探し物はたぶん嘘
判定なし
基本情報
- 著者
- 大石塔子
- イラスト
- usi
- レーベル
- マイナビ出版ファン文庫
- 刊行年
- 2016
- 巻数
- 1巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで
ジャンル
『探し物はたぶん嘘』は、大学1年の湯川が、少し無愛想な同級生・遠野と黒犬ペッパーに近づいたことをきっかけに、持ち去られたはずの物、見知らぬ少女の行動、奇妙な美青年の存在に向き合う現代青春ミステリー。舞台は大学キャンパスとその周辺で、授業や通院の付き添い、何気ない会話の隙間に違和感が差し込む。湯川と遠野を中心に、人物それぞれの認識のずれや言葉にされない事情をたどり、失われた物の正体と、なぜ「ない」と言い切られるのかを探っていく。小さな目撃と否定から始まる話が、キャンパス内の関係や過去の気配へ広がり、大学生活の中にある持ち物や待ち時間が謎の入口として使われる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 大学生の日常に、嘘や小さな謎が入り込む青春ミステリーとして読める。
- 風景描写や空気感が印象的で、場面の雰囲気づくりがうまい。
- 謎が少しずつつながっていく構成で、後半に向けて読みやすくなる。
- 個性的な登場人物と、黒犬ペッパーの存在が物語をやわらかく支える。
- 会話や言い回しに軽さとユーモアがあり、重すぎない読後感につながる。
こんな人におすすめ
- 爽やかめのミステリーや青春小説が好きな人。
- 事件性よりも人物同士のやりとりや空気感を楽しみたい人。
- 優しい読後感、少し切なくて温かい余韻を求める人。
- 大学生活や若い登場人物の関係性に惹かれる人。
- 犬やマスコット的な存在が物語にいる作品が好きな人。
人を選ぶポイント
- 序盤は謎が多く、話の全体像がつかみにくい。
- すぐに強い盛り上がりを求めると、前半はやや入り込みづらい。
- 仕掛けや設定に不自然さを感じる読み手もいる。
- どんでん返し重視の本格ミステリーを期待すると印象が違う。
- 文章や展開に新人らしさを感じる。
テンポ・読後感
- 前半は謎が積み重なり、じわじわ不穏さが増していく。
- 中盤以降で一気に読み進めやすくなり、流れが見えてくる。
- 全体の空気は軽やかで、ハラハラよりも心地よい緊張感が中心。
- ラストに向けて優しさや爽快感が残る、穏やかな着地。
- 切なさが少し混じるが、読後は明るくやわらかい印象が強い。
キャラクターへの評価
- 湯川くんは素直で好感を持たれやすく、読み終えるころには印象が残る。
- 遠野くんとのやりとりがほほえましく、関係性の温度感が魅力になる。
- 篠原は危うさや行動力が目立ち、物語を動かす存在として見られている。
- 登場人物は個性が強めで、会話の軽さやユーモアと相性がいい。
- 黒犬ペッパーは場をやわらげる存在として好意的に受け止められている。
巻一覧
探し物はたぶん嘘
この巻のあらすじ
疾風のキャンパスに舞うのは謎か噓かー。 人見知り少女×黒犬ペッパーらの、切なくも温かい青春ミステリー!
4月、大学1年の湯川は少し無愛想な同級生・遠野と彼のペットの黒犬・ペッパーと親しくなった。ある日、遠野の通院に付き合い、彼を待っていたとき見知らぬ少女が遠野のトートバッグから何かを持ち去るのを目撃する。 だが、戻ってきた遠野はなくなった物はないと言う。それをきっかけに奇妙な美青年に付きまとわれ、バッグに接触した少女も不可解な行動を起こし始めてー。ふたりが探し求めたものは…? 切なくも温かい青春ミステリー!
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