚。氷菓子の棒に書かれた「サイヨウ」をきっかけに、あかりは妖怪たちの事情へ引き込まれ、貧乏神のカミ、天狗の白山、不思議な『曇り鏡』などが関わる出来事を通して、人間とあやかしの距離が描かれる。ソラは一見ゆるふわだが、妖怪としての顔を持ち、あかりとの関係に過去の因縁や独占欲が重なっていく。シリーズ全体では、相談事や再会を重ねながら、二人の関係と周囲のあやかしのつながりが少しずつ広がる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 妄想が暴走するヒロインと、ゆるふわで甘え上手なヒーローの掛け合いが楽しい。
- 妖怪や和風ファンタジーの空気感がやわらかく、全体にほのぼのした読み味がある。
- 会話のノリツッコミやサブキャラのにぎやかさが作品の勢いを支えている。
- 恋愛だけでなく、やさしさや気持ちの向き合い方を描く場面が印象に残る。
- イラスト込みでキャラの可愛さや雰囲気を楽しめる。
こんな人におすすめ
- ゆるい雰囲気の恋愛ラノベや、甘めのやりとりを楽しみたい人。
- 妖怪もの・和風ファンタジーを軽めに読みたい人。
- きつい展開や重い毒が少ない作品を求める人。
- キャラの可愛さや掛け合い重視で読む人。
- じれじれした恋愛や、ほっこり系の読後感が好きな人。
人を選ぶポイント
- ヒロインの妄想や叫びが強く、好みが分かれやすい。
- 恋愛の濃さは控えめで、甘さをもっと欲しいと感じやすい。
- 妖怪設定や世界観の掘り込みは浅めに受け取られやすい。
- 物語の締めがややあっさり、または盛り込みすぎに感じられる。
- 序盤の読みづらさや、主人公の強烈さが気になる人もいる。
テンポ・読後感
- 最初から最後までゆるふわで、軽快に読み進めやすい。
- 事件や見せ場も重くならず、ほんわかした空気が続く。
- 笑える場面としんみりする場面の切り替えはなめらか。
- 文章量はさくさく読める一方、終盤は少し駆け足に感じられやすい。
- 全体として、にぎやかでやさしい読後感が残る。
キャラクターへの評価
- あかりは痛さもあるが、素直さや真面目さで好感を持たれやすい。
- ソラは見た目ゆるふわでも押しが強く、甘え方や独占欲が可愛いと受け取られやすい。
- カミは不幸体質やおとぼけ感が目立ち、場をかき回す存在として印象が強い。
- 白夜やオボなど脇役もキャラが立っていて、にぎやかさを増している。
- キャラ同士の距離感が近く、友だち感覚の楽しさがある。
巻一覧
この巻のあらすじ
宝寿国の都市・寿都。作家を夢見る、文学少女だが、ちょっと妄想癖が強く友達がいない萩野あかりが"サイヨウ"と書かれた氷菓子の棒を引いた瞬間、彼女は怪しい二人組の男たちに連れ去られてしまった!! 彼らがいうには、最近できたばかりの屋敷に住む、雲越家のぼっちゃん・ソラの話し相手になってほしいとか。そんな彼は愛玩系のゆるふわ男子。--だけど、時折見せる表情がやけに艶っぽくて……アヤシイ!? あやかしたちの和風ラブロマンス、第1弾登場!
この巻のあらすじ
妄想癖があり、友達が少ないが、作家になることを夢みる文学少女の萩野あかりの元に、一見十七歳の少年だが、実は最強の妖怪"暗黒太陽"のソラ(天然系ゆるふわ男子)が帰ってきた! 久しぶりの再会で、以前にもまして密着してくるソラに翻弄されっぱなしのあかり。そんなある日、貧乏神のカミがお世話になっているという子爵様の相談事が舞い込んできて……ってこの子爵様、あかり憧れのあの先生? それに気づいたソラの独占欲も密かに膨らんでいき--!? あやかし和風ラブロマンス第2弾登場!!
この巻のあらすじ
無邪気な愛を向けてくる妖怪ソラを想うと、最近のあかりは変な気持ちになってしまう。原因不明の感情に悩むあかりだったが、ある日、過去と未来を映し出す不思議な鏡--『曇り鏡』を覗いて驚愕!! なんと白銀の髪の男とあかりがくちづけを交わしていたのだ! 動揺するあかりの前に鏡の男、天狗の白山が現れ……その上彼は、ソラと過去に因縁がなるようで!? あやかし和風ラブロマンス完結!
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