国の借金返済のため帝国へ派遣された『奇蹟』の力を持つ聖女グレーシアが、宰相の義妹姫の身代わりとして宮廷に入るところから始まるシリーズ。帝国では皇帝から突然求婚され、役目を終えたと思った後も誘拐をきっかけに状況が動き続ける。グレーシアは、取り憑いている幽霊令嬢ビビの死の真相と、自分に残る過去の記憶に向き合うことになる。聖女としての仕事、身代わりの立場、皇帝と宰相の思惑が重なり、帝国の中で人物関係と隠された事情が少しずつ見えていく。皇帝と宰相がグレーシアを探す側に回ることで、誰が何を知っているのかが入れ替わり、身代わりの任務は宮廷内の確認と探り合いへ広がっていく。幽霊令嬢ビビの事情も絡み、表向きの役目と本人の過去が並行して進む。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 守銭奴気質で現実的な聖女が、報酬や生活のために機転を利かせて動く姿が印象に残る。
- 賢さ、冷静さ、強さを兼ねたヒロイン像が読みどころになっている。
- お義兄様、宰相、皇帝まわりの掛け合いが楽しく、キャラの性格の濃さが魅力になっている。
- 身代わり任務や謎、秘密が重なって先の展開を追いたくなる作り。
- かわいさと逞しさが同居した主人公への好感が強い。
こんな人におすすめ
- しっかり者で金銭感覚のあるヒロインが好きな人。
- すれ違いや身代わり設定、身内の溺愛要素を楽しみたい人。
- キャラ同士の掛け合いを重視して読む人。
- 序盤から大きく動くより、今後の広がりを期待して読むタイプの人。
人を選ぶポイント
- 序盤は説明や状況整理が多く、ややもたつく印象がある。
- 1巻時点では事件や謎が完全には片づかず、続き前提の構成。
- 主人公の設定が多めで、盛り込み感が気になる場合がある。
- テンポ重視の人には少しスピード不足に感じられる。
テンポ・読後感
- 序章らしい立ち上がりで、物語はまだ助走段階。
- 軽妙さと賑やかさがあり、読後感は明るめ。
- 追加報酬や金銭ネタが効いていて、コミカルに進む場面が目立つ。
- 謎や不穏さも残しつつ、全体は読みやすい雰囲気。
キャラクターへの評価
- 主人公は賢くて強く、冷静で、自分の生き方に自信がある。
- お金に弱い一面が親しみやすさにつながっている。
- かわいさと逞しさが両立していて、かなり好感度が高い。
- お義兄様は健気で不憫な立ち位置として注目されやすい。
- 閣下や皇帝は面白さを生む存在で、やり取りが印象に残る。
巻一覧
この巻のあらすじ
国の借金返済のため帝国に借り出されることになった『奇蹟』の力を持つ聖女グレーシア。 ところがその本当の依頼は、宰相閣下の義妹姫の身代わりを務めることだった!! 追加報酬がもらえるなら……としぶしぶ引き受けたものの、皇帝陛下には出会い頭にぐぎゅっと抱き締められ「俺の妃にならないか?」と求婚されあたふた。 この仕事、どうも胡散臭すぎる!?
この巻のあらすじ
宰相閣下の義妹の身代わりとして帝国にやってきた派遣聖女のグレスだが、役目を終えたと思ったところでうっかり誘拐されてしまう!! そこでグレスは、自分に取り憑いている幽霊令嬢ビビの死の真相と、己の過去の記憶と向き合うことに。 一方、グレスがいなくなったと知った宰相と皇帝陛下は、行方を捜すとともに彼女が“本物”ではないかと推測し……!?
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