寒村で暮らすアリスターと幼なじみのマガリは、楽な生活を求めながら互いに面倒を押し付け合っていた。王都からの来客でマガリが聖女に選ばれ、条件を満たさなければ処刑という事情が明かされると、二人の関係は王都への移送と聖剣(魔剣)の入手をきっかけに大きく動く。アリスターは正式に聖剣使いとして扱われ、聖女の巡礼や各地の村で起こる事件に巻き込まれていく。人魚の少女ノエルも加わり、寒村、王都、巡礼先をまたぐ騒動の中で、聖女と聖剣をめぐる物語が広がる。聖女選定、聖剣保持、巡礼同行が別々の命令として積み重なり、本人たちの望みとは別に役割が固定されていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- ヒーロー・ヒロインともに腹黒く、互いを出し抜こうとする関係性が軽妙に読める。
- 自分を聖剣だと思い込む魔剣の設定が強く、作品の核として印象に残る。
- クズ寄りの人物たちが不快感よりも笑いに寄る塩梅で描かれている。
- くだらなさを含んだ勢いと、人間味のあるダメさが読みどころになっている。
- 人魚などの新しい要素が入っても、シリーズらしいノリが崩れない。
こんな人におすすめ
- ひねくれた掛け合いとブラック寄りのユーモアが好きな人。
- きれいごとより、ダメな人物同士の駆け引きを楽しみたい人。
- 設定の妙やコンセプト重視で作品を選ぶ人。
- 重すぎない悪人・小悪党系のキャラを面白がれる人。
- シリーズものとして、次巻のノリ継続を期待して読む人。
人を選ぶポイント
- 主人公たちの行動はかなりクズ寄りで、好感度重視だと合わない。
- 別行動が多い構成だと、面白さがやや散って感じられる。
- もっと大きく暴れてほしい、という物足りなさが残る場合がある。
- 作品の笑いは人を選び、悪辣さを強く求めると刺激が弱い。
- コミカライズ版の絵柄と比べて、好みが分かれる可能性がある。
テンポ・読後感
- テンポは軽快で、くだらなさを勢いで押し切る読み味。
- シリアス一辺倒ではなく、脱力感と笑いが前に出る。
- キャラのダメさがそのまま空気になっていて、肩の力を抜いて読める。
- 物語の熱量は高すぎず、気楽に追えるバランス。
- シリーズを続けて読みたくなる引きの良さがある。
キャラクターへの評価
- ヒーローとヒロインは腹黒く、互いに足を引っ張り合うのが面白い。
- どちらもクズ寄りだが、不快さより愛嬌が勝つ。
- 魔剣は自己認識のズレが強烈で、存在感が抜群。
- 主人公たちはブレないダメさがあり、妙に人間味がある。
- 聖剣まわりの扱いも含め、キャラのコンセプトが印象に残る。
巻一覧
この巻のあらすじ
クズが世界を救う!? トンデモ聖剣使い×聖女が織りなす 異色のファンタジーコメディ 真の聖剣物語がここに開幕!
アリスターと幼馴染の少女マガリは 楽な生活を送る野望を持ちつつ、 寒村で足を引っ張り合いながら日々過ごしていた。 「何とか上手く始末できないか……」 互いに悩んでいた二人であったが、 突然の王都からの来客により状況は一変する。 マガリが聖女に選ばれたのだ!? その上、聖女に相応しくなければ、 即座に処刑されてしまうらしい。 なんとか逃げ出す彼女をとっ捕まえて、 王都へ売り払う事には成功したのだが、 何故か今度は自身がゴブリンに襲われてしまう。 しかも、逃げこんだ森で出会った、 一振りの光り輝く剣により、 彼の運命も大きく揺れ動かされる。 人生最大の不幸の訪れとも知らずに……。
【電子版特典】 キャラクター設定ラフ資料付き。
この巻のあらすじ
クズが世界を救う! ? 相性最悪のトンデモ勇者と聖女が 足を引っ張りあいながらも大活躍の ドタバタコメディ第二幕!!
聖女に選ばれた幼なじみのマガリを厄介払いできたものの、聖剣(魔剣)の処分ができず、 正式に【聖剣使い】として任命されてしまったアリスター。 なんとか面倒ごとを避けるため、引きこもり生活を送っていたのだが、 突然の勅命により聖女の巡礼に同行するはめに。
しかも、訪問先の村で出会った人魚の少女ノエルには 「最近人魚が行方不明になっているけど……僕を攫う気?」 と誘拐犯に間違われてしまう。 『マガリ&聖剣(魔剣)』二人との旅だけでなく、 更なるトラブルの予感に不満を抱くアリスターであったが……。
【電子版特典】 SS「チョコに乙女が入れるもの」付き。
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