天女の末裔で、布に竜気を込める力を持つ“竜娘”の蓉華が、覆面で顔を隠したまま皇子・蒼翔のもとで竜女候補として皇城へ向かう中華風ファンタジー。竜女選考を軸に、王府間の対立、後宮への潜入、竜魂薬をめぐる事件、魍魎退治が連なり、烏や漣など各地の王府にも舞台が広がる。斉氏一派の思惑、皇后をめぐる事件、少数民族の保護、錯乱した皇帝や反乱の火種なども重なり、蓉華と蒼翔は身分差を抱えたまま宮廷の政争と怪異の渦に組み込まれていく。選考と事件が同時進行し、女官に扮した潜入や移動先ごとの怪異対応も挟まる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 覆面で顔を隠すヒロインの設定が強く、見た目と自己認識のズレが物語の軸になっている。
- ヒロインの美醜感覚のズレが、シリアスな場面でも笑いを生。
- ツッコミ役のヒーローが振り回される構図が読みどころになっている。
- 宮廷や竜府を舞台にした陰謀や試験が重なり、先の展開が気になる作り。
- ラブコメの甘さと、血なまぐさい事情や緊張感の落差が印象に残る。
こんな人におすすめ
- 変わった設定のラブコメや、ズレた感覚の掛け合いを楽しみたい人。
- ヒロインが天然で、周囲が振り回される展開が好きな人。
- 宮廷もの、選考試験もの、陰謀ものの要素をまとめて読みたい人。
- シリアス一辺倒より、笑いと不穏さが交互に来る作品が合う人。
- 恋愛のじれじれ感や、両片想い寄りの空気を楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- ヒロインの美的感覚や言動に、合わないと引っかかりやすい。
- 序盤はボケや掛け合いが強く、恋愛の進みはゆっくりめ。
- 物語の後半にかけて血なまぐさい描写や重い空気が増える。
- ギャグとシリアスの落差が大きく、温度差に疲れる場合がある。
- 世界観や仕組みの説明がやや飲み込みにくいと感じる読者もいる。
テンポ・読後感
- 会話のテンポがよく、勢いで読ませる軽快さがある。
- ひたすら明るいだけでなく、不穏さや陰謀が差し込んでくる。
- 前半はコメディ色が強く、後半ほど緊張感が増していく。
- じれじれした恋愛と、事件の進行が並走する構成になっている。
- きらびやかな見た目に反して、裏側はかなり物騒で刺激が強い。
キャラクターへの評価
- 蓉華は天然で突き抜けた感覚の持ち主だが、芯はまっすぐで成長も見える。
- 蒼翔はツッコミ役として振り回されつつ、恋愛面では不器用さが目立つ。
- 脇役の女性陣が強く、個性の濃さで場面をかき回す。
- 妓楼の親父や叔父など、味方か敵か判別しにくい人物が印象に残る。
- 竜女候補や皇族まわりのキャラが増えるほど、にぎやかさと混沌が増している。
巻一覧
この巻のあらすじ
【コバルト特区新作総選挙でシリーズ化! 特典ミニ小説つき!!】天女の末裔で、布に竜気を込めることができる“竜娘(りゅうじょう)”。もぐりの竜娘の蓉華は、自分の“醜い”容貌を恥じていつも覆面で顔を隠していた。ある時蓉華は師匠の借金の形に売り飛ばされてしまう。連行された先は、皇帝の皇子・蒼翔が納める陵王府。そこで蓉華は蒼翔に、竜娘の最高位である竜女候補として皇城にあがるよう命令される。竜娘試験に臨む蓉華たち一行に、魑魅魍魎が襲い掛かり…!?
この巻のあらすじ
【コバルト特区新作総選挙でシリーズ化! 特典ミニ小説は書き下ろし!!】竜女候補として皇都へ向かう蓉華と蒼翔は、途中で蒼翔の叔父が治める烏に立ち寄った。烏王・亥苅(いがい)は学究肌の青年だが底知れない意図を隠しており、蒼翔は彼を警戒していた。烏の竜娘(りゅうじょう)・蝶麗に竜気バトルを挑まれた蓉華は魍魎を追っている最中に、突然竜気が使えなくなり意識を失う。救援に向かった蒼翔は、蓉華たちを保護していた烏の少数民族から、特殊な魍魎を退治してほしいと依頼され…。
この巻のあらすじ
【『皇帝陛下のお気に入り』とのコラボSSを特別収録!!】皇都に到着した蒼翔(そうしょう)と蓉華(ようか)はさっそく竜女選考審査に名乗りを上げ、ここに竜女戦線の幕が切って落とされた。蝶麗(ちょうれい)と蓉華は、竜娘の能力を増幅すると言われる「竜魂薬」を求めて市場に向かう。偽薬を掴まされそうになった蝶麗が大立ち回りを演じていると、なぜか街の元締めに気に入られてしまい、二人で用心棒の副業(アルバイト)をするはめに。が、それが真の竜魂薬を巡る事件の発端だとは知る由もなく…。
この巻のあらすじ
蒼翔主催で皇后を招いての園遊会が開かれることとなった。皇后がその席で蒼翔の見合いを画策していると知り、慌てる蒼翔。一方、皇族として堂々と振舞う蒼翔を目の当たりにした蓉華は、自分と蒼翔の立場の差を思い知る。が、その時皇后が何者かに毒を盛られる事件が起きた。一命を取り留めた皇后に犯人を探し出すよう命じられた蓉華は、蝶麗と共に女官に扮して後宮に潜入することに……!?
この巻のあらすじ
ついに始まった竜女選考。蓉華は蒼翔と離れ、蝶麗、侍女となった愛鈴と共に斉氏の牙城である竜府に足を踏み入れる。斉氏一派の嫌がらせを受けつつも、めげずに選考試験に臨む蓉華たちだけど、竜娘の菁杷が現竜女を殺害しようとした罪で竜府の獄に囚われていると聞かされて!? それが斉氏配下の五卿の罠だと気づいた蒼翔と竜府内外で協力し合い、蓉華は菁杷を救い出そうとするけれど……!?
この巻のあらすじ
竜女選考二次試験のため、単身漣王府へ旅立った蓉華はかの地を蹂躙する「魍魎の王」・獄牙と対峙することに。奇しくも漣は蒼翔の母・月淑妃が命を落とした地。命日を目前に、蒼翔ら皇族達もまた漣に集っていた。だけど、蒼翔が錯乱した皇帝に反逆の冤罪を着せられ、蓉華も謀反の重要参考人として榎洛に拘束されてしまい…!? 竜女の座をめぐる、愛と謀略の攻防戦(バトル)は最高潮(クライマックス)に向けてさらに加速(ヒートアップ)!!
この巻のあらすじ
大人気! 中華ラブコメ、感動&怒涛の完結編! 漣に巣食う魍魎を退けた蓉華達。だが、最大の敵はすでに彼女達を包囲していた。各王府の要人達が魑魅にとりつかれ、皇都に反乱軍が迫る中、蓉華は月淑妃に儀式の贄として囚われてしまう。蓉華奪還のため、華国を奔走する蒼翔は…。二人は月淑妃の憎悪を断ち切り、華を存亡の危機から救えるか!? 次期皇帝と次期竜女は誰に!? そして、蓉華と蒼翔のじれ愛(ラブ)の行方は…!? 超大団円的完結巻。
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