異世界の記憶を持つ者を聖女として迎える慣習があるリエンライン王国を舞台に、辺境の小国の姫で転生者のイーリスと、王太子から即位したリーンハルトの関係を軸に進む。新たに異世界から転移してきた陽菜の登場で、王妃としての立場や夫婦の関係が揺れ、イーリスは離婚と王宮離脱を決意する。物語は、王妃交代の可能性、宮廷内の思惑、離婚届や再婚の判断をめぐるやり取りを通して、王宮の力関係と感情の行き違いを重ねていく。転生者と転移者が同じ宮廷にいる前提が、恋愛だけでなく王国の制度や周囲の対応にも影響する。聖女を迎える仕組みが国政と結びついているため、個人の結婚問題が宮廷全体の秩序に波及する。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 軽めの異世界恋愛として、さらっと読める文量とテンポが合っている。
- 聖女の役割や過去の功績を試す場面など、設定まわりの見せ方が面白い。
- すれ違い気味の関係が、会話不足や心の声の強さで分かりやすく描かれる。
- 後半のデレや関係変化を、肩の力を抜いて楽しめる。
- 漫画版から入って原作を読む流れでも、区切りのいいところまで楽しみやすい。
こんな人におすすめ
- 重すぎない異世界恋愛を気軽に読みたい人。
- 王妃・王・聖女まわりの設定や立場の違いを楽しみたい人。
- じれじれや不器用な関係の変化を見たい人。
- しっかりした伏線回収より、読みやすさと勢いを優先したい人。
- 漫画版を読んで原作にも手を伸ばしたい人。
人を選ぶポイント
- 王やヒーロー役の印象がかなり弱く、好感を持ちにくい。
- 主人公たちの言動に共感しづらく、離婚したい理由が腑に落ちない人もいる。
- 黒幕や展開のひねりは控えめで、意外性を求めると物足りない。
- 後半の扱いが雑に感じられる脇役がいて、気になる人は引っかかる。
- じっくりした心理描写や重厚さより、軽快さ重視の作風。
テンポ・読後感
- 文量は軽めで、短時間で読み切りやすい。
- 展開はシンプルで、サラッと進む読み味。
- 前半は不仲とすれ違いが目立ち、後半で一気に空気が変わる。
- 心の声や掛け合いに勢いがあり、ややコミカルな温度感。
- 粗さはあるが、気楽に読むにはちょうどいい。
キャラクターへの評価
- 王は魅力が薄く、序盤はかなり厳しい印象で始まる。
- 途中からのデレや変化は大きく、落差を笑って受け止める読み方が合う。
- 王妃は心の声が強く、感情が分かりやすいタイプ。
- 神官など脇役は献身的でも、扱いが薄く感じられる場面がある。
- 登場人物全体として、好き嫌いが分かれやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
リエンライン王国では、異世界の記憶を持つ者を聖女として迎える慣習があった。 この決まりに従い、辺境の小国の姫であり転生者だったイーリスは、当時王太子だったリーンハルトと婚約する。 リーンハルトの即位とともに王妃となったイーリスだが、 新たに異世界から転移してきた陽菜が現れてから、明らかにリーンハルトの気持ちは陽菜に傾いていく。 舞踏会では蔑ろにされ、離婚の上での王妃交代の可能性も告げられ、 さらにはリーンハルトと陽菜が一夜をともにしたとも聞かされたイーリスは決意する。 そう、離婚すればいい、とーー! 「荷物を纏めてちょうだい! 今すぐ王宮を出ていくわ!」 決意とともに王宮を脱出するイーリスだが、それがなにやら大騒動にーー!? 離婚宣言&家出から始まるラブストーリー、開始!
この巻のあらすじ
離婚騒動が収まり、陽菜との仲も良くなったイーリス。 リーンハルトとの関係性も改善した、ように見えていた。
お互いに想い合っていた、出会った頃を思い出し、 今度こそ仲むつまじい夫婦になろうと努力するが不器用な二人はまたしても想いがすれ違ってしまい、 離婚届を書くことを希望するイーリスに、リーンハルトは約束してしまう。
だが、その状況を後押しし、引き裂こうとする勢力の陰謀もありーー!
「イーリス以外とは結婚はせん! たとえ、誰がなんと言ってきたとしてもだ!」 「離婚はーーするわ。約束通り」
「そのうえで百日後に再婚するのかどうかを決めるわ!」
イーリスの決意がさらなる大騒動を巻き起こしーー!
離婚の決意から始まったラブストーリー、改めて離婚したい第2弾!
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