琵琶湖に浮かぶ竹生島の土産物店「鳰の海」を舞台に、霊が見える社長・目建甲斐と、店で働く俵燈子が、島を訪れる人たちの霊にまつわる相談に向き合うシリーズ。持ち込まれるのは、枕元に立つ老人が祖父かもしれないという中学生の相談や、霊視の力に関わる不調、近くに開店したカフェとの関係などで、店の仕事と来訪者の事情が重なって進む。土産物屋という場を軸に、島の日常、陰陽師の末裔を名乗る隣店の存在、霊的な異変が少しずつ広がっていく。相談は単発の出来事で終わらず、土地や人のつながりをたどる形で描かれる。

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  • AI分析(あらすじ)

    霊や伝奇要素のある現代もの、店を拠点にした相談解決もの、島を舞台にした人情話を読みたい人。

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 滋賀県の名所、民話、銘菓、お土産が次々出てきて、観光案内のように楽しめる。
  • 琵琶湖や竹生島まわりの土地感が濃く、地元民には懐かしく、県外読者には旅行気分がある。
  • 霊にまつわる相談を扱うライトな謎解き要素があり、重すぎず読み進めやすい。
  • お店の面々が個性的で、ほんわかした空気の中に少し恋愛やライバル要素が入る。
  • 文章が軽やかで、すらすら読める。

こんな人におすすめ

  • 滋賀県や琵琶湖周辺の地名・伝説・ご当地ネタが好きな人。
  • 観光気分で土地の魅力を味わいたい人。
  • 重厚なミステリーより、軽めの不思議話や日常寄りの謎解きを読みたい人。
  • ほんわかした人間関係や、少しずつ進む恋愛模様を楽しみたい人。
  • シリーズものを追いかけて、次巻の展開も気になる人。

人を選ぶポイント

  • 主人公の言動や自己評価の低さに引っかかる読者がいる。
  • 行動が強引に見えたり、イライラする場面がある。
  • 地名や固有名詞の置き換え方が中途半端に感じられることがある。
  • ご当地色が強いので、滋賀に馴染みがないと細かなネタは拾いにくい。
  • 物語の手触りは軽めで、濃い事件性や緻密さを求めると物足りない。

テンポ・読後感

  • 軽快で読みやすく、テンポはさくさく進。
  • 霊や怪異の話でも全体はやわらかく、怖さは控えめ。
  • ご当地紹介の比重が高く、旅先を巡るような気分になる。
  • ほのぼのした空気の中に、少しピンチや緊張感が差し込。
  • ハッピー寄りの着地で、読後感は明るい。

キャラクターへの評価

  • 燈子は真っ直ぐで人情家だが、突っ走りやすく、自己卑下が気になる。
  • 甲斐はクールで無愛想寄りだが、要所で頼もしさや熱さが見える。
  • 二人の距離感や支え合いが好意的に受け止められている。
  • 新キャラの賀茂は押しが強く、物語に動きを足す存在として見られている。
  • 店の人たちは個性的で、全体として温かいチーム感がある。

巻一覧

霊視るお土産屋さん 千の団子と少女の想い
2019年8月 ISBN 9784334778972
霊視るお土産屋さん 2 君と仔猫と鍋焼きうどん
2020年5月 ISBN 9784334790257
この巻のあらすじ

琵琶湖に浮かぶ竹生島のお土産さん『鳰の海』で働く俵燈子は、“霊視る”社長の目建甲斐とともに、依頼者からの霊にまつわるお悩み解決に奔走している。そんななか、お隣に新しいカフェ『心屋』がオープン。イケメン店長の賀茂孝徳は陰陽師の末裔で、悪霊退治までできるという。思わぬライバルの出現に、燈子と甲斐は…。大好評シリーズ第2弾!

霊視るお土産屋さん 3 幽霊騒ぎと残された銘菓
2021年5月 ISBN 9784334791957
この巻のあらすじ

霊が視えなくなったんだ。(なんやってー!?)目建甲斐の"霊視る"力を使って霊にまつわる相談を受けている「鳰の海」に中学生がやってきた。枕元に立った見知らぬ老人が会ったことのない祖父で、自分に何か伝えたいことがあるのではないか、という。困った人を放っておけない俵燈子は依頼を受けようとするが、甲斐から「霊が視えなくなった」と驚愕の事実を告げられる--。大ピンチのシリーズ第3弾!

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