聖女を虐げたという無実の罪で第一王子から断罪されたニヴァーナ国の第二王子イルと、龍人国の王タイランの政略結婚を描く異種族婚姻ロマンス。妾腹ゆえに「ナイナイ王子」と蔑まれてきたイルは、野蛮と恐れられる龍人との結婚に戸惑いながらも、結婚式で出会ったタイランの優しい言葉とまっすぐな求愛に少しずつ心を動かされる。人間の王国と龍人国、王子と王、男同士の結婚、身分差や種族差が重なる関係の中で、孤立していたイルが自分の価値と居場所を見いだしていく。本編は二人の婚姻を起点に、信頼と恋情が育つ過程を中心に進む。外からは異質に見える龍人国の暮らしや、政略結婚として始まる関係の距離感も物語の軸で、イルが相手の言葉を受け取り、自分の気持ちを言葉にしていく流れが続く。シリーズ全体では、王家の序列と龍人への偏見を背景に、婚姻が個人同士と国同士の関係をつなぐ仕組みとして描かれる。
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この巻のあらすじ
聖女を虐げたという無実の罪で、兄である第一王子に断罪されたイル。 ニヴァーナ国の第二王子でありながら、妾腹ゆえに「ナイナイ王子」と蔑まれてきた彼に、ある日突然、龍人国の王・タイランから政略結婚の申し出が届く。 野蛮と恐れられる龍人、しかも男同士の結婚ーー戸惑いと不安の中でイルは結婚式当日を迎える。 けれど出会ったタイランは、誰よりも優しく、イルに甘く愛を囁いてきてーー?
これは、ひとりぼっちだった王子が真実の愛を知るまでの物語。
この巻のあらすじ
野蛮と恐れられる龍人国へ政略結婚で嫁ぐことになったイル。 結婚相手である黒龍陛下・タイランは、イルに惜しみなく愛を注いでくれる。はじめは彼を信じられずにいたものの、その優しさに触れるうち、次第に心を惹かれていく。だが、何も持たない自分に好かれても迷惑なだけーーそう想いを隠すイルだったが、タイランには恋心さえ見抜かれてしまい…… 「君が好きだ」と求められ、愛される幸せを知ったイルは、その想いを受け入れてーー
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