平安京を舞台に、帝の妹宮と中流貴族の源義明が、怨霊・魔物・夢魔・式神が入り交じる事件に向き合う和風伝奇シリーズ。宮は神の子として扱われる存在で、義明は結界や浄化、異界への往来を担いながら、宮廷の権力関係と超常の騒動の両方に巻き込まれていく。物語は怪異の正体や神話由来の設定を重ねつつ、二人の関係の変化、貴族や陰陽師たちの思惑、宮廷内外の移動を通して広がる。終盤では宮の役割や義明との距離感も変化していく。外伝では重家と綏子の身分差の恋が独立して描かれる。

構造レビュー

こんな人におすすめ

この項目をレビュー
  • AI分析(あらすじ)

    平安時代の宮廷伝奇、怪異事件、陰陽道、身分差の恋愛を含む物語に関心がある人。

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


    レビューを読む

作品Q&A

まだ Q&A がありません。最初の質問を投稿してみませんか?

質問を投稿するにはログインしてください。

質問を投稿

会員の質問は公開されます。回答は他の会員も投稿できます。

読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 平安時代の史実を土台に、陰陽道や魔物退治を重ねた和風ファンタジーとして読める。
  • 一条帝・道長・定子・彰子まわりなど、歴史上の人物や宮廷事情が物語に厚みを出している。
  • 宮と義明の関係が、ツンデレ気味のやり取りや支え合いで少しずつ変化していく。
  • 戦いの場面に臨場感があり、クライマックスは手に汗握る展開として受け止められている。
  • 長編ながら、シリーズを追う楽しさや再読で深まる味わいがある。

こんな人におすすめ

  • 平安時代や王朝ものが好きで、史実ベースの物語を楽しみたい人。
  • 陰陽師、怨霊、魔物などの要素がある和風ファンタジーを読みたい人。
  • 宮廷の人間関係や歴史上の人物の描写をじっくり味わいたい人。
  • 宮と義明の関係性の変化を長く追うシリーズものが好きな人。
  • 多少長くても、読み進めるほど面白くなる作品を求める人。

人を選ぶポイント

  • 平安時代の人物関係や官位、宮廷事情が多く、最初は入り組んで感じやすい。
  • 歴史に沿うため、登場人物の運命や周辺事情に切なさや痛みが残る。
  • 魔物や術の設定があるので、純粋な歴史小説だけを求めると違和感がある。
  • シリーズが長く、途中巻から入ると前提が分かりにくいことがある。
  • 結末はすっきりした大団円だけではなく、余韻や複雑さが残る。

テンポ・読後感

  • 物語はじわじわ進み、宮廷の出来事と戦いの場面が交互に積み重なる。
  • 中盤までの関係の変化や伏線を経て、終盤で一気に動く巻が多い。
  • 史実の重さがあるぶん、全体の空気は華やかさと切なさが同居している。
  • 宮と義明のやり取りには、硬さの中に甘さや可愛さが混じる。
  • 戦闘シーンは緊張感が強く、読み応えのある巻として受け止められている。

キャラクターへの評価

  • 宮は強気でツンデレ寄りだが、弱さや迷いが見えるといっそう印象が深まる。
  • 義明は不器用で煮え切らない面がある一方、宮を支える包容力が評価されている。
  • 道長や一条帝周辺の人物は、歴史の流れを背負う存在として強く印象に残る。
  • 定子、彰子、道雅、頼通などの周辺人物にも感情移入しやすい。
  • 和泉式部など実在人物の描写が好評で、脇役まで見どころになっている。

巻一覧

斎姫異聞
1998年4月 ISBN 4062553481
この巻のあらすじ

第5回ホワイトハート大賞受賞作! 藤原道長が権勢を誇る平安京。希代の陰陽師(おんみょうじ)として知られた安倍晴明は老いて衰え、夜の都は魔物どもに蹂躙されつつあった。そんな折、中流貴族・源義明の許に、突然、帝の妹宮が降嫁することに決まった。だが、美しい姫宮は義明に打ち解けようとはしない。人々を怯えさせる<貌を喰らう魔物>。夜ごと屋敷を抜け出す姫宮の不審な行動。姫宮を追った義明が、そこで見たものは!?

月光真珠 斎姫異聞
1998年8月 ISBN 4062553686
この巻のあらすじ

寛弘3年(1006)、平安京。焼失した内裏再建が始まったが、内覧・藤原道長は困惑していた。夜の都大路では、資材や人足が消え、銀鬼が空を飛ぶという。<神の子>宮と、聖結界を持つ夫・義明は、花山院に取り憑いた魔物相手に闘っていた。この異国の魔物には、宮の力も通じない! 苦闘する2人の前に、宮と瓜二つの銀髪の少年が現れた。なぜか、動揺する宮……。<カゲ>と呼ばれた、この少年の正体とは!?

六花風舞 斎姫異聞
1998年11月 ISBN 4062553805
この巻のあらすじ

寛弘3年(1006)晩秋、平安京。処女の産む“神の子”が世を救うという邪教が、末法思想に揺れる世間に広まっていた。義明と出家した親友の重家が、邪教のからくりを暴く。だが、“神の子”と崇められた魔物は、赤子の姿で女たちの腹を喰い破る! 怪我をおして闘おうとする宮の前に、魔物を庇って立ちはだかったのは、承香殿の女御――かつて帝に入内した、重家の妹――だった。しかも、魔物の背後には……!?

夢幻調伏 斎姫異聞
1999年2月 ISBN 4062553953
この巻のあらすじ

寛弘4年(1007)、春。道長の金峰山参詣のための精進を一緒にと、高雅邸に招かれた義明。だが、結界の弱いその屋敷で、人々は惨い悪夢に襲われる。疑心暗鬼の道長の策略で、宮は義明の想いを誤解したまま斎院(いつきのいん)に閉じ込められてしまう。ヒトの欲望を歪んだ悪夢へと変えて苦しめる夢魔(むま)を、操っているのは誰? 黄泉と現世(うつつ)の狭間で、ひとり絶望的な闘いに挑む義明は……!?

満天星降 斎姫異聞
1999年5月 ISBN 4062554046
この巻のあらすじ

宮への策謀を続ける内覧道長(ないらんみちなが)は、異国の術を遣う妖しげな若者・太圭智(たけち)を紹介される。その後、義明の屋敷が突然の暴風や不審火にみまわれた。それは、宮が使役する九曜の式神たちの反乱。宮が〈神の子〉としての能力(ちから)を失いつつあるのか…?不安を抱いて闘う宮を、亡者の群れが襲う。太圭智の真の狙いは、何?自らを犠牲にする宮を、義明は引きとめられない……!!

暁闇新皇 斎姫異聞
1999年8月 ISBN 4062554259
この巻のあらすじ

寛弘4年(1007)初秋。内覧藤原道長は、念願の御嶽詣に吉野へと出発した。宮に付け文をよこした頼通も一緒とあって、随行する義明の気は重い。都では、花山院の御所が謎の獣に襲われ、宮を“姉”と慕う第一皇子敦康親王に取り憑いた怨霊が、平将門と名乗る。親王を救わんと、ひとり闘いを挑む宮。急遽、都へ舞い戻った義明だか……宮を危機から救うことができるのか!?

燐火鎮魂 斎姫異聞
1999年11月 ISBN 4062554402
この巻のあらすじ

寛弘4年(1007)初冬。帥宮敦道親王が病死した。5年前に、兄の為尊親王も同様に亡くなっていることから、両者の恋人であった和泉式部が妖狐に憑かれているのだとの噂が流れる。彼女が狐憑きならば、次に狙われるのは帝か、東宮か……。宮に頼まれて和泉式部に接近する貴子にも、妖しい魔の手が伸びる! 調伏に乗り出す宮と義明だが、はたして、帥宮兄弟を祟り殺したモノの正体は……!?

諒闇無明 斎姫異聞
2000年2月 ISBN 4062554550
この巻のあらすじ

寛弘5年正月。亡き人の霊は、大晦日午刻に来て正月1日卯刻に黄泉の国に帰ると言われている──。尊い性空上人の霊が、内裏に現われた。花山院をはじめ貴人たちは、吉兆だと喜ぶが……それこそが災いの予兆であった! そんな折、宮は病弱なび子内親王の参籠に同行するため、義明の聖結界から出て行った。一方、義明は、性空上人が持って生まれたという伝説の針を、阿闍梨から託されて……!?

陽炎羽交 斎姫異聞
2000年5月 ISBN 4062554747
この巻のあらすじ

寛弘5年(1008)初夏。「殿、私を離別してくれ──」。〈神の子〉宮からの突然の申し出に、身分違いの夫・源義明(みなもとのよしあきら)の憂鬱は続いていた。若き貴公子・頼通は宮への想いを募らせ、脩子内親王(しゅうしないしんのう)は無心に宮を慕っている。都では、女たちを誘う怪しげな呪術の噂が立つ。確かめようと誘いに乗った宮を待ち受けていたのは、思いがけない罠だった? 消息を絶った宮に、義明は……!

花衣花戦 斎姫異聞
2000年9月 ISBN 4062555026
この巻のあらすじ

寛弘5年(1008)仲秋。都は中宮彰子の懐妊に沸き立っていた。皇子誕生ともなれば、道長の権勢は盤石となる。だが、それは同時に、第1皇子敦康親王の立場を危うくすることでもあった。親王の後ろ盾である伊周はもちろん、帝や宮さえも心から皇子誕生を望むことはできずにいた。迷いは、中宮を苦しめる怨霊との闘いにも影を落とす。宮を案じる義明。そんなふたりを亜空から嘲笑う神々しい声の主は──!?

すべての巻を見る(全29巻)
宝珠双璧 斎姫異聞
2000年12月 ISBN 4062555190
この巻のあらすじ

寛弘6年(1009)正月。第二皇子の母となった中宮彰子に、短剣を握った女房が襲いかかる。女房は、道長の政敵・伊周の遠縁の者で、怨霊のかけらに操られていたのだった。すぐさま宮に祓われた女房だが、その後も行動には不審な点が……? 一方、現世への復活を望む邪神・夜刀神は<神の子>宮を手に入れんと画策する。仏の加護を受けた義明の能力を拒絶して闘おうとする宮は、思わぬ窮地に……!?

天離熾火 斎姫異聞
2001年5月 ISBN 4062555492
この巻のあらすじ

寛弘6年初夏。頭中将の“女通い”につきあわされた義明は、黄泉に行けず彷徨う霊に襲われる。一方、宮は「秀真(ホツマ)」の古文書を継承する翁の協力で、夜刀神が神代の昔“妬心”ゆえに高天原を追われた真相を知る。霊が彷徨うのも夜刀神の仕業なのか――!? 亜空で宮とはぐれた義明は夜刀神の企みを知り、宮に報せるべく異界の湖に飛び込むが、再び浮かび上がることはなかった……!!

斎庭穂垂 斎姫異聞
2002年2月 ISBN 4062555972
この巻のあらすじ

宮の躰(からだ)を手に入れ現世に復活しようと企む夜刀神(やつのかみ)だが、二条の屋敷の聖結界の内にいる宮に手出しできず、一時的な器として脩子内(しゅうしない)親王に目をつける。義明は世話をしているあやめの病が悪化、右京の屋敷に通いつめていた。心穏やかでいられない宮だったが、あやめの命を助けようと魂を取り出し肉体の浄化を試みる。その処置の最中に里内裏炎上の知らせが!?

貴人花葬 斎姫異聞
2002年8月 ISBN 4062556286
この巻のあらすじ

寛弘7年(1010)正月。宮が肉体の浄化を試みたが、甲斐なく亡くなったあやめが生き返り、里内裏の皇女(ひめみこ)付きの女房として働いていた。現世(うつしよ)に復活をと望む、邪神夜刀神(やつのかみ)があやめの屍を使って、脩子内親王(しゅうしないしんのう)を狙う企みなのか!? 伊周の最期の瞬間(とき)に邪神を封じようとする宮。だが、逆に躰に入り込まれてしまい、自らが封印の器となることを決意する……。

幻月影睡 斎姫異聞
2003年5月 ISBN 4062556715
この巻のあらすじ

寛弘8年(1011)春。今上帝は、譲位のことで悩み体調を崩す。帝にもしものことがあれば、結界に守られた内裏から出ることになる脩子内親王が、現世に復活を企む邪神夜刀神に狙われる。ところが、亡き安倍清明の弟子蜻蛉は、帝が亡くなるときこそ邪神封じの好機という。宮を封印の器にしたくない義明は!? 火華鬼の正体を知った宮の決断とは!? 第1部、衝撃のクライマックス!!

うたかた 斎姫異聞外伝
2003年8月 ISBN 406255688X
この巻のあらすじ

少年の時に見た美しい姫――、それが初恋。光少将こと藤原重家が、その姫と再会したのは、東宮の後宮だった。忘れられない初恋の愛しい女――綏子(すいし)は、今は東宮妃になっていた。お互い惹かれあうが、御簾越しに相手を感じるだけの許されぬ恋に苦しむ、綏子と重家。だが、やがて、綏子のお腹には……。重家の出家に隠された哀しい恋物語。愛してはいけない女ゆえ身を焦がす!! 大好評シリーズ「斎姫異聞」外伝。

斎姫繚乱
2003年12月 ISBN 4062557029
この巻のあらすじ

〈神の子〉宮の復活は――!? 「斎姫」第2部スタート。寛弘8年(1011)秋。〈神の子〉宮は眠ったまま……、突然、繭のような光に包まれてしまう。一方、都では眠っているあいだに受領の娘たちが亡くなってしまうという事件が、頻繁に起こっていた。宮を狙って……? それともヒトならぬモノ、香久夜が事件に関わっているのか……? が、どうすることもできない義明。やがて光が消え目覚めた宮には、異変が!?

積善白花 斎姫繚乱
2004年3月 ISBN 4062557258
この巻のあらすじ

長和元年(1012年)春。さらに美しさを増してゆく宮に、どう接していいかとまどう義明。一方、女人となった宮は自分でも驚くほど不安でいっぱいだった。そんな折、立后目前の女御妍子が失踪。内裏を捜索した宮は、珍しい白い花の描かれた屏風と花の香りが気になるのだった。現世(うつしよ)の花ではない、夜の花――。その香りで、ヒトの本音に気づかせる……。宮と義明の本心とは……!?

火炎藤葛 斎姫繚乱
2004年6月 ISBN 4062557371
この巻のあらすじ

平安歴史ファンタジー 第2部第3弾! 長和元年(1012年)冬。関院では禁を破って現世に降りた都姫(香久夜)を夜の世界に連れ戻すための追っ手、火鼠が繁殖して、不審火が頻発していた。逆に火鼠を利用して、中宮妍子を襲おうと企む都姫。巨大になった、火鼠を前に成す術がない宮は、己の力不足を思い知らされる。であり続ける意味を見失い傷心の宮がとった行動は……!?

龍棲宝珠 斎姫繚乱
2004年10月 ISBN 4062557576
この巻のあらすじ

長和2年(1013年)秋。敦康(あつやす)親王の許婚者(いいなずけ)、琴姫は香久夜が女房として出仕した直後、突然の高熱で病に伏せる。宮は香久夜の仕業ではないかと疑い、義明は高熱の原因が龍と知り、宮の式神の水曜星ではないかと疑う。互いに本心を言えず気まずい宮と義明。だが、病の原因は宝珠(たま)に棲む火龍だった。封じるには、生命が必要という。義明は宮を助け、自らの生命(いのち)を捧げた。そして……!?

怨呪白妙 斎姫繚乱
2005年2月 ISBN 4062557835
この巻のあらすじ

長和3年(1014年)初夏。目覚めたものの記憶を摩尼宝珠に封じられたままの義明(よしあきら)。夫婦とは名ばかりの宮(みや)との不自然な関係にとまどいながらも、あらためて好意を寄せてゆく。一方、宮は自分とのことすべてを忘れ、義明が香久夜の想い人、長屋王になったのではないかと考え、焦燥感に苛立つ。その頃、新斎宮がらみの事件が頻発。怨霊のせいとわかり、宮は独り浄化に向かう(講談社X文庫ホワイトハート)。

華燭恋唄 斎姫繚乱
2005年6月 ISBN 4062558092
この巻のあらすじ

長和4年(1015年)初夏。相変わらず、記憶を封じられたままの義明(よしあきら)だったが、宮への愛しい想いはつのるばかりだった。一方、宮は香久夜(かくや)を悪しきモノと捉えていない義明に苛立ち、素直になれないでいた。そんな折、大納言頼通(よりみち)の子をなした召人(めしうど)が急死し、頼通も悪霊に取り憑かれた。子どもができない正妻の呪詛なのか(講談社X文庫ホワイトハート)。

歳星天経 斎姫繚乱
2005年11月 ISBN 4062558254
この巻のあらすじ

長和4年(1015年)暮れ。義明の魂を封印している龍の宝珠が動いた! 帝位を呼び寄せるといわれる龍を復活させ、敦康親王を新東宮にという香久夜(かくや)の企みであれば、阻止しなければと思う反面、宝珠の封印が解ければ義明の記憶も戻るのではと期待してしまう宮だったが……。火龍は復活、親王を襲う!親王をかばった義明は火龍と一体化。宮は義明ごと倒す覚悟を決めるのだが(講談社X文庫ホワイトハート)。

夜啼姫神 斎姫繚乱
2006年3月 ISBN 4062558653
この巻のあらすじ

長和5年(1016年)初秋。内に火龍が棲みついてしまった義明。その火龍がいつ義明を支配してしまうか不安な宮。一方、夜な夜な啼く怪鳥を怖がる幼帝は体調を崩す。心配する祖父の道長は、宮の企みかと疑い、香久夜にそそのかされ宮を暗殺しようとする。宮の危険を感じた義明は怒りのまま火龍となり……。荒れ狂う火龍の中に義明を見た宮の決断は(講談社X文庫ホワイトハート)。

紅蓮瞠目 斎姫繚乱
2006年7月 ISBN 4062558890
この巻のあらすじ

長和5年(1016年)晩秋。怒りで感情が高ぶると体躯(からだ)の内の火龍が表に現れてしまう義明は、重家の誘いで修行のため山に籠る。一方、宮は義明の留守中に朱雀丸が持ってきた伝説の『仏の鉢』を見せてもらう。その後、日に日に元気がなくなり痩せていく宮。山から戻った義明はそんな宮の姿に愕然とする。呪詛? いったい誰が宮を呪っているのか(講談社X文庫ホワイトハート)。

龍楼月陰 斎姫繚乱
2007年4月 ISBN 9784062559546
この巻のあらすじ

長和6年(1017年)秋。生命の欠片を奪われ、前にも増して儚げで消えてしまいそうな宮を心配する義明。体躯(からだ)に火龍を宿し、いつそれが暴れ出すかわからない義明が不安な宮。だが、長屋王の魂だけでも取り戻し夜の世界に持って帰ろうと画策する香久夜によって、義明の体躯は再び火龍に支配されてしまう。火龍になってもなお宮を護ろうとする義明だが(講談社X文庫ホワイトハート)。

月魄影交 斎姫繚乱
2008年1月 ISBN 9784062865043
この巻のあらすじ

寛仁元年(1017年)師走。いつものように屋敷に帰った義明は、宮がまるで別人であることに驚く。自分は威子と名乗る宮(?)。藤原道長の繁栄を恨む火華鬼の企みで、帝に入内する予定の道長の娘、威子と魂を入れ替えられた宮は、威子の部屋で式神も使えず逃げ出せずにいたのだ。このままでは宮は後宮入りし、帝と同衾する? 義明は思い余り、邸に押し入り宮をさらうが(講談社X文庫ホワイトハート)。

望月弥栄 斎姫繚乱
2008年5月 ISBN 9784062865265
この巻のあらすじ

寛仁2年(1018年)。<神の子>としての能力(ちから)を持ち続けるため、夫、義明とは契りを結ばずに暮らしている宮だが、最近はなぜか寂しさを感じ始めていた。そんな折、神木に取り込まれた重家が発見される。愛しい長屋王の生まれ変わりが重家と知った<月の姫>香久夜(かくや)は、毎晩「神木=重家の魂」に寄り添っていた。その姿を見た宮の心も震えだす(講談社X文庫ホワイトハート)。

神威天想 斎姫繚乱
2008年10月 ISBN 9784062865623
この巻のあらすじ

寛仁2年(1018年)。<神の子>としての使命を終えたと自覚した宮は、望んで義明と結ばれ、神としての能力(ちから)を失った。これからは穏やかで、平凡だけど満ち足りた生活ができる、そう思っていた矢先、義明は宮の式神が火華鬼に使役されていることを知る。単身、火華鬼に挑んだ義明は生命(いのち)を……。宮を護ると言ったあの約束は!? 感動の最終章(講談社X文庫ホワイトハート)。

星評価・感想

構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く

星評価 *

  1. ブクログ 3

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  2. ブクログ 3

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  3. ブクログ 3

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  4. ブクログ 3

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  5. ブクログ 3

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  6. ブクログ 4

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  7. ブクログ 5

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  8. ブクログ 3

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  9. ブクログ 5

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  10. ブクログ 4

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  11. ブクログ 4

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  12. ブクログ 4

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  13. ブクログ 5

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  14. ブクログ 1

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  15. ブクログ 5

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  16. ブクログ 3

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  17. ブクログ 4

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  18. ブクログ 4

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  19. ブクログ 3

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


  20. ブクログ 4

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。