本シリーズは、出版の現場を通して人間関係が動く二本の恋愛物語を収める。ひとつめは、小さな出版社のギャル雑誌でモデルとして働く桜野ヒカリが、体格の条件から女装で仕事を得てきた事情を抱えたまま、大手出版社の催しに足を運び、経理部の鹿島東吾と関わる話。もうひとつは、十三歳年上の幼馴染で編集長の立脇秀青を長く想い続ける相川碧が、同居生活や見合いの気配を前に行動を起こす話。雑誌編集、経理、パーティー、同棲といった具体的な職場・生活の場面が、登場人物同士の距離を変えていく。玉の輿、押しかけ女房、年の差、幼馴染といった要素が並び、仕事と私情が近い場所で関係が組み立てられる。巻ごとの独立性がありつつ、どちらも出版業界の内部を接点に恋愛が進む構成になっている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 女装モデルという突飛な設定でも、テンポのよさで読み進めやすい。
- 軽快で可愛らしい雰囲気があり、さっくり読める。
- すれ違いが重すぎず、甘さや切なさのバランスが取りやすい。
- イラストの相性がよく、キャラクターの魅力が伝わりやすい。
- スピンオフとしてのつながりを楽しめる。
こんな人におすすめ
- 軽めのBLや少女小説寄りの空気感が好きな人。
- ヘタレ気味の攻めや、可愛い受けの組み合わせが好みの人。
- じっくり重い展開より、テンポ重視で読みたい人。
- シリーズやスピンオフの関連作も追いたい人。
- 絵柄込みで作品世界を楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- 攻めのヘタレさや優柔不断さが気になる場合がある。
- 中盤以降の引っかかりや、もどかしさがストレスになることがある。
- 仕掛けや種明かしが不要に感じられる読み手もいる。
- 既読前提のスピンオフ感があり、元作を知っているとより入りやすい。
- 先の展開を強く求めると、物足りなさが残りやすい。
テンポ・読後感
- 展開は軽快で、回り道が少なく読みやすい。
- 全体の空気は可愛く、甘さと切なさがほどよく混ざる。
- すれ違いは重くなりすぎず、後味は比較的やわらかい。
- ベタな導入でも、勢いでそのまま読ませるタイプ。
- さっぱり読める一方で、終盤は続きが気になる余韻が残る。
キャラクターへの評価
- 受けは可愛さや一途さが印象に残り、健気さが強い。
- 攻めは堅物・俺様っぽさがある一方で、ヘタレさが目立つ。
- 大人のずるさや不器用さが、キャラの弱点として見えやすい。
- 主人公の女装やモデル姿は美人・可愛いと受け止められやすい。
- 脇役や周辺の反応も含めて、キャラの関係性を楽しむ読み方が合う。
巻一覧
この巻のあらすじ
小さな出版社のギャル雑誌で活躍するモデル、桜野ヒカリ。実は男性モデルとしては身長が足りず、女装で仕事を手に入れたのだ。これまでの不運な人生を逆転させようと“玉の輿計画”を立てて、大手出版社のパーティーに出かけたヒカリが、文字通り「ひっかけた」のは、お目当てのカリスマ編集者ではなく、鹿島東吾(かしま とうご)という経理部の男で…!? あさぎり夕が描く、ボーイズ・シンデレラ・ラブ!
この巻のあらすじ
十三歳も年上の幼馴染で、業界でカリスマ編集長といわれる立脇秀青(たてわき しゅうせい)を一途に想い続けてきた相川碧(あいかわ みどり)。幼い頃の約束を信じ、二十歳(はたち)を機に「押しかけ女房計画」を実行するも、せっかく同棲しているというのに秀青は相手にしてくれない。おまけに上司の仲介で見合いをすると知り、いてもたってもいられなくなった碧がとった行動とは!? そして、ついに秀青とベッドを共にした碧だったが…?
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
まだ感想はありません。
