『接吻両替屋奇譚』は、絆と妖の小判を両替する新宿二丁目の両替商『玉屋』を舞台にした現代和風伝奇シリーズ。借金を背負った高校生・八雲泉が店でアルバイトをし、美貌の社長・諏訪雪彦と同居しながら、行方不明の家族の手がかりや商売敵『鍵屋』の九尾の妖狐・斉牙との対立に関わっていく。物語は泉と雪彦の婚約や同居を軸に、妖の町への往来、出張査定、キスをめぐる事件、呪い、出生の事情、女神の婚姻話へと広がる。両替や査定が事件の入口となり、新宿から小田原、仙台、遠野、早池峰まで、現代都市と妖異の領域が重なる構成が続く。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 妖や貧乏神、白猫急便など、和風ファンタジーの小ネタが楽しい。
- 受けと攻めの距離が少しずつ縮まる流れが見どころになっている。
- 脇キャラや敵役まで印象が強く、主役以外にも目が向く。
- シリアスの中に笑いが挟まるため、重すぎず読みやすい。
- 岡野作品らしい優しい空気感と、甘さの積み上がりを楽しめる。
こんな人におすすめ
- 妖怪ものや和風ファンタジーを気軽に読みたい人。
- BL要素はありつつ、恋愛一本槍より物語性も欲しい人。
- 甘めの関係性や、じわじわ進むカップルが好きな人。
- 脇役やサブキャラの掛け合いも楽しみたい人。
- シリーズものをまとめて追うのが苦にならない人。
人を選ぶポイント
- 作品ごとの展開の型が近く、シリーズを重ねると既視感が出やすい。
- ラストや進展が駆け足に感じられる巻がある。
- 脇キャラの扱いがやや気の毒に映る場面がある。
- タイトルから受ける印象ほど恋愛中心ではない巻もある。
- 甘さやBL色の濃さに期待すると、巻によって温度差がある。
テンポ・読後感
- テンポは軽快で、さくさく読める。
- シリアスとコメディが交互に入り、空気が重くなりすぎない。
- 事件や謎はあるが、全体の手触りはやわらかい。
- 巻が進むほど甘さが増し、にやにやしやすい。
- ところどころで小ネタが効いていて、笑いどころが多い。
キャラクターへの評価
- 泉は天然で無自覚な受けとして好感を持たれやすい。
- 雪彦はかっこよさと不注意さが同居し、振り回され役にも見える。
- 鷹宮は報われなさや切なさ込みで印象に残りやすい。
- 斉牙は敵側でも魅力があり、デレや意外な言動が注目される。
- 要や白猫急便など、脇キャラの存在感が強く、推しが分かれやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
高校1年生になったばかりの美少年・八雲泉は不運体質で貧乏籤ばかり引いている。ある日、泉はとんでもない事件に巻きこまれ、高額の借金を背負ってしまう。新宿二丁目のゲイバーに売り飛ばされ、逃げだした泉が偶然飛びこんだのは、絆と妖のお金を交換するという不思議な両替商『玉屋』。その社長で美貌の青年・諏訪雪彦との出会いが泉の運命を大きく変えることになる! 新シリーズ、波乱の第一幕!
この巻のあらすじ
高校一年生の少年、八雲泉は絆と妖の小判を両替する両替商『玉屋』でアルバイトしつつ、社長で美貌の青年、諏訪雪彦と不自然な同居生活を送っていた。恋人でもないのに雪彦と同じベッドで眠り、恋人同士のように暮らす意味はあるのか? 悩みながらも泉は行方不明の家族を捜すため、雪彦とともに妖の町へむかう。 だが、そこには『玉屋』の商売敵『鍵屋』の主で九尾の妖狐、斉牙が恐るべき罠を張り巡らし、待ち構えていた!
この巻のあらすじ
「接吻両替屋奇譚」シリーズ、第3弾! 新宿二丁目を離れ、小田原への出張査定に出た『玉屋』の面々。泉と雪彦をつけねらう斉牙は、どんな手に出てくるのか? そして、旅先に現れた意外な人物とは?
この巻のあらすじ
「接吻両替屋奇譚」シリーズ、第4弾! 今度は、キスが盗まれた!? 犯人を追う泉と雪彦は、杜の都、仙台へ。そして、二人の前に立ちはだかる、強大な妖しの影!
この巻のあらすじ
「接吻両替屋奇譚」シリーズ、第5弾! 絆とキスを奪った斉牙と千晴を追って「玉屋」のメンバーは遠野へ。だが、そこには恐るべき罠が張り巡らされていた。ついに語られ始めた雪彦の出生の秘密とは!?
この巻のあらすじ
絆と妖の小判を両替する『玉屋』でアルバイトをしている八雲泉は、社長の美青年・諏訪雪彦と婚約中。2人きりで過ごす初めてのクリスマスを心待ちにしている泉だったが、そこに思わぬ「恋敵」が現れる。早池峰の女神が雪彦を婿にすると宣言し、使者をよこしたのだ!しかも、泉の身には恐ろしい呪いが……。泉を護るため、そして、2人でクリスマスを過ごすために、雪彦は巨大な敵に戦いを挑む!
この巻のあらすじ
八雲泉は新宿2丁目にある妖しい両替商『玉屋』のアルバイト。社長の美青年、諏訪雪彦と婚約し、高級マンションでのラブラブ同棲生活を楽しんでいた。だが、2人の関係を知った泉の父親は結婚に猛反対。泉を実家に連れ戻そうとする。それに乗じて2人の仲を引き裂こうと画策する雪彦の異母弟、瀬名千晴。さらには九尾の妖狐、斉牙も現れて……。相次ぐ逆風に、2人の愛の灯はかき消されてしまうのか!?
この巻のあらすじ
八雲泉は妖しい両替商『玉屋』のアルバイト。社長の美青年・諏訪雪彦と婚約し、雪彦からプレゼントされた洋館で、新婚同然のお姫様ライフを楽しんでいた。だが、九尾の妖狐・斉牙はあくまでも泉を花嫁にしようと企んでいた。泉の眠りを脅かす淫夢。雪彦の異変。揺らぎはじめる絆。仲間を、そして、最愛の人・雪彦を護るために、泉が下した最後の決断とは!?絆の糸で紡いだ愛の物語、感動のフィナーレ!!
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