惑星間警察の特命部に所属する17歳の警官ブルーを中心に、宇宙海賊ラ・ビットと、脱出不可能の収容所XXXを舞台にした任務が描かれるシリーズ。父を奪われたブルーは犯罪者として収容所へ潜入し、組織の首領〈ギザ耳〉の正体を追う。同じ任務を与えられた恋人ユミは、海賊側に近づいて情報を集める役目を担う。収容所では脱出交渉、爆弾の所在、内通者の疑い、私刑の場面などが重なり、警察・軍・犯罪者の思惑がぶつかる。宇宙犯罪の捜査と収容所内部の緊張を軸に、人物の立場の食い違いと情報戦が広がっていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 監獄潜入、宇宙海賊、惑星間警察が絡む、スペオペ寄りの冒険活劇としての勢いがある。
- 父の仇を追う青年、謎めいた美女、悪役の存在感が物語を引っ張る。
- 収容所内の駆け引きや正体探し、意外性のある展開が読みどころになる。
- ハリウッド映画っぽい派手さと、ラノベらしい荒唐無稽さが同居している。
- グロやダークさも含めて、普通のジュブナイルより尖った作風として印象に残る。
こんな人におすすめ
- 宇宙もの、監獄もの、潜入サスペンスの要素をまとめて楽しみたい人。
- 多少のグロや陰惨さがあっても、勢い重視の物語を読みたい人。
- ひねりのある悪役や、どんでん返しを楽しみたい人。
- まっすぐなヒーロー像より、クセの強い主人公を受け入れられる人。
- 80年代的なスペオペ感や、B級映画っぽいノリが好きな人。
人を選ぶポイント
- 主人公の言動がかなり頼りなく、好感よりも「アホ」「へたれ」と受け取られやすい。
- グロテスクな描写があり、軽い気持ちで読むと重く感じる。
- 物語全体がぐちゃぐちゃで、すっきりした爽快感は弱い。
- ラストまで明るい方向に振れず、後味が暗めになりやすい。
- どんでん返しはあるが、驚きのための展開に見える部分もある。
テンポ・読後感
- 展開は速く、事件が次々起こるため読み進める勢いは強い。
- 監獄内の緊張感と、宇宙アクションの派手さが交互に来る。
- 全体の空気は軽快というより、混沌と不穏さが前に出る。
- 物語のノリはB級感があり、荒っぽさも含めて印象に残る。
- 終盤に向けて暗さが増し、爽快な着地よりも怪作感が強い。
キャラクターへの評価
- 主人公ブルーは、熱意はあるが判断や行動が空回りしやすい。
- 「愛すべき」よりも、突っ込みたくなるタイプとして見られている。
- 謎の美女や悪役は、物語の色気と緊張感を支える存在として映る。
- 収容者たちは一枚岩ではなく、疑心暗鬼を生む群像として機能している。
- 正体や立場の読めない人物が多く、キャラの見え方そのものが仕掛けになっている。
巻一覧
この巻のあらすじ
惑星間警察の特命部に勤務する17歳の警官、ブルー。彼は父の命を宇宙海賊ラ・ビットに奪われており、犯罪を憎む思いは人一倍強い。ある日ブルーは、特命部の一年後輩で、恋人のユミとともに異例の特務を命じられる。ユミには、宇宙海賊のシルバーの情婦となって身辺情報をさぐること。ブルーには、犯罪者となって、脱出不可能の収容所XXX(トリプルエックス)に潜入し、ラ・ビットのボス〈ギザ耳〉の正体を突き止めること。父の仇をとるまたとない機会に、ブルーは喜んで任務を受ける。しかしユミは…。 ※この商品にはイラストが収録されていません。
この巻のあらすじ
三日後に爆発する予定のデルトニウム爆弾の所在と引き換えに、サドラー大佐はXXX(トリプルエックス)からの脱出を希望した。一堂に集められた収容者の中で、ブルーとマリアが同行者として指名されるが、マリアにつられ、ブルーも申し出を断ってしまう。サドラーは宇宙軍の船で収容所を出ていくが、直後宇宙竜ランダに襲われて命を落とし、爆弾の在処はわからなくなってしまった。そのあとブルーは、サドラーの誘いを断ったことで、ハイマンの内通者の疑いをかけられ、収容者たちの私刑を受けるが――。謎が明かされる衝撃のラスト! ※この商品にはイラストが収録されていません。
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