あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
- 著者
- 汐見夏衛
- イラスト
- pomodorosa、あんよ
- レーベル
- スターツ出版文庫
- 刊行年
- 2016-2020
- 巻数
- 2巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで / BOOK☆WALKER: 1巻まで
- Audible
- 2巻
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、現代の中学生が戦時中の日本へ迷い込み、そこで出会った特攻隊員との交流を軸に進む恋愛小説シリーズです。舞台は70年前の戦時下で、食糧や空襲の不安、若者が戦地へ向かう状況が描かれます。中心人物は、反発心を抱えていた百合と、彼女を助ける彰です。二人の関係を通して、当時の生活や価値観、言葉にしにくい思いが物語の軸になります。シリーズは同じ世界観のもとで、別の人物関係や視点を扱う作品も含み、戦時中の出来事と現在の感情をつなぐ形で広がっています。関連作として『あの星が降る丘で、君とまた出会えたら。』があり、百合をめぐる別の時間軸の物語が描かれます。戦時中の恋と記憶を扱う構成です。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 戦時中へのタイムスリップを軸に、現代の感覚と当時の価値観の差がはっきり伝わる。
- 恋愛のきらめきと戦争の重さが同時に来て、感情を強く揺さぶる。
- 文章は読みやすく、展開も追いやすいので一気読みしやすい。
- 平和や日常のありがたさ、命の重みを考えさせる入口として機能する。
- 恩送りや受け継ぐ思いなど、読後に残るテーマがある。
こんな人におすすめ
- 戦争ものを重くなりすぎずに読みたい人。
- 中高生や、若い世代に勧めやすい作品を探している人。
- 泣ける恋愛要素と歴史テーマの両方を楽しみたい人。
- 読書習慣が少なくても読み進めやすい本を求める人。
- 映画から入って原作を確かめたい人。
人を選ぶポイント
- 先の展開が読みやすく、驚き重視だと物足りない。
- 設定の飛躍や都合のよさが気になる人には引っかかりやすい。
- 文体や会話の年齢感に違和感を覚える場合がある。
- 戦争描写や感動の押し出し方を強く感じる人もいる。
- 史実寄りの本格戦争小説を期待すると軽く見える。
テンポ・読後感
- ひと夏の出来事として進み、全体のテンポは速い。
- すぐに物語へ入れて、読みやすさが前に出る。
- 恋愛は少しずつ距離が縮まる形で、甘さと切なさが混ざる。
- 戦争場面は生々しさがあり、読後は重さと余韻が残る。
- 途中は軽快でも、終盤にかけて感情を強く持っていかれる。
キャラクターへの評価
- 百合は反発心がありつつ、素直で感情の振れ幅が大きい。
- 現代の感覚で「おかしい」と言える存在として印象に残る。
- 彰はまっすぐで、仲間思いで、静かな覚悟が強い。
- 涼は年相応の揺れや嫉妬があり、等身大の少年として見られている。
- 周囲の大人や仲間たちも、それぞれに短い場面で印象を残す。
巻一覧
この巻のあらすじ
親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中2の百合。母親とケンカをして家を飛び出し、目をさますとそこは70年前、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰に助けられ、彼と過ごす日々の中、百合は彰の誠実さと優しさに惹かれていく。しかし、彼は特攻隊員で、ほどなく命を懸けて戦地に飛び立つ運命だったーー。のちに百合は、期せずして彰の本当の想いを知る…。涙なくしては読めない、怒濤のラストは圧巻!
この巻のあらすじ
初めて会ったはずの君に 僕はどうしようもなく惹かれた 中2の涼は転校先の学校で、どこか大人びた同級生・百合と出会う。初めて会うのになぜか懐かしく、ずっと前から知っていたような不思議な感覚。まっすぐで凛とした百合に涼はどんどん惹かれていく。しかし告白を決意した矢先、百合から聞かされたのは、75年前の戦時中にまつわる驚くべき話でーー百合の悲しすぎる過去の恋物語だった。好きな人に、忘れられない過去の恋があったら、それでも思いを貫けますか?愛することの意味を教えてくれる感動作。
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