元聖騎士団、今は中級冒険者。 迷宮で捨てられた奴隷にご飯を食べさせたら懐かれました
- 著者
- とーわ
- イラスト
- —
- レーベル
- ダッシュエックス文庫
- 刊行年
- 2025
- 巻数
- 2巻
- アニメ化
- —
かつて聖騎士団で次期団長候補だったファレルが、事情あって退団し、中級冒険者として迷宮に通う物語。彼の目的は派手な功績ではなく、迷宮で見つかる食材を持ち帰って料理にすることにある。迷宮で取り残された奴隷の少女を助けたことをきっかけに、彼女や新たな仲間たちとパーティを組み、ダンジョン探索と食事、仲間同士の関係が並行して進む。探索では上位パーティとの因縁や階層主との戦いも起こり、王国からの依頼や迷宮の民をめぐる動きが加わって、話は迷宮内部から周辺の勢力へ広がっていく。食材や料理は行動の起点として機能し、誰と何を食べるかが、そのまま迷宮での立ち位置や関係の変化につながっていく。元聖騎士の経歴、奴隷少女の秘密、迷宮の資源が一本の線でつながる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 迷宮探索と日常の両方を軸に、冒険の手応えと落ち着いたやり取りを両立している。
- 元聖騎士団の経歴を持つ主人公の強さと面倒見のよさが、安心感のある読み味につながっている。
- 助けた相手との距離が少しずつ縮まる関係性が見どころになっている。
- 仲間が増えていく流れや、過去の因縁に触れる展開が読み進める動機になっている。
- 食事や料理の描写が入り、いわゆる飯テロ要素も楽しめる。
こんな人におすすめ
- 面倒見のいい主人公や、保護・救済から始まる関係性が好きな人。
- 迷宮攻略だけでなく、パーティーの日常や交流も読みたい人。
- じわじわ仲間が増える冒険譚を好む人。
- 料理描写や、食べることで距離が縮まる展開に惹かれる人。
- 派手さよりも安定感のあるファンタジーを求める人。
人を選ぶポイント
- 展開は全体的にゆっくりめで、テンポの速さを求めると物足りない。
- 大きな驚きや強い引きは控えめで、想定内の流れに感じやすい。
- 作品の雰囲気が合わないと、読み進める前に離れやすい。
- 物語の盛り上がりより、丁寧な積み重ねを重視する作りになっている。
テンポ・読後感
- 迷宮での戦闘や依頼はあるが、全体の空気は落ち着いていて穏やか。
- 人間関係の変化を丁寧に追うため、派手な急展開よりもじわじわ進む印象。
- 冒険の緊張感に、食事や会話のやわらかさが混ざる。
- 読後感は安心感寄りで、肩の力を抜いて読める。
キャラクターへの評価
- ファレルは強さと優しさを兼ねた、頼りがいのある人物として受け止められている。
- セティは健気で一生懸命な印象が強く、成長を応援したくなる。
- リィズやアールなど、周囲の仲間が加わることでパーティーの広がりが感じられる。
- 主人公が周囲から慕われる理由が、行動や気配りから伝わってくる。
巻一覧
この巻のあらすじ
かつて聖騎士団において次期団長と目されていた男・ファレルは、一身上の都合によって退団し、今は冒険者として暮らしていた。 派手な仕事には手を出さず、地道に生きる彼にも、一つだけ譲れない目的があった。 それは、迷宮にある美味な食材を持ち帰ることである。 ある日、上位パーティのメンバーが迷宮で取り残されていると聞いたファレルは、食材探しのついでに様子を見に行った。 するとそこには、奴隷が一人で魔物と戦い続けている姿があった。 奴隷を助け介抱することとなるが、その時、ファレルは知らなかった。 自分が引き取った奴隷が抱えている秘密を。 そして、彼が追い求めた美味なるものを他人に振る舞ったとき、何が起きるのかをーー。
この巻のあらすじ
かつて聖騎士団で次期団長と目されていたものの、訳あって退団した中級冒険者ファレルは元戦闘奴隷のセティとパーティを組んでダンジョンに向かい、かつて因縁のあったパーティである『黎明の宝剣』のメンバーとの戦いを無事切り抜けただけでなく、階層主の魔物『黒蛸』を見事に撃破するなどギルド内でも順調に成果を上げていた。 そのダンジョンの探索の途中で知り合った僧侶のリィズ、そして剣士のアールもファレルの人となりと強さ、そして彼が作る料理に惹かれて仲間に加わり、四人パーティでの探索が始まった。 そんな中、『黎明の宝剣』が王国から受けた新しい依頼によって、ヴェルデ大迷宮に住まう『迷宮の民』に危機が迫る!! 緊迫の迷宮グルメファンタジー、第2弾!
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