隣国に制圧された王国の王女・緋奈と、敵国の王子・芦琉を中心に、複数の国と王族が関わる政治劇と恋愛、そして「闇」の力をめぐる物語です。舞台は朱根、黒嶺、紫洞、橙華などの国々が並ぶ架空の王朝世界で、宮殿、地下宮殿、遺跡、宴の席などを行き来しながら、緋奈は人質としての立場と自国の事情の間で動きます。物語は、婚姻や継承、予言、王位争い、救出計画、遺跡の探索を軸に進み、各国の王子や王女、側室候補、敵対者が交錯します。シリーズ全体では、国同士の対立と個人の関係が重なりながら、闇の力の由来と封印の問題へ広がっていきます。完結巻まで収録されています。シリーズ全体は13巻構成です。短編的な巻題が並びますが、いずれも同じ主要人物と国々を軸にした連続した物語として読めます。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 敵国の王子と王女の関係を軸にした、恋愛色の強い王道ファンタジーとして読まれている。
- 美形キャラが多く、逆ハー的な華やかさや“きれいどころ”の多さが印象に残りやすい。
- 伏線や国同士の思惑、王女の秘密など、恋愛だけでなく背景設定の広がりも楽しめる。
- 脇役同士の掛け合いや、周囲の人物の見せ場がある巻は特に評価が上がりやすい。
- 終盤に向けては、緋奈の決意や成長、芦琉との関係の進展を見どころに挙げる声が目立つ。
こんな人におすすめ
- ベタなラブコメファンタジーや敵対関係から始まる恋愛が好きな人。
- 美形キャラが多い作品、逆ハー寄りの雰囲気を楽しみたい人。
- 王族・国同士の対立・秘密のある設定を追うのが好きな人。
- さらっと読める王道展開を求める人。
- キャラ同士の掛け合いや恋愛の進展を重視する人。
人を選ぶポイント
- ヒロインの行動や判断に甘さを感じ、納得しにくい場面がある。
- 展開がご都合主義に見えたり、イベント先行で進んでいる印象を持たれやすい。
- 侵入や捕虜扱いなどの状況が軽く見え、緊張感が弱いと受け取られることがある。
- 伏線回収や心情描写が浅く、物足りなさを感じる読者もいる。
- 挿絵の絵柄やキャラの見た目設定に好みが分かれやすい。
テンポ・読後感
- 物語は読みやすく、王道寄りでテンポは比較的軽め。
- 恋愛場面は甘めだが、巻によっては進展が少なくじれったさが残る。
- 中盤以降は国の事情や伏線が増え、徐々にスケールが広がる。
- 怒涛の展開や急展開が入る巻では、一気に読ませる勢いがある。
- 余韻をもっと欲しい、説明や積み上げをもう少し欲しい。
キャラクターへの評価
- 緋奈は流されやすい、浅はかに見える、成長が見えると評価が割れる。
- 芦琉は強引さと優しさ、年下感や王子らしさのギャップで人気が高い。
- 深波は一途さを買う声がある一方、忠実さや存在感に不満が出やすい。
- 光夜、槐斗、瀬里、冬麻など脇役陣の掛け合いが好評で、印象を支える。
- 朱根・紫洞まわりの人物や新キャラは、巻ごとに好感度が上がりやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
突然現れた隣国・黒嶺(こくれい)軍によって制圧された朱根(あかね)。抵抗する王女・緋奈(ひな)に、黒嶺の王子・芦琉(あしる)は、「許婚は殺さない」と、黒嶺に連行し、宮殿で暮らす事を命じるが…?
この巻のあらすじ
黒嶺の生活に慣れ始めた頃、突然現われた芦琉の側室候補・澪良に、複雑な思いの緋奈。そんな中、面会した紫洞の王子は深波にそっくりだった…! 二人の婚姻に緋奈が抱く不安を、芦琉は強く否定するが…!?
この巻のあらすじ
死んだと思われた父・朱根王を帰す、と伝えてきた隣国・紫洞よりの使者。許婚である黒嶺王子・芦琉の反対を抑え、紫洞との国境に向かった緋奈は、思いがけない人物に身柄を拘束されてしまうが…!?
この巻のあらすじ
深波に捕らわれ、地下宮殿に軟禁された緋奈。人質として利用しようとする雷音に、紫洞王子二人が反対。緋奈に惹かれた彼らの提言で、緋奈は紫洞王宮に賓客として迎えられることに。一方、救出計画を立てる芦琉は…!
この巻のあらすじ
帰国した朱根で、自分への不満の声があることを知る緋奈。が、王宮で幼なじみ・夕輝と再会。喜ぶ緋奈に対し不機嫌顔の芦琉は、さらに紫洞王子求婚の件も知り、婚儀を早めると宣言。が、朱根国内では不穏な動きが…!
この巻のあらすじ
緋奈が「光の王女」だという予言は嘘だった――。芭鉦が放った言葉に衝撃を受けた緋奈は、予言をした占者の弟子を捜しはじめる。その矢先、紫洞の王子・泰芽が朱根にやってきて、「兄を助けてくれ」と言い出して!?
この巻のあらすじ
深波たちによって捕らわれた禮河を助けるために、橙華を訪れた緋奈たち一行。しかし、そこには今や敵となった深波と雷音の姿があった。情報収集のため、宴の席に踊り子に扮して潜入することになった緋奈だったが…!
この巻のあらすじ
神獣との激突から、目覚めない芦琉。悪しき運命を引き寄せる存在と責められながらも、芦琉を救うまでは離れないと覚悟を決める緋奈。占者の示したわずかな可能性を追って、荒れ狂う嵐の海に命がけで挑んでいく――!
この巻のあらすじ
復活した芦琉は、不穏な気配を見せるようになっていた。そこに、祖先から受け継がれた闇の力があると知った緋奈は、鍵を握る紫洞の遺跡に向かう。同じ時、深波と、弟・水稀の立太子式が行われるとの報せが入り…!?
この巻のあらすじ
亡国の王女・緋奈と、攻め込んだ新興国の王太子・芦琉。互いに離れがたい存在になるまでには、涙、笑い、そして、熱い想いがあった――。6つの短編に、シリーズ屈指の謎に迫る特別書き下ろしを収録した豪華短編集!
すべての巻を見る(全13巻)
この巻のあらすじ
黒嶺の王太子・芦琉と、緋奈の弟・水稀の対峙によって現れた闇の炎を止める手立てを探す緋奈たち。一行は、紫洞の遺跡に向かうが、仇敵・雷音が行く手に立ちはだかり――!? 黒嶺と紫洞の戦いに、ついに決着が!!
この巻のあらすじ
紫洞との戦に壮絶な決着をつけた緋奈たちだったが、芦琉がこつ然と姿を消してしまう。闇の力に苦しむ彼の向かった先は祖国・黒嶺。そこで「光の王女」として芦琉と向き合う緋奈に課せられる史上最大の試練とは――!
この巻のあらすじ
「闇」の力に自身を侵食され、苦しむ芦琉は「闇」を封印する最後の手段として、自分の命を奪うよう緋奈に願う。芦琉への愛情と使命の間で激しく葛藤する緋奈が下した究極の決断とは――!? 感動の完結巻!
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