道明寺家の娘・清子は、屋敷でぐうたらと過ごす日々の中で、無愛想な青年・在原稀国を苦手としていた。そこへ縁を操る神・伝月が現れ、清子と稀国の結びつきを決めてしまう。清子は自分の意思で縁を断とうとするが、行き先には稀国が現れ続け、二人の関係は神の力に左右されていく。物語は、縁結びと縁切りという神の介入を軸に、恋愛感情と周囲の条件が変化する様子を描く。後半では縁切りの神・断月も加わり、同じ縁をめぐる対立が広がる。屋敷、神、家の縁という要素が重なり、清子の選択と稀国の反応が物語を進める。二人の距離だけでなく、縁そのものをどう扱うかが全体の柱になっている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 平安時代を下敷きにした、軽快な縁結びラブコメとして読みやすい。
- 妄想日記、神様、姫君、従者など、キャラの濃さと掛け合いの勢いが楽しい。
- 清子の黒歴史に悶える反応や、伝月の武闘派でおどけた振る舞いが印象に残る。
- すれ違いから甘さに寄っていく流れや、終盤のイチャイチャ感が好評。
- おまけや小話まで含めて、短編感覚で気楽に楽しめる構成。
こんな人におすすめ
- 読み切り感のある少女漫画風ラブコメが好きな人。
- 重い展開より、テンポのよい掛け合いと甘さを楽しみたい人。
- 平安ものでも難しい説明より、キャラの勢いを重視したい人。
- 神様や縁結びなど、少し不思議な設定の恋愛話が好みの人。
- さらっと読めて、最後にほっこりしたい人。
人を選ぶポイント
- 先が読める王道展開で、意外性やひねりは強くない。
- 物語の厚みや伏線の掘り下げは控えめで、物足りなさが残りやすい。
- 主人公も相手役も鈍めで、恋の進展はかなりゆっくり。
- 悪役や対立軸の強さは控えめで、緊張感は薄め。
- 1巻でまとまる印象が強く、続きへの期待と同時に完結感もある。
テンポ・読後感
- 全体は軽く、サクサク読めるテンポ。
- コメディ寄りで、シリアスさは前面に出ない。
- すれ違いは多いが、重苦しさより可笑しさが勝つ。
- 終盤は甘さが増して、やわらかい余韻で終わる。
- 短距離走のように勢いで読ませるタイプ。
キャラクターへの評価
- 清子は元気で善良、黒歴史に強く反応する愛嬌のある姫として受け止められている。
- 稀國は天然で不器用、ヒーローらしさより素直さやズレ感が印象に残る。
- 伝月は神様なのに武闘派で、場をさらう存在感が強い。
- 孤独丸は口の悪さや不憫さ込みで人気が高い。
- 断月や星影の君など、脇役も含めてキャラの立ち方が評価されている。
巻一覧
この巻のあらすじ
屋敷でのぐうたらな姿と、その大きな目にちなんで「寝子の君」と渾名される、道明寺家の娘・清子は、無愛想で皮肉屋の美青年・在原稀国が大の苦手! そんな彼女の前に縁を操るという胡散臭い神様・伝月が現れた! と思ったら、イキナリ清子の「縁結ばれ」を発動!! あげくに「最良の伴侶は、在原稀国じゃな」--って冗談でしょ!? だが縁は動き始め、行く先々には必ず稀国の姿が!! こうなったら、自力で縁を絶ち切ってやる!! と、息巻く清子だが--!?
この巻のあらすじ
様々な困難を乗り越えた清子と稀国は、誤解も解けて両想いに。縁結びの神様・伝月も「最高の良縁」である二人を結んだことで、力を取り戻した--が。ある日、「おヌシらの縁を切りに来た」と、伝月そっくりの縁切りの神様・断月が現れた!! しかも「この縁は”死”に繋がる」と不気味な忠告まで……! もちろん”縁切り”は拒否した清子だが、それ以来、稀国が屋敷を訪れなくなって--!?
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