邑を追われた緋桜は、行き場のない竜族の少年・樹來を引き取り、長いあいだ二人きりに近い時間を過ごす。成長した樹來は、育ての親である緋桜への感情を抱えたまま彼女の前に戻り、二人の関係は幼少期とは別の段階へ移る。そこへ、緋桜がセクトゥム國の王女であるという事実と、竜帝國皇太子シルディスの執着が重なり、竜の国同士の立場や伴侶の扱いが前面に出てくる。続巻では、緋桜の帰還をきっかけに周囲の竜たちの思惑が表に出て、個人の感情と国の事情が絡み合う流れが進む。全2巻で、竜族の少年と少女の再接近を軸に、王家と竜の側の利害がぶつかる構成になっている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 竜族や皇太子を含むファンタジー世界の設定に惹かれる。
- 「執愛」「依存」寄りの重めの関係性を期待して読める。
- イラストの印象が強く、装丁込みで手に取りやすい。
- Webで続きが気になって購入する流れがある。
- 舞台や種族まわりの要素に独特の引きがある。
こんな人におすすめ
- 竜族もの、異種族ロマンス、ファンタジーロマンスが好き。
- 俺様系や粘着質なヒーロー、強めの執着表現を求める。
- じれったい関係や障害のある恋愛を楽しめる。
- イラスト重視で作品を選ぶ。
- 設定の面白さを優先して読。
人を選ぶポイント
- 文体や描写が分かりにくく、読みづらさを感じやすい。
- 途中から展開が散らかって、まとまりの弱さが気になる。
- ヒロインとヒーローの性格や感情の揺れが掴みにくい。
- 恋愛の進展や絡みが少なく、物足りなさが残りやすい。
- 皇太子など周辺人物の粘着さや多さが負担になりやすい。
テンポ・読後感
- 序盤は設定に引き込まれやすいが、進むほど失速感が出やすい。
- 重めの執着や不穏さがある一方、感情表現は薄めに受け取られやすい。
- 離れ離れや障害が続き、じれったい空気が強い。
- 物語の流れが追いにくく、モヤモヤが残りやすい。
- ファンタジー色はあるが、細部の違和感が気になりやすい。
キャラクターへの評価
- 緋桜は流されやすい印象から一転して頑なさが目立ち、掴みにくい。
- 樹來は俺様気質や強引さが目立つが、途中でへたれ気味に見られる。
- 皇太子は粘着質で印象が強く、好悪が分かれやすい。
- 周辺キャラの存在感が強く、主役二人が影薄めに感じられる場面がある。
- 一部の脇役は好意的に受け止められている。
巻一覧
この巻のあらすじ
あらぬ疑いによって邑を追われた少女・緋桜。そんな彼女に拾われ、育てられた竜族の少年・樹來。二人は幼いながら、お互いだけを見つめて生きてきたが、緋桜は樹來のためを思い、騙すような形で彼を竜族の仲間のもとに返すことに。やがて時は巡り、大人になった二人は再会を果たす。だが樹來の緋桜への想いは、運命に翻弄され、暗く歪んだ執愛と化していたー愛しているー故に憎まずにはいられない。身も心も灼きつくす激情のファンタジーロマンス!
この巻のあらすじ
かつての行いを許し、己の育てた竜の青年・樹來と愛し合うようになった緋桜。実はセクトゥム國の王女と判明した彼女は、故郷に帰る際、樹來も伴侶として連れていくことに。それでもなお緋桜に執着するのは、竜帝國皇太子・シルディス。彼は嫉妬のあまり、緋桜の出立前日、ついにその牙を剥く。両親である皇帝夫妻、そして多くの竜達をも巻き込んでーだが、その後ろではシルディスすら凌駕する最凶の竜が緋桜を狙っていた!愛する者に激しい執着を見せる竜。緋桜の運命は?そして同じ竜である樹來はー竜達の激情渦巻く美しきファンタジーロマンス、完結!
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