君が夢、河を上りて
- 著者
- 小林めぐみ
- イラスト
- 神魚
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 1994
- 巻数
- 2巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- BOOK☆WALKER: 1巻まで
古代に滅んだ“神”の血を引く少年シーフォを中心に、兄アイン、妹エイラン、そして仲間たちがレムダリア河をさかのぼる旅へ出るファンタジー作品。舞台は、王国や神の末裔、転生を信じる一族の思惑が交差する世界で、少年の出自と“声”の正体をめぐる謎が物語を動かす。中心人物は、拾われたシーフォと彼を見守る兄妹で、旅の途中で王位継承や一族の記憶に関わる事態が広がっていく。シリーズ全体では、旅の進行にあわせて出自の謎、王国の事情、神話的な血筋の問題が重なり、人物関係と世界の歴史が少しずつ明らかになる。外伝・短編の情報はなく、本編2冊でまとまっている。 なお、電子書籍版は挿絵なしで収録されている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- かわいらしい言葉づかいと、軽やかな会話の雰囲気が目を引く。
- 兄妹・恋愛まわりの距離感が近く、甘めの空気で読める。
- 物語の見せ方にひねりがあり、成長譚としての読み味もある。
- 作品全体に作者らしい趣味性と勢いが出ている。
こんな人におすすめ
- かわいい文体や、会話のテンポを楽しみたい人。
- 兄妹愛やラブ寄りの関係性が好きな人。
- まっすぐな成長物語だけでなく、少し変化球のある展開を求める人。
- キャラの勢いで読ませるライトノベルが好みの人。
人を選ぶポイント
- 兄妹愛やブラコン要素が強めで、好みが分かれやすい。
- まじめな青春小説を期待すると、かなり印象が違う。
- 物語の主軸が恋愛・関係性寄りなので、純粋な冒険譚を求めると合わない。
- キャラのノリや作者の色が前面に出るため、落ち着いた作風を求める人には向きにくい。
テンポ・読後感
- 会話が軽快で、読み始めからテンポよく進。
- 全体の空気は甘めで、にぎやかさと親しみやすさがある。
- 物語は直球の成長ものというより、関係性の変化を楽しむ手触り。
- 作品の勢いが強く、細部よりノリで引っ張る印象。
キャラクターへの評価
- ヒロインは存在感が強く、物語を引っ張るタイプ。
- 少年側は成長の軸として見せつつ、視点の置き方に意外性がある。
- キャラ同士の距離が近く、ラブラブ感が前面に出る。
- 美少年系のキャラ造形や、作者の好みが反映された人物像が印象に残る。
巻一覧
この巻のあらすじ
兄おもいの元気少女エイランは、長い航海から戻った兄アインとの再会に胸躍らせていた。だが、アインが持ち帰った“拾いもの”を見て、彼女は眉をひそめた。それは少年―シーフォと名乗る奇妙な少年だった。シーフォのあまりに純真な瞳に、エイランは、兄がとんでもないやっかいごとに巻きこまれるような胸騒ぎを感じたのだ。予感は当っていた。古代に亡びた“神”の血をひくという、シーフォの不思議な“力”。“神”が復活するという予言―。さまざまな謎をめぐる遥かなる旅に、兄妹とその仲間たちは誘われていった…。『ねこたま』の作者が生新なタッチで描く、リリカル・ファンタジー決定版。 ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。
この巻のあらすじ
「オイデ…オイデ、私ノモトニ…」幼い頃から聞こえつづけていた“声”。誰が、なんのために呼ぶのか―。不思議な“力”を持つ少年シーフォは、自分が、かつて神と呼ばれた一族アミュールの王、フェリム・フェシアの血をひく者であり、ライラ王国の王孫でもあることを知った。シーフォ自身の思いをよそに、彼の存在をめぐって事態はめまぐるしく動きだす。シーフォをフェシアの転生と信じるアミュールの末裔たち。彼のライラ王位就任を望む者、拒む者。そしてアインら彼を見守る仲間たち―。はるかなるレムダリア河遡上の旅の果てに、シーフォが見つけだしたものは。俊才が縦横無尽に描きだす、キラメキのファンタジー。 ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。
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