前世の記憶を持ったまま異世界に転生した日本人エルネスティが、巨大人型兵器「幻晶騎士」と出会い、操縦、設計、改良にのめり込んでいくシリーズ。舞台は魔法と騎士制度が残る西方の王国で、ライヒアラ騎操士学園や銀鳳騎士団を起点に、機体開発と実戦運用が進む。幼なじみや学園の仲間を巻き込みながら、新型機の試作、騎士団の結成、王国同士の戦争、飛空船や戦艦の運用へと領域が広がる。さらに物語は巨人族の氏族抗争や空飛ぶ大地の探索にも及び、個人の機体好きから国家や周辺勢力の動きへつながっていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- ロボット好きの主人公が、趣味と知識をそのまま武器にして世界を動かしていく快感がある。
- 試作機から段階を踏んで機体が育っていく流れが細かく、技術の進化を追う楽しさが強い。
- 戦闘だけでなく開発、整備、運用まで描かれ、ものづくりの積み上げが物語の芯になっている。
- 空戦や新型機の投入でスケールが広がり、国家間の動きまで巻き込む展開が派手。
- ギャグ寄りの暴走とシリアスな戦局が同居していて、勢いで読ませる力がある。
こんな人におすすめ
- ロボット、兵器開発、メカ設定の細かさを楽しみたい人。
- 俺TUEEE系や転生・異世界ものの快感を求める人。
- 戦闘よりも技術革新や機体進化の過程にワクワクする人。
- 主人公の趣味全開の暴走を、痛快さとして受け取れる人。
- アニメ視聴済みで原作の描写量や設定補完を楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- 説明文や地の文が多く、会話中心の軽い読み味を期待すると重く感じやすい。
- 専門用語や機体名、改良の系譜が多く、把握に手間がかかる。
- 主人公の規格外ぶりが強く、周囲が振り回される展開に好みが分かれる。
- 戦闘で人が倒れることへの葛藤は薄めで、そこを気にすると引っかかる。
- 巻によっては刊行間隔や前巻情報の不足が気になり、追いかけ方に工夫が要る。
テンポ・読後感
- 序盤から情報量が多く、読み進めるほど技術と戦局が加速していく。
- 開発や改造の場面が多く、戦う前から盛り上がる工作ものの手触りがある。
- 主人公の突進力が強く、シリアスな場面でも軽妙さや笑いが差し込まれる。
- 国や勢力が増えるほど話が複雑になり、スケール感がどんどん大きくなる。
- 文章は硬めでも引き込みがあり、長めでも意外と読み疲れしにくい。
キャラクターへの評価
- エルは天才的で暴走気味、趣味を貫く姿が痛快で悪役っぽく見える場面もある。
- アディはエルとの関係性で印象が強く、結婚後のやり取りも含めて存在感が大きい。
- キッドは振り回され役になりやすいが、場面によってはしっかり見せ場がある。
- ディー先輩やクヌート侯爵のような脇役が、苦労人として印象に残りやすい。
- 敵側にも技術者や強敵がいて、単純な善悪ではなく機体と人材のぶつかり合いとして見られる。
巻一覧
この巻のあらすじ
とある一人の日本人が事故でこの世を去った。彼の魂は、異世界において『エルネスティ・エチェバルリア』として転生する。しかも、前世である日本人としての記憶を受けついだまま。エルの趣味嗜好も前世に倣ったものだった。彼は前世に続いて極度の『メカオタク』であったのだ。そんな生まれ変わった世界で、実在する巨大人型兵器である幻晶騎士と出会ったエル。彼は狂喜乱舞しながら、その操縦者となるべく行動を開始する。この世界での幼なじみを巻き込みつつ、メカオタクとしての暴走は続いていくー。小説投稿サイト「小説家になろう」で大人気のロボットファンタジーがついに書籍化。メカオタクだった青年が、転生し、思う存分本物のロボットを操る。
この巻のあらすじ
安全なはずだった演習中、突如現れた師団級魔獣ベヘモス。その襲撃をなんとかしのいだ、エルネスティをはじめとしたライヒアラ騎操士学園の学生たち。戦いは終わり、彼らは平穏な日常に戻ってゆくーはずが、エルネスティの日常は平穏ではありえない。国王から無茶振りを受けたことにより、彼はおさななじみから学生たち、さらには学園そのものまで巻き込んだ大暴走をはじめる。その果てに彼は世界の常識すら踏み越えて、ついに新たなる幻晶騎士を生み出すにいたる。異形の知識によって形作られる、強力な力を秘めた新型機。その力をめぐって様々な人間模様が動き出すことにー。
この巻のあらすじ
エルネスティは、新型幻晶騎士テレスターレを生み出した。彼の身を案じた国王アンブロシウスは、彼の護衛として、またその力を生かすために銀鳳騎士団の結成を命じた。騎士団を率い、エルネスティは今日も元気に暴走する。作り上げる新型機は、もはや人型ですらない半人半馬の異形の騎士。さらには新型推進器まで開発し、挙句、空まで吹っ飛ぶ始末。どこまでも止まらない彼の爆走は、やがてフレメヴィーラ王国全土へと大きな影響を与えてゆく。そんな折、アンブロシウスは彼と交わした、とある約束を果たす決意を下していた。自身が求める最大の秘密を前にして、エルネスティは期待に胸を高鳴らせるがー。大人気!ロボットファンタジー。
この巻のあらすじ
西方諸国に、鉄と炎の嵐が吹き荒れる。西方随一の大国であるジャロウデク王国が、もうひとつの大国クシェペルカ王国へ宣戦布告。押し寄せる黒鉄の騎士、さらには未曾有の航空兵器までもが投入され、クシェペルカ王国は滅びの時を迎える。その渦中へ、フレメヴィーラ王国第二王子エムリスはクシェペルカにいる叔母を助けるために飛び込む。エルネスティ率いる銀鳳騎士団の前には、彼らが作り出し、彼らしか持っていない最新技術を用いた幻晶騎士がなぜか敵として立ちはだかった。その正体に気づいた銀鳳騎士団はジャロウデク王国への敵意を確かとする。敵を倒し友邦を取り戻すため、エルネスティは鎧武者を駆り、銀鳳騎士団へと命を下すがー。
この巻のあらすじ
ジャロウデク王国による侵略行為に端を発した大西域戦争。緒戦において滅亡の憂き目を見たクシェペルカ王国だったが、銀鳳騎士団の力添えにより再興を成し遂げた。一方、ジャロウデク王国においては、戦いの中に倒れた第二王子クリストバルの仇をとるべく老兵ドロテオが動き出していた。彼は未曾有の巨大兵器『飛竜戦艦』を駆り、新生クシェペルカ王国へと襲いかかる。西方では絶えたはずの、竜の姿を模した巨大兵器は猛威を振るい、新生王国を再び窮地へ追い詰める。たび重なる脅威を前に、女王エレオノーラの意を受けた銀鳳騎士団団長エルネスティは騎士団を率いて戦場へと向かう。彼らを待ち受けていたのは一体ー!?
この巻のあらすじ
西方諸国における戦いに勝利した銀鳳騎士団は、故郷へと凱旋を飾っていた。勝利と共に彼らが持ち帰った最新の飛行機械・飛空船を前に、国民は大いに沸き立つ。しかしそんな盛り上がりなど目もくれず、エルは独自に飛行型幻晶騎士の設計へと着手していた。そして数多の苦労を突き抜けて、幻晶騎士を空に飛ばすことに成功する。飛空船を手に入れ『飛翔騎士』が誕生したことにより、大空への道は開かれた。やがて飛翔騎士のみで構成された騎士団、紫燕騎士団の設立と成功を契機として、王国の興味はある一点へと収束してゆくのだがー。
この巻のあらすじ
ボキューズ大森海へと乗り出したフレメヴィーラ王国飛空船団は、未知なる魔獣との遭遇により撤退を余儀なくされた。エルとイカルガは皆を護るべく奮戦し、無事に船団を逃がすも森へと墜ちてしまう。追いかけてきたアディも一緒に、二人は森の迷子となった。彼らを待ち受けていたのは予想だにしない出会いー『巨人族』との遭遇であった。巨人氏族同士の争い。普きものの大敵、穢れの獣。そして陰で蠢く小鬼族なる者たちー。巻き起こる戦いがエルとアディを呑み込んでゆく。孤立無援の二人は、しかしあきらめ止まることなどない。「ここで幻晶騎士を、作り上げます」生み出されるは驚天動地の異形の機体。争いの只中へと向けて飛翔する!
この巻のあらすじ
穢れの獣による襲撃から飛空船団を護り、ボキューズ大森海に墜ちたエルネスティとアデルトルート。森に暮らす巨人族ーカエルレウス氏族と出会った彼らはやがて、巨人族の間で起こる戦いの流れに呑み込まれていった。一方の銀鳳騎士団は飛空船団を再編成、森の奥深くを目指して進む。騎士団長を捜す彼らの行動は森にさまざまな影響を及ぼしてゆき、ついに巨人族の最大氏族であるルーベル氏族が動き出すに至った。圧倒的な力を持ち、さらに穢れの獣を引き連れたルーベル氏族の暴虐に立ち向かうため、エルたちは各氏族を糾合し、諸氏族連合軍の立ち上げを計画する。
この巻のあらすじ
ボキューズ大森海での騒乱を終え、銀鳳騎士団は巨人族と共に王都に帰還する。巨人族、そしてエルネスティを襲ったという第一次森伐遠征軍の末裔の存在は、フレメヴィーラ王国にとってまさに寝耳に水。突如もたらされた途方もない話に、もはや既存の価値観は通じず、王国は新たな時代へと踏み出していくことになる。そして銀鳳騎士団にもまた、巣立ちの時が迫っていた。此度の事件で銀鳳騎士団の影響力を重く見た国王リオタムスは、エドガー、ディートリヒ、ヘルヴィらが率いる各中隊を新たな騎士団として独立させるよう告げる。エルネスティの下に残る者、騎士団長としての道を踏み出す者、新たに入団を目指す者ーーそれぞれの想いを受けて銀鳳騎士団は形を変え、新たな飛翔の時が訪れる。
この巻のあらすじ
第10弾の舞台は、空に浮かぶ広大な大地。噂に導かれ冒険心からやって来たエムリスとアーキッドは、辿り着くなり争いに巻き込まれてしまいます。混迷を深める空飛ぶ大地に、彼が現れます。銀の光に蒼き刃。新婚旅行中の銀鳳騎士団団長、エルネスティ・エチェバルリアが。空飛ぶ大地の戦いは活発化してゆきます。空には史上最強の対飛空船戦闘艦である飛竜戦艦。大地からは絶えたはずの超巨大魔獣、竜の姿が現れます。人とハルピュイア、飛竜と魔獣。大地の支配者の座を巡り激戦が繰り広げられる中、エルネスティの眼前に思いもよらぬ因縁が現れます。「できるならばあなたとは戦いたくなかったですが……。勝つか負けるか。トイボックスマーク2、最期まで全て魅せて差し上げなさい!」戦いの決着へと向けて、覚悟を乗せた蒼き騎士が空を翔けるーー!
すべての巻を見る(全11巻)
この巻のあらすじ
空飛ぶ大地の覇者を決める戦いは、ハルピュイアたちの王である『竜の王』と西方最強の飛空船(レビテートシップ)『飛竜戦艦』(リンドヴルム)が互いに致命傷を与えあう痛み分けに終わった。戦いの余波が漂う空飛ぶ大地に強欲なる商人が暗躍する。その魔の手が大地の中心へと伸びた時、破滅の光が柱となって天へと伸びた。空飛ぶ大地を襲う未曽有の激震。西方人であれハルピュイアであれ、大地の支えなくして生きることはできない。あらゆる勢力が否応なく光の柱をめぐる流れの中に巻き込まれてゆく。その頃、修復を条件に飛竜戦艦を乗っ取ったエルネスティはご機嫌で飛竜をぶん回しついでに事態の調査へと向かっていた。そうして光の柱へと接近したエルたちは知ることになる。噴き出したエーテルだと思われていたその正体を。
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