ねこのめ 羅針盤の夢
- 著者
- 小林めぐみ
- イラスト
- 加藤洋之&後藤啓介
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 1992-1993
- 巻数
- 3巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- BOOK☆WALKER: 1巻まで
猫型生体機械ジゼルを中心に、銀河文明の衰退と企業E・R・Fコーポレーションを背景にした宇宙冒険を描くコスミック・ファンタジーです。身体の弱い少女なつめのために銀河各地を記録しようと旅に出たジゼルは、惑星や都市での騒動、宮廷内の対立、立入禁止区域への接近などに巻き込まれていきます。物語は、ジゼルの記憶や存在の扱いをめぐる不安と、アスラとの行動を軸に進み、宇宙規模の出来事と個体としての自己認識が交差します。シリーズ全体では、旅先の事件と企業・惑星間の事情がつながり、ジゼルの正体や記憶の問題へ収束していきます。全3巻で本編が完結します。」「short_comment」「猫型生体機械ジゼルが、銀河文明の中で宇宙を巡りながら自分の存在を揺さぶられていく物語。」「appeal_point」「猫型生体機械の視点で、銀河企業・惑星・宮廷内闘争・記憶改変がつながる宇宙冒険を描く点です。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 独特の文体と語り口が印象に残る。
- タイトルや世界観の雰囲気に強く惹かれる。
- 物語全体のまとまりや構成の美しさが評価されている。
- 仕掛けや視点の工夫が読みどころになっている。
こんな人におすすめ
- 文体のクセを楽しめる人。
- SF寄りのファンタジーや境界感のある世界観が好きな人。
- 物語の構成や語りの仕掛けを味わいたい人。
- タイトルや雰囲気重視で本を選ぶ人。
人を選ぶポイント
- 文体の好みはかなり分かれやすい。
- SF調ファンタジーが苦手だと入りにくい。
- 終盤でやや緩む印象を受ける場合がある。
- 何かを隠して進む語りがもどかしく感じられる。
テンポ・読後感
- 静かに進むが、緊張感を保ちながら読ませる。
- 物語の美しさや余韻が前に出る。
- 仕掛けを意識しながら追う読み味。
- 終盤は少し間延びした印象が残ることがある。
キャラクターへの評価
- ジゼルの語り方に強い工夫がある。
- 一人称の扱いが人物像と物語の仕掛けをつないでいる。
- 登場人物そのものより、語りの見せ方が印象に残る。
- キャラクターの情報開示が抑えめで、謎を抱えた印象が強い。
巻一覧
この巻のあらすじ
ばかやろー。ウサギと間違えられるだけでも屈辱だっていうのに、こんなへんぴな惑星に無理矢理つれてこられて、そのうえ〈悪魔の使い〉呼ばわりされて殺されそうになるなんて、いくらジゼルが猫だからって、あんまりだー。ジゼルは猫型生体機械。飼い主は、衰退をめざす銀河文明のなかでただひとつ発展をつづける巨体企業E・R・Fコーポレーションの会長夫妻の娘、なつめだ。身体の弱いなつめのために、銀河のあちこちを見てまわり、内蔵のレコード装置に記録しようと、勇んで旅に出たとたんにこの大騒ぎだ。わけのわからぬ宮廷内闘争にまきこまれるし、ジゼルはいったいどうなっちゃうんだろう。ねえ、アスラ、なんとかしてよー。『ねこたま』『まさかな』につづく小林めぐみの長編小説。煌きのコスミック・ファンタジー。
この巻のあらすじ
もーっ、アスラのばかーっ。いいもの見せてやるって言われて、ジゼルはアスラとともに、ふたたび宇宙に旅立った。目的地は一般人立入禁止の惑星フェルドワント・コルソ。だが、途中立ち寄った惑星カヌーアで、またしてもジゼルはアスラとはぐれてしまった。その上、迷いこんだ“部屋”が宇宙へと飛びたってしまったのだ。気がつけば、ジゼルはどこともしれぬ都市の中にいた。でもこの都市、どこかヘンなんだ。いったいなにが…。煌きのコスミック・ファンタジー長編第2弾。
この巻のあらすじ
ジゼルは目覚めた。―でも、どうして?フェルドワント・コルソでジゼルの記憶は消去されたはずなのに…。新しく書き込まれた記憶?じゃ、いまいるジゼルはなんなの。ジゼルはいったい何者なの?機械?それとも生きもの。みずからの存在のあやふやさにパニックに陥ったジゼルは、知らずに禁断の言葉を発してしまったらしい。E.R.F.コーポレーションの中で、とんでもない大騒動が始まってしまった…。ねぇ、アスラ、ジゼルはほんとーに何者なのさぁー。才気迸る新鋭が描く、燦きのコスミック・ファンタジー完結編。
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