2077年の日本を舞台に、世界的ウイルス汚染で人口の大半を失った後のコロニー社会を描く戦記シリーズ。調布新町を守る特進種の久坂ユーキを中心に、異能を持つ人々や各地の勢力が物資確保、遠征、戦闘を通じて関わっていく。個人の戦いが、地域ごとの軍事行動や勢力争いへ広がり、関東から関門海峡まで舞台が移る。全4巻で、同一世界の続きとして戦況と人物関係が連続して描かれる。続編・外伝・短編の情報は本文上では確認できない。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 荒廃後の世界とコロニー同士の対立が、終末感と戦記感を両立している。
- 特進種や異能の設定に独自性があり、能力の種類分けも印象に残る。
- 戦闘だけでなく、戦術・戦略の読み合いまで描くため、バトルの見応えがある。
- キャラ同士の掛け合い、恋愛のもつれ、バカップル感が物語の熱量を支えている。
- 文章や情景描写の巧さを評価する声が多く、雰囲気に引き込まれる。
こんな人におすすめ
- 終末世界もの、戦記もの、異能バトルが好きな人。
- ただ殴り合うだけでなく、作戦や陣取りの駆け引きも楽しみたい人。
- キャラの関係性や恋愛要素も含めて読みたい人。
- 犬村小六作品の文体や空気感が合う人。
- 先の展開を追いたくなる引きの強さを重視する人。
人を選ぶポイント
- 時系列の切り替えや回想の入り方がわかりにくく、混乱しやすい。
- 専門用語や設定説明が多く、序盤は入り込みにくい。
- 世界観の整合性や描写のつながりに引っかかる場面がある。
- 戦闘描写の一部はグロく感じやすい。
- 展開が遅めで、巻によっては次巻へのつなぎが強い。
テンポ・読後感
- 物語の勢いは強く、戦闘が始まると一気に読ませる。
- ただし回想や過去編が挟まるため、テンポはやや不規則。
- 重い終末感の中に、掛け合いの軽さやユーモアが差し込まれる。
- 戦場の緊張感とキャラの柔らかい空気が同居している。
- 巻ごとの引きが強く、続きが気になる構成になっている。
キャラクターへの評価
- ユーキは強さと不器用さが同居し、過去や心情の変化が注目されている。
- タマは存在感が強く、ユーキとの掛け合いが特に好評。
- 美歌子は高慢さだけでなく柔らかさや将の才が見える点が印象的。
- 岩佐木は脇役以上の熱さがあり、予想外に目立つ存在として受け止められている。
- 敵側や周辺人物にも熱量があり、主人公以外の魅力で読ませる面がある。
巻一覧
この巻のあらすじ
幻想と退廃の戦記がここに幕を開ける! 半世紀前の世界的ウイルス汚染により、人類の99パーセントが死滅した2077年の日本。コロニーと化した調布新町を守る「特進種」のひとり、久坂(くさか)ユーキは二子玉川の鉄橋の上で異能の少年と刃を交える。彼は不死身の力をもつ特進種だった。青年を配下としたユーキは、物資採集のキャラバンに同道する。一方、姫路コロニーより遠征してきた鳥辺野(とりべの)ミゲル率いる鳥辺野大隊は、澁澤美歌子(しぶさわみかこ)の命により、ユーキを探していた――。 犬村小六オリジナルデビュー作。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
復讐を誓え。わたしを殺すために生きろ。
2077年春。調布新町はユーキとタマたち特新種の活躍により、絶望の淵から救われた。それから3か月…平穏を取り戻し、祭りで賑わう調布に現れた鬼動衆たち。その狙いは……ユーキ!? 新たなる戦端の幕が開く!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
蛮人どもに八王子の誇りを示すのですっ!!
白河軍の戦略により、新宿南口で分断されてしまった武蔵野勢。第二列で血塗れの執事・雨宮とともに戦う沙也加を横目に、タマはつぶやく。 「調布の負けかな」 第一列ではユーキたちが孤独な闘いを強いられていた――。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
姫路軍VS日向軍。決戦は下関!!
美歌子率いる姫路軍4千は、門司に布陣した日向軍1万4千に相対していた。日向市長の岩切は4年で九州統一を果たした万能型の特級特進種。圧倒的な戦力差を前に姫路の策は? 幻想と退廃の戦記、舞台は関門海峡へ!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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