両親の事故死をきっかけに他人へ心を閉ざした主人公が、毎年記憶を失い、記憶が事故直後へ戻ってしまう状態を抱えて生きる現代恋愛ミステリー。空白の3年を抱えた彼女の前に、見知らぬ小説家が現れ、「1か月デートして、ぼくの正体がわかったら君の勝ち。わからなかったらぼくの勝ち」と持ちかける。会話とデートを重ねるうちに、主人公の失われた記憶の断片と相手の秘密が少しずつ結びつき、事故後に止まった時間の意味が浮かび上がっていく。舞台は現代の日常圏で、個人の記憶、正体隠し、関係の変化を一本の筋として追う構成になっている。

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  • AI分析(あらすじ)

    記憶喪失、正体隠し、デートを軸にした恋愛ミステリーを読みたい人。

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 記憶を失う設定を軸にした恋愛ミステリとして、後半で伏線がつながる構成が印象に残る。
  • 静岡の実在スポットが多く登場し、土地の風景やローカル感を楽しめる。
  • 文章がきれいで読みやすく、淡々と進むのに終盤で感情を動かされる。
  • 困難な状況でも相手を思い続ける一途さや、愛をテーマにした着地が強く残る。
  • ラストのセリフや余韻のある終わり方を評価する感想が目立つ。

こんな人におすすめ

  • 記憶喪失もの、恋愛ミステリ、純愛寄りの物語が好きな人。
  • 伏線回収や終盤の種明かしを楽しみたい人。
  • しっとりした文章や切ない雰囲気を好む人。
  • 静岡を舞台にした作品や、実在の街並みが出る物語に惹かれる人。
  • 先入観なしで読み進めて、最後にまとまりを感じたい人。

人を選ぶポイント

  • 序盤は設定への引っかかりや既視感が先に立ち、入り込みにくい。
  • 仕掛けの強さよりも、展開の自然さや緻密さに物足りなさを感じる場合がある。
  • 登場人物の行動や周囲の協力が都合よく見える場面がある。
  • 主人公の感情表現が強めで、好みが分かれやすい。
  • ミステリとしての意外性を強く求めると、肩透かしに感じる可能性がある。

テンポ・読後感

  • 文章は比較的すらすら読めるが、序盤はやや単調に感じやすい。
  • 中盤までは違和感を抱えつつ進み、後半で一気にまとまる流れ。
  • 全体の空気は静かで切なく、派手さより余韻が残る。
  • 恋愛の甘さよりも、記憶の不安定さと愛情の強さが前に出る。
  • 読後はすっきりよりも、しんみりした感触や温かさが残る。

キャラクターへの評価

  • 千鳥は警戒心が強く、感情が表に出やすいぶん好みが分かれる。
  • 真人は一途さや努力が印象に残り、物語の軸として受け止められている。
  • ふたりの関係は、謎解きよりも気持ちの積み重ねで読ませる印象。
  • 周囲の人物は親切で支え役として機能し、安心感を与える。
  • その一方で、登場人物全体が善良に寄りすぎて見える。

巻一覧

毎年、記憶を失う彼女の救いかた
2017年12月 ISBN 9784062940931
この巻のあらすじ

第54回メフィスト賞受賞作! わたしは1年しか生きられない。毎年、わたしの記憶は両親の事故死直後に戻ってしまう。空白の3年を抱えたわたしの前に現われた見知らぬ小説家は、ある賭けを持ちかける。「1ヵ月デートして、ぼくの正体がわかったら君の勝ち。わからなかったらぼくの勝ち」事故以来、他人に心を閉ざしていたけれど、デートを重ねるうち彼の優しさに惹かれていきーー。この恋の秘密に、あなたは必ず涙する。

すべての伏線が、愛ーー。

第54回メフィスト賞受賞作! 第七回 静岡書店大賞<映像化したい文庫>部門受賞!

わたしは1年しか生きられない。毎年、わたしの記憶は両親の事故死直後に戻ってしまう。空白の3年を抱えたわたしの前に現われた見知らぬ小説家は、ある賭けを持ちかける。

「1ヵ月デートして、ぼくの正体がわかったら君の勝ち。わからなかったらぼくの勝ち」

事故以来、他人に心を閉ざしていたけれど、デートを重ねるうち彼の優しさに惹かれていきーー。この恋の秘密に、あなたは必ず涙する。

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