妖の血を引く少女・紗那が、平安京を舞台に宮中の人間関係と恋愛、そして身分差や政略に巻き込まれていく和風恋愛ファンタジー。山で父・役小角と暮らしていた紗那は、京へ連れて来られ、光の君と噂される二ノ宮・鷹匡との結婚を命じられる。物語は、内裏や左大臣家、東宮など宮廷の力関係の中で、紗那と鷹匡の関係がどう変化するかを軸に進む。妖や呪禁師も登場し、恋愛と宮中の政治、伝奇要素が重なって展開する。4冊構成で、紗那と鷹匡を中心に、宮中の出来事と周囲の人物関係が広がっていく。続編・外伝・短編の区分は示されていない。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 平安風の舞台に、恋愛と妖・あやかし要素を重ねた和風ファンタジーとして読める。
- 鷹匡のストレートで不器用な好意、紗那とのかみ合わないやりとりが楽しい。
- 一葉や父親まわりに謎が残り、先の展開を追いたくなる。
- 付喪神や幼馴染など脇役の小ネタが効いていて、にぎやかさがある。
- 甘めの空気やイチャラブ寄りの関係性を好む読者には刺さりやすい。
こんな人におすすめ
- 平安ものを「史実寄り」より「平安風の恋愛物語」として楽しめる人。
- すれ違いよりも、最初から甘さのあるカップルを見たい人。
- 妖や陰陽師風の要素、怪しい人物の伏線を楽しみたい人。
- キャラ同士の掛け合いと、軽めのラブコメ感を重視する人。
- 続巻で関係や謎が少しずつ動くシリーズを追いたい人。
人を選ぶポイント
- 平安時代の雰囲気や時代考証はかなりゆるめで、違和感が出やすい。
- 恋愛の進み方や動機づけが急に見え、納得しにくい場面がある。
- 物語の山場が小刻みで、盛り上がり不足に感じることがある。
- 挿絵や表紙の印象が合わないと、読書体験全体の印象も下がりやすい。
- 謎めいた人物や設定が多く、整理しづらいまま進むと感じる読者もいる。
テンポ・読後感
- 全体は甘めで軽快だが、雰囲気はやや暗めに受け取られやすい。
- 恋愛は早めに動く一方、気持ちの整理はゆっくりでじれったさが残る。
- 会話のテンポはよく、率直すぎる言動や天然さが笑いどころになる。
- 大きな事件で押すより、関係性の変化と伏線で引っ張るタイプ。
- 物語の進みは小幅で、巻をまたいでじわじわ動く印象が強い。
キャラクターへの評価
- 鷹匡は硬派に見えて、実際は甘くてまっすぐなタラシとして好感を持たれやすい。
- 紗那は行動力があり可愛いが、肝心の場面で気持ちが見えにくいと感じられる。
- 一葉は怪しさや妖しさが強く、味方か敵か読めない存在として気になる。
- 父親や周囲の大人たちは、何かを隠していそうな含みがある。
- 脇役の幼馴染や付喪神は、物語のにぎやかしとして印象に残りやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
人里離れた山で父・役小角と暮らす、妖の血を引く少女・紗那。ある日、突然何者かに襲われ意識を失った紗那が目覚めると、なんとそこは京の都! そのうえ光の君と噂される、美貌の二ノ宮との結婚を命じられ!?
この巻のあらすじ
あの硬派な鷹匡が妻を娶ったと都は騒然! さぞや美少女だろうと紗那に恋文を送りつけてくる輩まで出る中、太后が鷹匡に見合う娘かを試すため、紗那を内裏へ呼び出してきて!? 大人気、平安ラブファンタジー第2巻!
この巻のあらすじ
“光の君”と称される二の宮・鷹匡と共に暮らす夜叉の少女・紗那。夜叉である自分と鷹匡の立場の差を案じ、彼からの求愛に素直になれず揺れる紗那に、呪禁師・一葉は言葉巧みに言い寄り――!? 恋焦がれる第3弾!
この巻のあらすじ
ついに鷹匡と気持ちを通わせた紗那。しかし紗那を娘だと言い張る左大臣により、政略結婚の駒として連れ去られてしまう。抵抗する紗那だが、その黒幕には東宮がいて――!?
星評価・感想
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