ご利益ごはん

判定なし
基本情報
著者
椰月美智子
イラスト
レーベル
角川文庫
刊行年
2025
巻数
1巻
アニメ化
属性

『ご利益ごはん』は、家事と育児に追われる48歳の女性・前田早智子が、神社参拝とその土地の食事をきっかけに日常を見つめ直していく物語です。舞台は現代日本で、三嶋大社、寒川神社、伊勢神宮、北野天満宮、豊川稲荷など各地の神社と、うなぎや伊勢うどん、京漬物といった土地の料理が結びつきます。中心人物は、反抗期の子ども、夫の浮気、親の介護と向き合う早智子で、信仰心の有無よりも、愚痴を神様に打ち明けて気持ちを整える過程が軸になります。家族関係や中年期の生活課題を背景に、参拝と食事を通して日常をたどる構成です。単巻作品としてまとまっています。神社とご当地料理を組み合わせた短編連作の形で、各地の土地柄が順に描かれます。

構造レビュー

こんな人におすすめ

  • AI分析(あらすじ)

    - 現代日本の家族小説に関心がある人 - 神社巡りやご当地グルメの要素を読みたい人 - 中年女性の生活と心情を扱う作品を探している人

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • アラフィフの主婦が家事・育児・仕事・親のことに追われる日常が、かなり具体的に描かれている。
  • 神社仏閣めぐりと土地の名物料理がセットで出てきて、旅気分で読める。
  • 三嶋大社、寒川神社、伊勢神宮、北野天満宮、豊川稲荷など実在の場所が多く、参拝の知識や作法も拾える。
  • 姉とのやりとりや、愚痴を吐き出して気持ちを切り替える流れが軽快で読みやすい。
  • ご利益やお参りを通して、日常を立て直していく雰囲気が前向き。

こんな人におすすめ

  • 神社仏閣めぐりや御朱印、パワースポット巡りが好きな人。
  • 地方グルメや寺社の名物を一緒に楽しみたい人。
  • 子育て・更年期・夫婦関係・親の介護など、同世代の悩みに触れたい人。
  • 姉妹での小旅行や、気分転換の読書を求める人。
  • アラフィフ前後の生活感ある物語に親しみやすい人。

人を選ぶポイント

  • 主人公の口の悪さや朝からの強い悪態はかなりきつめ。
  • ごはん要素は期待より控えめで、神社仏閣の話が中心。
  • 物語の悩みが多く、家族の不和や夫への苛立ちが続くため重さを感じる場面がある。
  • 食べ物の描写は好みが分かれやすく、あまりそそられないと受け取る読者もいる。
  • 参拝の動機やご利益の扱いに、合わないと感じる場合がある。

テンポ・読後感

  • 連作短編らしくテンポよく進み、サクサク読める。
  • 全体は軽めだが、家族の問題や更年期のしんどさが下支えしている。
  • 神社の空気感や土地の景色が入ると、読後感はすっきりしやすい。
  • 旅と食の場面で気分が緩み、日常のモヤモヤが少しほぐれる。
  • 明るさと毒っ気が同居していて、肩の力を抜いて読むタイプの作品。

キャラクターへの評価

  • 早智子はイライラが表に出やすく、共感しやすい面と苦手に感じる面が両方ある。
  • 仕事や家事を抱え込みながら踏ん張る姿に、同世代の現実味がある。
  • 姉の奈緒子は、信心深さと行動力で物語を引っ張る存在として印象が強い。
  • 夫は頼りなさや浮気疑惑で不満の対象になりやすい。
  • 子どもたちは反抗期の存在感が大きく、家庭のバタバタを強めている。

巻一覧

ご利益ごはん
2025年2月 ISBN 9784041150177
この巻のあらすじ

「全員皆殺しっ」。物騒な言葉を吐きながら毎朝起床する前田早智子は48歳。中高生3児を抱え、日々の家事に追われる毎日だ。ある日、見かねた姉から三嶋大社へ行こうと誘われる。信仰心を持たない早智子も、日々の愚痴を神様に盛大に打ち明けてすっきり。その後に食べたうなぎのおいしいことといったら。反抗期の子ども達、夫の浮気、親の介護問題……休まらないアラフィフの日常を生き抜くコツ、ここに詰まってます。 三嶋大社とうなぎ 寒川神社とお抹茶 伊勢神宮と伊勢うどん 北野天満宮と京漬物 豊川稲荷とおいなりさん

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