高校1年生の小松千尋と幼なじみの尾崎櫂は、午前3時に遊ぶと霊が出ると噂のPCゲーム『蓬莱伝』をきっかけに、中華風の異世界・蓬莱へ飛ばされる。千尋は巫子姫として追われ、櫂とともに元の世界へ戻る手がかりを探すが、翼龍での移動、王都や鵬雲宮、後宮をめぐる出来事のなかで二人は何度も離れ離れになる。帰還に必要な一元宝珠、若き王月季の事情、香貴妃の動きが重なり、現実世界と蓬莱をまたぐ往復の中で、千尋と櫂の関係と選択が物語の軸になっていく。最終局面では、闇の力に関わる王と婚礼を前にした状況へ向き合い、二人の行動がまとめて描かれる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- ゲーム世界へのトリップと中華風ファンタジーが合わさった、ラノベらしい入りやすさがある。
- 異世界の仕組みや謎解きが進むにつれて、先が気になる展開で引っ張る。
- 神獣やパンダなどの可愛い存在が場面を和ませ、重すぎない読み味になっている。
- BL要素は控えめ寄りでも、櫂の切なさや千尋との関係性に萌えを感じやすい。
- 絵の良さや、サクサク読めるテンポを評価する声が目立つ。
こんな人におすすめ
- 異世界トリップ、ゲーム世界、乙女ゲー風の設定が好きな人。
- 中華ファンタジーを軽快に読みたい人。
- 露骨すぎないBLで、関係性の萌えを楽しみたい人。
- パンダや神獣など、可愛いマスコット的存在に弱い人。
- 一気読みしやすいシリーズものを探している人。
人を選ぶポイント
- 千尋の口調や態度が荒く感じられ、好みが分かれやすい。
- BLとしてはかなりライトで、濃い恋愛描写を期待すると物足りない。
- 展開が速く、説明や後日談がややあっけなく感じられる。
- 櫂まわりの設定や正体の見せ方に、無茶さや破綻気味と受け取られる部分がある。
- 中華系の人名・地名が多く、最初は把握しづらい。
テンポ・読後感
- 物語はサクサク進み、勢いで読み切れる軽快さがある。
- ギャグや可愛さが挟まって、シリアス一辺倒にはならない。
- 先が気になる引きが強く、続巻へ進みたくなる構成。
- 終盤は回収重視でまとまるが、余韻はやや軽め。
- ファンタジー冒険としての読みやすさが前に出る。
キャラクターへの評価
- 櫂は頼もしさと切なさを併せ持つ存在として印象が強い。
- 千尋は姫役・巻き込まれ役として見られやすく、未熟さや口の悪さが目につく。
- 神獣やパンダは可愛さと頼もしさで好感度が高い。
- 蓬莱王や姜尚、叔蘭まわりは関係性の行方が気になる要素として受け止められている。
- キャラの魅力は強いが、設定の整合性にはツッコミが入りやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
高校1年生の小松千尋は、イギリスと日本の血をひく美少年。女子から絶大な人気の尾崎櫂とは幼なじみだ。そんな二人が、「午前3時にプレイすると霊が出る」と噂されるPCゲーム『蓬莱伝』にトライすることに。ところが、目の前に現れたのは……パンダ!? そして、伝説の巫子姫として悪逆非道の蓬莱王に追われる千尋――異世界に飛ばされてしまった二人は、現実世界に戻れるのか!? 新チャイナ・ファンタジー誕生!!
この巻のあらすじ
ゲーム中の異世界に飛ばされてしまった千尋と櫂。二人は元の世界に戻る道を探すため、翼龍で旅立つ。だがその途中、千尋と櫂は離れ離れに! ようやく再会したのも束の間、囚われの身となってしまった櫂に千尋は誓う――「オレがおまえを助けだす!」と。その頃、鵬雲宮から逃げだしたお気に入りの寵童、千尋を連れもどすため、蓬莱王は、各地に探索の兵を走らせていた……。ますます混迷を来す運命の行方は!?
この巻のあらすじ
王都に戻った千尋と櫂は、元の世界に戻るためには〈一元宝珠〉なる珠が必要だと大巫子から教えられる。ところが、千尋は後宮に連れ去られ、蓬莱国の若き王月季の過去を知ることに。一方、重大な秘密を抱えた櫂は、千尋のためなら命を捨てる覚悟を決めていた。そしてまた、ますます憎悪の炎を燃やす香貴妃――。つぎつぎと明らかになる秘密と交錯する運命を前に、千尋が選んだ道とは!? 怒濤の第3弾が幕を開ける!
この巻のあらすじ
元の世界に戻ることができた千尋だが、蓬莱に残る櫂を想い、やるせない日々を送っていた。そんななか、思わぬことで事故にあい、その衝撃で再び蓬莱へ。しかし、蓬莱では、闇の力に操られた龍月季と香貴妃との婚礼が3日後に迫っていた! 「絶対、お前を連れて帰る!」――千尋の強い想いは奇跡を起こせるのか!? 最強の敵との決戦を前にして千尋と櫂の絆が、いま、試される! 感動の完結編。
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