都内の大学に通う夏目潤を中心に、世田谷の自宅で暮らす若き執事・千早、婿候補として現れる後輩の二階堂貴明、さらに家の外から流れ込む人物や怪異を描く現代伝奇恋愛シリーズ。潤は、執事との同居と婿選びの間で関係を整理できないまま、神刀・阿修羅や紫天童子としての宿命、覇王の座をめぐる動きに向き合う。大学生活の場面と家に伝わる因縁が同時に進み、恋愛関係と家の継承が結びついていく。最終巻では、夏目家の新しい生活と阿修羅の異変が物語の焦点になる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 執事と婿候補の三角関係が軸で、主従関係の駆け引きが強い。
- 俺様攻め、年下攻め、執事キャラなど、好みが分かれやすい属性が揃う。
- 戦国武将や怨霊まわりの要素が入り、軽い小ネタも挟まる。
- 穂波ゆきねのイラスト目当てで手に取る読者が多く、絵の満足度が高い。
- 最終的にはまとまりよく読めるため、安心して追いやすい。
こんな人におすすめ
- 執事萌え、主従萌え、三角関係の綱引きが好きな人。
- 俺様攻めや年下攻め、呼び方の細かい萌えを楽しみたい人。
- 戦国モチーフやオカルト寄りのBLファンタジーが好みの人。
- 片想いの切なさや、報われない側の感情も含めて楽しめる人。
- イラスト重視でシリーズを追う人。
人を選ぶポイント
- 恋愛の着地点が早めに見えやすく、引っ張りを期待すると物足りない。
- 執事側を強く推して読むと、片想い感の強さにしんどさが残る。
- 主人公の鈍さや受け身さが気になる場面がある。
- 展開が都合よくまとまった印象を受ける巻があり、もやっとしやすい。
- BLとしての濃い描写や色っぽさを強く求めると薄く感じやすい。
テンポ・読後感
- 軽快で読みやすく、シリーズものでもするすると進。
- 甘さと波乱が交互に来るが、全体は大団円寄りで後味は明るい。
- 伏線や正体まわりを少しずつ見せる流れで、じわじわ進。
- 途中で急展開が入る巻もあり、感情の揺れは大きめ。
- しんみり切ない空気と、和みキャラの小ネタが同居する。
キャラクターへの評価
- 千早は執事としての献身が強く、切なさと色気で支持が厚い。
- 貴明は俺様気質でも一途で、押しの強さが魅力として受け取られている。
- 潤は周囲に愛される中心人物だが、鈍さや子どもっぽさが目立つ場面もある。
- 光秀は和ませ役として人気が高く、会話の緩衝材になっている。
- 信長や周辺キャラも小ネタ要員として印象に残りやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
夏目潤は都内の大学に通う男子学生。世田谷区の自宅で若き執事・千早と二人で暮らしている。だが、そんな潤の家に大学の後輩で、危険な匂いのする美貌の持ち主、二階堂貴明が突然乗り込んでくる。しかも、潤の寝室にまで忍び込み、自分を婿に選べと迫ったのだ! さらには潤のアルバイト先にも、男のストーカーや戦国武将の霊まで現れて……。待望の新シリーズは、一幕目から大パニック(講談社X文庫ホワイトハート)。
この巻のあらすじ
婿候補として一週間の“延長戦”が認められ、貴明は夏目家に居座り続けていた。「坊っちゃま一筋」の若き執事・千早の冷たい視線をものともせず、自分を婿に選べと潤に迫る貴明。紫天童子としての宿命、そして、貴明への想いに、潤の心は揺れていた。だが、そんな時、思わぬ試練が襲いかかり、二人の体に不可解な異変が起こる!シリーズ第二弾で、潤の「婿選び」は急展開に(講談社X文庫ホワイトハート)。
この巻のあらすじ
婿の資格がないとして、夏目家を追い出されてしまった貴明への想いを断ち切れず、苦しみ続ける潤。そんな潤の姿を見て「坊っちゃま一筋」の若き執事・千早の心も揺れていた。しかも、次の婿候補として乗り込んできたのは、とんでもない“オレさま”男――。そんな時、神刀・阿修羅と覇王の座を狙う邪悪な存在が策動をはじめる。坊っちゃまを守るため、千早が下した決断とは? シリーズ第三作(講談社X文庫ホワイトハート)。
この巻のあらすじ
祝言を間近に控え、潤と貴明はラブラブの日々を送っている――はずだったが、潤は新たに雇われた執事や使用人に囲まれる生活に馴染めず、何より、千早を失ったことで、新生活を楽しむ気持ちになれなかった。だが、そんな時、夏目家に代々伝わる神刀・阿修羅に異変が起こる。このままでは、貴明の覇王としての資質が問われてしまう――。「ぼくと執事と婿候補」シリーズ、ついに完結(講談社X文庫ホワイトハート)。
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