『なんちゃってシンデレラ』は、33歳の元パティシエ・和泉麻耶の記憶を持つ幼い王妃アルティリエが、王太子ナディルの妻として異世界の王宮に生きるシリーズ。舞台は王宮と貴族社会を軸に、社交界、後宮、下町、港町、旧家の事情へと広がる。主人公はお菓子作りを通じて夫や周囲に働きかけ、命を狙う事件や王位継承後の宮廷事情、家族間の確執、拉致事件などに関わっていく。転生した幼い外見と大人の内面の差を抱えたまま、夫婦関係と王家・公爵家の事情が連なっていく構成。シリーズ全体では、宮廷内の疑念から始まり、社交の場や地方の移動を経て、血縁と政治が重なる騒動へ広がる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 料理やお菓子作りが物語の軸になっていて、食べ物の描写が楽しい。
- 幼い見た目と大人の中身のギャップが、知恵や機転の活躍につながっている。
- 王妃としての立ち回りや信頼関係が丁寧に描かれ、夫婦の距離感が心地いい。
- 宮廷政治や家系図、陰謀の要素があり、軽さだけで終わらない読み応えがある。
- 伏線や設定が後から効いてくる作りで、読み返すと発見がある。
こんな人におすすめ
- 甘い夫婦関係やじれじれした信頼の積み重ねを楽しみたい人。
- お菓子・料理描写のある異世界転生ものが好きな人。
- 宮廷劇、家同士のしがらみ、政治の駆け引きがある話を読みたい人。
- かわいらしい表紙でも中身は少し重めの物語を受け入れられる人。
- 登場人物や設定が多くても、系図や関係を追いながら読むのが苦にならない人。
人を選ぶポイント
- 人物名や立場関係が多く、途中で誰が誰か分かりにくくなりやすい。
- 説明が多く、場面転換も細かいため、展開がゆっくりに感じやすい。
- ラブコメ寄りの見た目でも、血筋や政治、陰謀の話がかなり入る。
- 作品の途中で区切られる印象があり、続き待ちのもどかしさが残りやすい。
- すっきり軽快な物語を期待すると、重さや情報量に戸惑うことがある。
テンポ・読後感
- 基本は穏やかで読みやすいが、会話の合間に説明が多く入りテンポはやや緩い。
- 料理や日常の場面は明るく和やかで、甘さと安心感が強い。
- 宮廷内の場面では緊張感や不穏さが増し、空気が一気に重くなる。
- 物語の進みはゆっくりだが、設定や伏線が積み上がる手応えがある。
- シリアスとコミカルが混ざり、重さの中に軽い笑いも挟まる。
キャラクターへの評価
- ヒロインは幼く見えても落ち着きがあり、状況判断と行動力が頼もしい。
- 夫側はだんだんデレていく変化が好評で、溺愛ぶりが見どころになっている。
- ふたりの信頼関係がぶれず、離れていても気持ちが通じ合っている印象が強い。
- 周囲の家族や家臣は個性が濃く、味方が増えるほど物語の厚みが出ている。
- 敵対側や公爵家まわりは不穏さがあり、善悪だけでは割り切れない複雑さがある。
巻一覧
この巻のあらすじ
おでんのからしを買いに出た和泉麻耶(33歳職業パティシエ)は、そこで事故に遭いーー次に目覚めたとき、12歳のお姫様に転生していた!! しかも彼女には、年上の旦那(しかも王太子)までいる。 命を狙われたところに転生したらしいと悟った麻耶は、身を守るためにも夫と仲良くしようと決めるが!? お菓子職人の名に懸けて、夫を餌付けしながら胃袋と犯人つかみます!!
この巻のあらすじ
夫の胃袋をつかむべく、日々おいしいお菓子を作る12歳の幼妻アルティリエ(中身は33歳)。 政略結婚の夫との間には、恋愛感情なんて生まれるはずもないと思っていたのに、彼は案外独占欲が強かったようで!? そんななか、王妃主催のお茶会に招かれたアルティリエは、その席でまたも命を狙れ……!? 夫の愛情と共に危険も増量!? 元お菓子職人の餌付け計画第2弾!
この巻のあらすじ
夫ナディルの遠征中、アルティリエの侍女リリアが攫われた! 一連の事件の鍵を握る人物からの呼び出しだと悟ったアルティリエは、自作の菓子と【夫の手紙】をお守りに「絶対出るな」と言われた王太子宮を抜け出すことに。 そんな彼女の前に現れた驚きの人物とは……!? アルティリエ出生の秘密も明らかに!? 元お菓子職人(パティシエール)転生幼妻の餌付け計画第一章クライマックス!
この巻のあらすじ
グラディス四世が逝去し、王太子ナディルの正式な王位継承が決まった。 これまで幼さを理由に公の場に出ることのなかったアルティリエは、妻として夫ナディルの隣に立つために、いよいよ社交界デビューすることに。 ところが舞踏会には、幼女であるアルティリエに取って代わろうとする貴族や側妃候補がいて……!? 転生幼妻(中身は33歳)の餌付け計画、新章スタート!!
この巻のあらすじ
命を狙われたアルティリエが逃げ出した先は、なんと孤児院!? そこの子供達にお菓子を作ってほしいと頼まれて……!? 元お菓子職人(パティシエール)が愛する夫の傍に帰るため、下町で本領発揮しちゃいます!!
この巻のあらすじ
地下迷宮の迷子騒動から、夫・ナディル直々のお迎えにより、ようやく帰ることができたアルティリエ。 権謀渦巻く後宮事情、偶然かいま見た下町事情を学んだことにより、ようやくこの異世界で王妃となる決意をかためる。 ところが、アルティリエ襲撃の裏側には、意外な人物がいたことがわかり……!? 転生幼妻、ついに成人で旦那様とのラブも急上昇!!
この巻のあらすじ
元お菓子職人、和泉麻耶(33歳)の記憶を持つアルティリエは、国王となった夫・ナディルとまるで新婚のような甘〜い夫婦生活を送っていた。 そんななか、アルティリエの生誕祭が開かれることとなり、二人と血縁関係のあるリーフィッド公国の世継ぎレスタークもやってくる。 とある目的のために来訪した彼は、15歳の王妃アルティリエを懐柔しようとし!?
この巻のあらすじ
夫ナディルのため、家出してまで実家たるエルゼヴェルトに帰る決意をしたアルティリエ。 ナディルの弟・シオンや異母兄らを巻き込み、父親が拉致された港町アル・バイゼルを目指す。 王妃であることを隠し、情報を集めながら進む中、アルティリエはこの事件の裏にある人物が深く関わっていると気付き!? 一方、最愛の妻が家出したと知ったナディルはーー。
この巻のあらすじ
父親拉致事件の情報を追うアルティリエは、東方師団の連隊長と接触。捜査に協力してもらうはずが、なぜか彼らの胃袋を掴むことに!? 一方王宮には、帝国から美貌の皇女が来訪。ナディルに婚姻をほのめかし……!?【電子版は、豪華書き下ろしSS付き】
その他、豪華声優陣による、甘々陛下×転生幼妻(@中身は33歳)の胸きゅんオーディオドラマが聴けちゃう! ※視聴期限は2020年4月15日まで ※一部の携帯電話・スマートフォン機種によっては読み取れない場合がございます ※パケット通信料を含む通信費用はお客様のご負担となります
※本編終了後にビーズログ文庫『女王の化粧師』(著:千 花鶏 )のお試し版が収録されています。
この巻のあらすじ
父親拉致事件に彼の後妻であるルシエラが関わっていることを確信したアルティリエは、彼女との対峙を決意。 愛人としてのみならず、公爵夫人としてのあるまじき振る舞い、母親の死にも深い因縁を持つ彼女の口から、直接その思いを聞く。 一方で、エルゼヴェルト公爵の足取りを掴んだアルティリエは、国境のあるアルダラの港に向かうことになり……!? 【電子版は、迷子になったアルティリエが、二番目の異母兄と語り合う書き下ろしSS「夜明けまでのほんのひととき」を収録】
すべての巻を見る(全12巻)
この巻のあらすじ
アルティリエを迎えに港へ先回りしていたナディルのおかげで、ようやく再会できた二人。 エルゼヴェルト公爵の足取りもあと一歩だ。 しかし、結果はどうあれ家出した事実を深く反省するアルティリエは、最愛の夫に心から謝ろうと決心する。 ところが、ナディルはその謝罪を軽く受け流してしまった! 何かがおかしいと感じたアルティリエは思わず……!? 【電子特典は、アルティリエの専属菓子職人の視点から描いた、アルティリエとナディルのとある美しい一日「夏の庭の思い出」を収録!】
この巻のあらすじ
ついにエルゼヴェルト公爵と相まみえたアルティリエ。 だが、父の口から語られた衝撃の内容と、無理を言って戦の最前線まで来たにもかかわらず何もできない無力な自分に打ちのめされてしまう。 しかし、どんな時でも妻を信じ、慈しみ、陰で支える夫ナディル陛下によって、アルティリエは大きな壁を乗り越えることに。 感涙必至の王国騒乱編、大団円! 【電子限定! 同時発売の新作『身代わり聖女は、皇帝陛下の求婚にうなづかない』とのコラボ書き下ろしSS「レモンチーズケーキのほろ苦いしあわせ」を収録!】
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